松江城に汗だくになって上ってはみたものの、やはり入場料なるものにびびった僕たちは、さっさと城を後にして大手前方面に向け降りてゆきました。
 
 

   

現在松江城の回りは復元工事の最中で当分かかりそうな雰囲気です。
で、僕達はさっき堀川の船の中から見えた「カラコロ広場」と「カラコロ館」なるものを目指してさらに進みました。

もともとは「日本銀行松江支店」の建物だったというこの「カラコロ館」。
 

   中庭にはアクセサリーショップやお土産を扱っている店などが入っています。軽食も可能で、僕達はめずらしい「ごまソフトクリーム」にありついたのでした。


建物の中はこんな感じで、喫茶店のほかに和菓子を実演販売していたり、また2階から上には同じくアクセサリーのコーナーやカルチャーセンターもありました。地下はかつての「金庫」が展示スペースとして使われており、日本全国の「日銀」の建物の写真が展示されていました。
 

   
その後、先ほどの堀川水郷めぐりの「一日券」を使って「カラコロ広場」発着場から乗船。ふたたび「松江堀川ふれあい広場」まで船にゆられて帰ったのでした。普段は乗用車でさっさと通過してしまうこの距離も堀川の川面からながめると時間がゆっくり過ぎてゆき、とても穏やかな気持ちになりました。






そういえば、この旅行のHPの最初にある「後姿のレリーフ」はこの「カラコロ広場」にあります。「小泉八雲」の後姿なのだそうです。