三千院門跡から右手奥に進むと「宝泉院」があります。





ここ内部は撮影禁止なので、写真はありませんが、話によると「関ヶ原の合戦」で敗れた数百名の武将達が伏見城の中で自刃したらしいのですが、その時の亡骸が置かれていた「床板」を武将達の霊を慰めるために、そのままここの寺の天井に使用しているそうで、実際見てみると「血痕痕」や「人型」がくっきり浮かんでいました。説明によるとその中には武将の無念をあらわす恐ろしい形相をしたものもあるとか・・・。一度ごらんください。
 


      



さて、大原地区を後に再びバスに揺られて一路京都市内に。初日はここまででした。宿泊したのはしないの「サウナ」なかなか出来ない体験をしました。結構賑わってましたよー。

で、翌日は今回の旅のもうひとつの目的地。「清水寺」。
ここは過去に何度か来ていますが、今回は三十三年に一度の「御本尊開帳」の年。今回を逃すと次回は平成45年?
 

    
 

朝が早かったせいもあって、「二年坂」「三年坂」と歩きながらも人の姿もまばら。途中のお土産やもまだ閉まっていたけど、こんな可愛い置物が飾ってありました。

が、しかし甘かったと思うのは清水寺に着いてから。もう、バスツアーの団体や修学旅行生でごったがえしておりました。
 


      





平成12年3月3日〜12月3日までの間、御本尊は開帳されました。また、同時期に「清水寺成就院」の庭園も開放されており、普段は見ることのなかなか出来ない国の「名勝」を堪能しました。この庭園の説明を聞いている時偶然「青鷺」が舞い降りてきて「もののあわれ」を実感しました。うーん・・。よかった・・・。