フィールドワークに出た時のことでございます。
山のふもとの川沿いに、それはそれは大きな給水車が止まっているではありませんか。
その給水車は給水しているのではなく、川から取水しているように見えました。
車のボディには、「酔心」と、その隣に「ブナのしずく」の文字が書かれておりました。
広島で、酔心といえば、
「ここは~ここは~酔心~♪」
でおなじみの釜めしの酔心。私の認識では、料亭酔心は三原に本店があり、その支部が広島市内に店を出しているという構造。
で、その酔心がなぜ給水車を走らせているのか? ブナのしずくは何なのか?すべてが謎だった。
で、フィールドワークから戻り、早速ググってみた。すると、驚愕の事実が判明した。
まず、関係があると思い込んでいた三原の酔心と、広島市にある酔心は多分、全くの別物だった。関連性を示す証拠が見つからないのだ!!!
となると、料亭酔心のほうは行ったこともあるので、なんとなくわかるんだけど、三原の酔心って?とリサーチを進めてみたら、なんとそれは蔵元だった。
で、造り酒屋のほうの三原の酔心を調べると、その商品の中に、
「ブナのしずく」
があるではありませんか!
で、ブナのしずくの口上を読むと、
~こくと、まろやかさの饗宴~ ブナの原生林より湧き出る超軟水を100%使用して醸し上げた純米酒。
酔心HP(http://e-suishin.net/shopbrand/ct19/)より引用
だと。
超軟水!? 超軟水がなんだか知らないけど、あの水、そんなにすごいんだ!
今まで何の注意も払われず、ただそこを流れていただけの水の流れが、私の中で急に価値を帯びだした。
で、次回のフィールドワークでは水をくみ取り、それでコーヒーでも入れちゃろうと思っておる。ちなみに、私は下戸。ブナのしずくのほうは、飲みたくても飲めない。誰か、興味のある人は、ブナのしずくを是非、飲んでくださいませ。
アディオス