数年前になるのだが、ミャンマーの首都に設置されたネピドー空港をよく利用していた。

なかなか特別な空港だった。

場所が首都にあるんだから、たぶん、政府の要人が利用しているのであろう。パッと見、偉そうの人がたくさんいた空港だった。

ただし、それ以外の利用客が、いない。にもかかわらず。にもかかわらず、ロビーを広大に作っちゃったもんだから、人の影などほとんどない。

で、この空港のすごいところは、人気（ひとけ）がないとは別にある。空港ラウンジをバンコク航空利用者全員に開放していたのである！

で、空港ラウンジでは、飲み物とか、食べ物とかがふるまわれていた。お酒が提供されていたかは定かではないのだけれども（お酒を飲まないのでチェックしていなかった）。

今までの人生の中で、ネピドー空港以外で、無料でラウンジを開放してくれている空港はなかったな。

アディオス