京都まわり道〜三千院



 
 
 

初秋の京都。今回は大原「三千院」を尋ねました。平成12年秋。地球温暖化の影響か、とっくに紅葉を迎えてもおかしくないこの時期に、京都の山々はまだ見頃を迎えていません。

紅葉にはあと2,3週間先でしょうか?そんな季節の「大原」です。
 
 

        





京都駅からバスに乗り揺られること4,50分。市内は暖かだったけど、さすがに山間部、息が白くなります。行楽シーズンだけあって、観光客も大勢。バスの終点から坂道を登って、しばらく行くと「三千院」門跡が見えてきます。

途中、感じの良い小物屋があったので、お土産にハンカチと携帯ストラップを買いました。
 
 





三千院の奥には「観音堂」があります。ここの敷地内には休憩所があってここでしかいただけない「お茶」を休憩所の人が振舞ってくれますが、そのおばちゃんの「口上」がなかなかユニーク。

「お待たせして、すみませんねえ。お詫びに(金粉)いっぱい入れてあげますからね。」
「美味しいお茶でしょ?日記に書いておいてねー。」

(注:京都弁です。)

ここの石庭にはこんなものもありました。春にはきっと見事な花をつけるのでしょう。
 
 

        




観音堂を後にして、門跡近くまで帰ってくると杉木立と苔と椛の美しい「往生極楽院」があります。やはりカレンダーやポスターになりそうな美しい景色にカメラマンが大勢シャッターを切っていました。
 
 




ここの苔庭の随所に「石地蔵」が安置されていました。観光案内のポスターにもなっているそうです。