娘と美術館に行った、
広島県立美術館。
縮景園の隣にあるやつ。
どうやら娘は学校の宿題で特別展の感想を書かないといけないらしく、そのリサーチのため。
で、その特別展というのは、リヒテンシュタイン展。
……なんか、どっかで見た記憶がある展覧会。
過去の展覧会チケットを漁ると、2012年で国立新美術館でやっていた。
リヒテンシュタインの宝は、常に世界ツアーをやっておるのかね?
で、こういうものは解説があったほうが見やすいと思い、娘にうんちくを語りながら絵画鑑賞をしていたのだが、途中で娘が
「少し黙ってほしい」
と要求する。うるさくて集中できないという。よく見ると、生意気に怒っている。
「いや、こういうのは的確な解説を聞きながら見る方が絶対ためになるって」
と反論するも、すぐさに、
「パパの解説は全くあてにならない。なぜならば、毎週日曜日の昼下がりに見ている『なんでも鑑定団』でのパパの予想金額が当たったためしがないから。パパには美的センスがない」
と、理由とともにはっきり言いよった。
それっきり、わたしは全く解説をしなかった。
帰り、1階のショップで二人でアイスクリームを食べて、家に帰った。
アディオス
2012年に国立新美術館でやっていたリヒテンシュタイン展の図録とか