ラジオに出させていただいた。
東広島FMの「本っておもしろい」という番組で、最近出版した
<正義>の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
の紹介のためだ。
結構、われながら上手に話を進めることができた。あの行までは……
どうしてかわからない。記憶があいまいなのだ。多分、防衛反応が記憶を消し去ろうとしているのだろう。さもないと、自我が崩壊しかねない。
私は、ラジオに向かって、なぜか、日本国憲法の話をしてた。日本国憲法第二十五条、つまり、健康で文化的な最低限度の生活だ。
で、さらに訳が分からないけれど、
「ですから、ネコにもですね。健康で文化的な最低限度の生活が必要だということです」
とラジオで話していた。話しながら、「支離に滅裂している」と感じながら……
聞き手の方が、
「まぁ」
と、聞き流してくれたので、その場は過ぎ去ったと思われるが、聞き流されただけで、リスナーも驚かれたことだろう。
聞き手の方も驚いたことだろう。
ああ、あなたにも聞かせてあげたかった。
日本国憲法の行の真意は、
『動物たちも、彼らの生命・生活を全うしたいと思っているはず。それを妨げることなど誰もできないと思います』
です。
アディオス