件名 英語による講義の提供に関するお願い

広島大には、英語を使って学生を教育する学科があって、IGSって言うんだけど、実は私はIGSの教員だ。

で、先日IGSの宣伝をかねて、10分以下のミニ講義を世界に発信しようということが決まった。

「世界に向かって配信なんて、ナンカすごい響きがする」

と思った私は、我先にと講義を提供することにした。

で、出来上がった講義が世界に向かって配信されているんだけれども、当然、“世界”には今、これを読んでいるあなたも含まれているので、あなたも配信先であり、だからこそ見て欲しいと心底思っている。

で、こちらがそのミニ講義の入り口です(赤字をクリックすると、入り口にジャンプします)。

今日は特別に、このビデオの作成秘話、ビハインドザシーンを語ってみようと思っている。

自己紹介もかねているビデオだ。なんか、“自分らしさ”的なものを前面に押し出すべきなんじゃなかろうかと考えた私は、その自分らしさを講義のコンテンツに求めるのではなく、コスチュームに求めたのだった。

つまり、第一歩目から失考。

失考ではあるものの、それをグッドアイデアだと思い込んでしまった私は、コスチュームプレイでビデオに臨むこととした。

私はフィールドワーカーだ。熱帯ジャングルのフィールドワーカーだ。だから、世間の人がイメージするだろう、“探検家”のコスプレでビデオ撮影に挑むことにした。

ワードローブを見ると、難なく探検家っぽいコスチュームを見つけることができた。さすが、フィールドワーカー!!

25年位前、シンガポールで一度紛失した帽子。一生懸命探して、街のゴミ箱に捨てられていたところを発見、再開したいわくのあるヤツ。

ミャンマー調査で使用したサファリパンツ。やっぱり探検家は、短パンだと思う!!ただ、ミャンマーでは、短パンがあだとなり、川をジャブジャブ横切った際、私の足はヒルの餌食となった。リアル、“スタンドバイミー”。今でもトラウマです。

そして、防虫効果を持つ、フォックスファイヤーのシャツ(赤字をクリックすると、関連記事にジャンプします)。

首にスカーフ的なものを巻いて、さらに演出効果を高めようと思ったが、流石にスカーフを首に巻いたことなど、今までの人生で一度もなかったので、それはよしておいた。

変わりに、補虫網を片手に、講義をすることにした。虫、スタジオにいないんだけどね。

で、コスプレをして撮影に挑んだのだが、撮影は、広島大学には撮影スタジオと撮影をしてくれる部署があるからしく、スタジオにて、撮影担当者が撮影してくれた。ありがとうございます。

担当者は、私のコスプレを見て一瞬「ぎょっ」としたけれども、たぶん、あまり係わり合いを持ちたくなかったのだろう、挨拶もほどほどに、さっさと撮影に入ることとなった。

で、たち位置を調整しているとき、ある重大な事実が判明した。

フレームインするのは、腰から上の部分だけ!!!

せっかくのサファリパンツが映る機会がまったくなかったのだ!!
どうぞ皆様、サファリパンツを召していることを想像しながらビデオを見てやってください。

で、撮影のほうは、一発取り。取り直しをすることなく終了した。さすが、私。

ということで、改めてのお願い。

IGSの10分以下のミニ講義を見て、コスプレを愉しんでください。こちらがミニ講義の入り口です(赤字をクリックすると、入り口にジャンプします)。

アディオス

2020年09月23日