Dr. Discher (Salzburg University) の講演会を開催しました
2019年4月4日(木)に、原医研セミナーおよびフェニックスプログラムセミナーの共催として、Salzburg University (Austria) のMichael Discher博士をお招きし、「New methods for retrospective dosimetry in a radiological accident: use of mobile phones(被ばく事故時に有効な遡及的線量評価の新しい手法:スマートフォンの利用)」をテーマにセミナーを開催しました。保田教授による開会挨拶に続き、Discher先生から遡及的線量評価の概要とスマートフォンの部品(特にガラス)を用いた線量測定法について分かり易くお話いただきました。講演に続き、本学の大学院生や学内外の研究者との活発な質疑応答が行われ、緊急時の線量評価について理解を深めるための非常に有益な機会となりました。