で、1月7日。
アレルギー検査を受けに広大病院に再訪。
まずは、かねてから不審に思っていたことを聞く。
「私は本当にアナフィラキシーショックだったのでしょうか? アナフィラキシーショックって、けっこうエグ目のあれじゃないでしょうか?」
すると、先生は
「典型的。これ以上ないくらいのアナフィラキシーショックですね」
と言う。
残念。ということはやはり、アレルギーの恐怖と今後の人生を歩んでいかないといけないのか……
、と考えると途端に不安になる。
今回はたまたま自宅にいて、家族が同居している状況でのショックであったが、出張中、とくに海外出張中でショックが出てしまったらとんでもないことになりそうな気がしないでもない。
海外出張だらけだし、行先は山の中だしなぁ......
で、うじうじしていてもしょうがないのでアレルギーの原因探しが重要になるのだが、アレルギーの検査には三種類あるらしくって
1 血液検査
2 疑われる物質を肌の上に置いて、何が起こるか観察
3 実食
らしい。
そして、2の肌の上に置く食材は、自分で病院にもってくる必要があるという。
で、実食の場合は入院を伴うという。
ということで、とりあえず今できる血液検査をすることにした。
で、検査項目選びなんだけど、アレルギーの容疑者はその晩に食べたものなんだろうけど、その中に真犯人がいるはずなんだけど、それは多様で、かつ、医師から、
「ベルガモット…を食べるの? アールグレイじゃなくて?」
「フィンガーライム…って?」
「セルフィーユ......の根?」
と言われるものが並んでいた。
その日だけのエピキュリアンだったの。
で、カラスミとかセルフィーユの根とかは検査項目にないがため、カニやらエビやらイカやらの一般的な検査項目を選んで検査をすることにした。
で、結果が出るのは2週間後。予約を取って病院を後にするのだが、会計で驚愕の事実が判明。
年末年始を挟んだため、入院治療費の計算が出ていなかったのだが、それがはじき出されていたのだ。
金額を見て青ざめる。
救急救命にお泊りすると、こんなにすごいことになるのですね……
2022年は、もう笑えないかもしれない。
アディオス