次に、カラー画像の BTC アルゴリズムに関連するブロック内での統計量について考 察する。
ブロック内の色ベクトルの平均ベクトルおよび共分散行列は、それぞれ、式
(6.1)および式(6.2)のようになる。また、ブロック内の各
画素が2つのクラスに分類された後の各クラスの平均ベクトルは、式
(6.7)および式(6.8)のようになる。このとき、これ
らの平均ベクトル間には関係
平均クラス内共分散行列および平均クラス間共分散行列は、それぞれ、
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これらの統計量を用いると、復元されたブロックの色の平均ベクトルは、
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また、符号化の前と後の平均2乗誤差は、
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