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カタリエヌモノ

** 2015.09の カタリエヌモノ **

 ++ 15.09.01 (tue) ++ 



私の研究は
世の中のためにも
私の評価のためにも
意味をなさないものばかりなので
自分がやりたいと思ったことを
ただただコツコツと
日々代わり映えもなく
続けていく。

 ++ 15.09.02 (wed) ++ 



私の論文について,掲載誌ごとにその数を集計すると次のようになります。

日本教育工学会論文誌 5
認知科学 4
読書科学 4
認知心理学研究 2
基礎心理学研究 2
日本ロボット学会誌 1
乳幼児教育学研究 1
歯界展望 1

思ったよりも教育工学会にお世話になっているようで,自分でも驚きました(笑)。
(とはいえ,教育工学会論文誌での第1著者の論文は2本だけなんですけど。)

同時に,思ったより「○○心理学研究」に書いてないことに気付きました。
(しかも基礎心は2本とも英語だし。)

心理学者っぽく見られるために,もう少し投稿先を考えた方が良い気がしてきました。

 ++ 15.09.03 (thu) ++ 



私の論文(*1)について,どの立場で著者となっているのかを集計してみました。

単著,第1著者 11
ラストオーサー 5
そのほか 4

業績20本中16本が中心的に関与したもの,つまり,自分で書いたか指導したか,です。
もう少し協業的な研究が多くてもいい気がします。

−−−−−−−−
(*1)紀要は外しています。

 ++ 15.09.08 (tue) ++ 



世の中の評価基準に自分を合わせる気は(ほとんど)ない。

 ++ 15.09.09 (wed) ++ 



研究室のエアコンが壊れました。
突然「バシューーーーーーーーーーーッ」といって熱風を吐くようになりました。

私が着任する前からあったもので,かなり茶色く変色したオンボロです。
早く交換すべきだったのですが,研究費に余裕がなく(*1),無理でした。

研究室が4階なため,交換にはエアコン本体の価格に加え,高所作業費がかかります。
また,エアコン設置後耐震補強の支柱が取り付けられたため,窓から室外機を出し入れできなくなってしまっています(*2)。
そのため,はめ殺しの窓を外して設置作業をしなければならず,さらに費用がかさむようです。
(加えて,この設置作業のために棚や机を動かさなければならず面倒です。)

今年は研究費が減ったこともあり,いくつかのプロジェクトを停止して節約に努めてきたのですが,一気に赤字です。

−−−−−−−−
(*1)本学では,研究室内のものは施設設備費ではなく教育研究費で修繕しなければなりません。
(*2)たぶん何も考えずに色々と工事してるんだと思います。

 ++ 15.09.10 (thu) ++ 



本学では研究室内は個人研究費で営繕しなければなりません。

そのため,私の研究室は,
・カナブン大の虫が侵入してくるサッシ窓
・つまづきそうになるはがれた床タイル
といったものはそのまま放置されています。

お金に余裕があればもう少しマシな研究室に住みたいです。

 ++ 15.09.14 (mon) ++ 



大昔,元指導教員に言われたこと(*1)を思い出して,それが達成できているか考えてみました。

「35歳で単著・第1著者の論文を5本」
というのは,一応当時9本あったのでクリアしていました。
実際,今の所属に移動できました。

「40歳で審査付きの論文を15本」
というのは,現在20本ですのでクリアしています。
ただ,クリアしたところで特に意味はない気がします。

その最大の理由は,この話が約10年前のことだからです。
現在では,おそらくこんな本数では箸にも棒にもかかりません。

とはいえ,悔しいので40までに単著・第1著者で15本を目指そうと思います(笑)。

−−−−−−−−
(*1)「06.03.13」参照。

 ++ 15.09.15 (tue) ++ 



昨日の話って,要するに,
 院生生活5年の内で少なくとも2,3本は審査論文を書いているはずだから,
 就職してもそのペースを落とさず研究し続ければ35で5本
 40で7,8本の単著・第1著者の論文と,
 共同研究で同数くらいは書いてるよね,
ってことなんだろうと思います。

通常,大学教員は,年齢を重ねるごとに忙しくなります。
そう考えると,ペースを落とさず論文を出し続けるということは,相対的に研究者としての実力が高くなっていることを示しています。

今の平均的な研究者のレベルからすると私の業績は物足りないものなのでしょうが,元指導教員の私の実力の見立てはおおよそ正しかったのだろうと思います。
そして,今後も少しずつその見立てを上回っていきたいです。

 ++ 15.09.16 (wed) ++ 



私の論文で,
普通の人が読みそうなヤツは
大体適当に書いたヤツだから,
いつの日か,若手とかに
「先生の論文,読みました」
的なことを言われることがあっても
「あー…(あれ,3日で書いたんだよね)」
って感じにしかならないと思う。

 ++ 15.09.17 (thu) ++ 



15〜18日までの4日間は基礎実習(いわゆる観察実習)のコーディネーターとして附属高校で働いていました(います)。
来週22〜24日は日本心理学会等で研究室を不在にします。
そのため,次の更新は25日(金)になるだろうと思います。

 ++ 15.09.25 (fri) ++ 



助成金の申請書を出しました。

今年度6つ目(*1)の申請です。
#新たなテーマです。

−−−−−−−−
(*1)
 1つ目(テーマA1):「15.05.11」「15.08.04
 2つ目(テーマA1):「15.06.16
 3つ目(テーマB):「15.06.22」「15.08.19
 4つ目(テーマA1):「15.07.01」「15.07.13
 5つ目(テーマA2):「15.07.24

 ++ 15.09.28 (mon) ++ 



質の低い組織では賢く優秀な人はリーダになるのを避ける。
そして権威主義なだけの人がリーダーになり,さらに組織の質を下げる。

 ++ 15.09.29 (tue) ++ 



長生きしろよと言ってもらえる人間になりたい。

 ++ 15.09.30 (wed) ++ 



投稿していた論文(*1)の結果が返ってきました。
修正再審査でした。

なかなかに骨なコメントがありますが,頑張って応えたいと思います。

−−−−−−−−
(*1)「15.08.31」参照。

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