件名 健康管理に関するお願い

先週の木曜日の午前中だった。その時も3時間の講義を行っていた。

ただ、その日は得体の知れないものが、半端ない密度で空気中に浮遊していた。結果として、私の鼻はコントロールを失い、ダダ漏れになっていた。

ダダ漏れになったとしても、 漏れそうなタイミングで鼻をすするなり、鼻をかめばいい。これができればいいのだけれども、講義で話をしているものですから、ブレスのタイミングを鼻の漏れそうなタイミングに合わせることができない。そうすると当然だが、自分の意志とは裏腹に、鼻が鼻からダダ漏れることになる。

これは、講師、受講生両者にとって不幸であり、私にとっては鼻が止まらないのが不快であるのはあたりまえだけど、学生のほうはもっとアレで、アラフィフの親父が鼻を垂らすのを3時間見つめ続けなければならない地獄。講義終了時にできる限り丁寧に謝罪したのだが、伝わっただろうか? 不安が残るところではある。嫌がらせではないのだ。信じてくれ。コントロールできなかったんだ。

で、講義の次の日の金曜日に病院に駆け込んだ。どうして講義が終わり次第駆け込まなかったとというと、木曜日の午後はほとんどの病院が休診だから。いじわる。

白状すると、アレルギーで病院のお世話になるのはこれが初めてではない。確か去年にも同じ症状で病院に行ったような気がする。確か…… 

通院の途中で、というか、たった一度だけ病院に行って、その後治療をほったらかしにしてしまっていた。だから、今更病院に行くのはバツが悪かった。とはいえ、事態が事態だから仕方がない。鼻の栓を閉じてもらわなくては何ともならない。

病院に着くと意外。お医者さんは別に怒っている風には見えなくって、普通に迎えてくれた。それで、私のカルテを見ながら、やや驚いた顔をしながら、こう言った。

「山田さんはどうやらこの時期にアレルギーがひどくなるようですね。去年のちょうど今日に、病院に来ていますよ!」

なるほど、カルテの日付を見ると、今日とまるで同じ。違うのは2018年のところ。この時期に空気中に増加する何者かが、私を困らしているらしい。

で、先生は、治療が始まるや否や、例のものを取り出した…… やはり、例のものを使うのか…… おおよそ予想はしていたものの、“いざ”となるとやはりうろたえるものである。

…… 果たして、“例のもの”とは何だろうか?続きは明日! こうご期待!

アディオス!

2019年05月28日