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尤度
Fisher 情報量
ニューロン1個のみのネットワークの場合と同様に、式(
4.23
)のパラメー タに関する1次および2次微分を計算すると以下のようになる。
1次微分
(222)
(223)
ここで、
,
, および,
であ る。これらをまとめて、
と書くことにする。
2次微分
(224)
(225)
(226)
(227)
ただし、
,
, および、
である。
ここで、対数尤度の微分に関する関係
(228)
を用いると、Fisher の情報行列の要素は、
(229)
(230)
(231)
(232)
となる。すなわち、パラメータ
に関係する部分は、入力
の 重み付き相関となり、パラメータ
に関係する部分は、中間層の出力
の重み付き相関となり、パラメータ
と
に関係 する部分は、
と
の重み付き相関となる。
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Takio Kurita 平成14年7月3日