件名 野外調査心得 水俣(6)

チシャノキ?

カキノキダマシ(チシャノキ)だろうか?
森でばったり出くわした大木の前で考え込む。

チシャノキはあまり出くわすことがないから、しっかりと覚えてはいないんだけど、確かこんな葉だったはず。

しかし、幹の色が解せない。私のイメージではチシャノキは、白く、縦にはがれる幹だった……はず。

でも、この木の幹は黒い。

幹の感じがなぁ……としばし悩んでいると。

そもそも、“ダマし”のほうじゃなく、カキそのものの仲間じゃないの? とやっと気が付いた。カキの仲間の幹は黒くなりがち。

じゃあ、マメガキか、と、一件落着。

幹直径50cmはあろうかとう、なかなか立派なマメガキ。

アディオス

2020年12月21日