ただいま読書中(近況一言報告)
2000年2月
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2000年3月分
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2000.02.29
- あいかわらず忙しく実験している。ところで先週、絶対に増えるはずのPCRを3回やって3回失敗したんだけど、なにせポジティヴ・コントロールも増えない(ていうか実験自体がほとんどポジコン、というかんじの実験なのだが)ので、酵素をTaqからKODに変えてみたら、簡単に増えた。Taqがへたっていたのかな? 原因究明が必要だが、今は時間がないので後回しにして、とりあえずKODでやってしまうことにする。
- 道原版『銀河英雄伝説』は、ようやく(とか言っちゃいけないけど)キルヒアイスが死んで、ひとくぎり。しかし、このマンガちゃんと終わるのかな?
2000.02.28
- 別冊宝島『お宝コミックランキング』購入。冬野さほのマーガレット時代のコミックス(『"hello, hello"』、『うそつきサマー』)は、やはりレアものらしい。探してもなかなか見つからないわけだ。『うそつきサマー』を見つけられたのは幸運だったのね。『野望の王国』も手に入りにくいのか。万歩書店には在庫があったけど。
- 『銀河英雄伝説』11(道原かつみ&田中芳樹)購入。
2000.02.27
- 洗濯して掃除して買い物に行って帰ったら、もう夕方。晩飯の支度をしていたら、もう夜。
- 古本屋に行くが探していた本は見つからず、『アンドロメダ・ストーリーズ』1〜3(竹宮恵子)を買って帰る。
- 夜、NHKで『史上最大の作戦』をやっていたので、途中までみる。続きはビデオで。
2000.02.26
- 『マンガ夜話』vol.7購入。今回は『ナニワ金融道』、『ぼくんち』、『カイジ』が取り上げられている。
- 久しぶりに電子ジャーナルをいろいろとブラウズしていたら、"Trends in Ecology and Evolution"という雑誌に、今の仕事に関係した面白いレヴューが載っているのを発見した。それは良いのだけど、進化生物学のメイリングリストEVOLVEで、よく「TREE」という雑誌が引用されているのを目にしていて、何の雑誌だろう、TREEだから系統学関係の雑誌かな、なんて思っていたのだけど、なんと意外なことに、"Trends in Ecology and Evolution"の略だったのね。(略しすぎ。)いままでそんなこと思いつきもしなかったよ。(まあ確かにWebcatで「TREE」で検索すると出てはくるんだけど。)
- 『ベル・エポック』9(逢阪みえこ)、『アガルタ』4(松本嵩春)、『EDEN』4(遠藤浩輝)、『天上天下』4(大暮維人)購入。『ベル・エポック』は意外な展開。「仕事と育児」系の話になっていくのだろうか? だとしたら、ちょっと面白そう。
2000.02.25
- 異形コレクション15『宇宙生物ゾーン』(井上雅彦監修)購入。
2000.02.24
- 増井禎夫先生(トロント大学名誉教授)のセミナーを聴く。増井先生は3ヶ月ほど広島大学理学部に招かれて、研究をしておられる。セミナーの中味はMPF(Maturation Promoting Factor)の話、CSF(Cytostatic Factor)の話など。この辺の話は分生物学を勉強した者なら教科書的には知っているわけだが、本人から研究の経緯を追って話していただくと、やはり迫力があって面白い。増井先生はトロント大学で教授になられてからも(そして今も)自分で手を動かして実験をされているとのこと。これだけ大きな業績をあげてなおかつ、オーガナイザー的な立場に退いてしまうことなく実験を続けているというのは、やはりすごいことだと思う。そのようでありたいと思っている研究者は多くいるとは思うのだが、日本の大学の現状ではなかなか厳しいだろう。
- ようやく2月の忙しい時期もほぼ終わって、実験に集中できる期間がしばらく続く。これからやるべき実験の計画をいろいろと考える。
- BSマンガ夜話の放送予定が決まったということなのでメモ。
3月6日(月)24:00〜25:00
「がきデカ」山上たつひこ
ゲスト:濱田マリ(タレント)・呉智英(評論家)
7日(火)24:00〜25:00
「アストロ球団」原作:遠崎史朗 作画:中島徳博
ゲスト:伊集院光(タレント)・山田五郎(雑誌編集者)
8日(水)24:00〜25:00
「肉弾時代」宮谷一彦
ゲスト:村上知彦(漫画評論家)
9日(木)24:40〜25:40
「隠陽師」岡野玲子 原作・夢枕獏
ゲスト:萩尾望都(漫画家)・夢枕獏(作家)
「がきデカ」「アストロ球団」はすごく楽しみ。宮谷一彦っていうのはずいぶん渋いけど、このマンガって、いま手に入るのかな? 入るなら読んでみたいけど。(と思って検索してみたら、太田出版から最近出ていた。)あと、すごいのは「隠陽師」の回のゲストに萩尾望都、っていうところですか。どういう話をするのか、楽しみ。
で、この放送の前に再放送もあるとのこと。
2月28日(月)深夜25時
「櫻の園」吉田秋生(96年8月27日放送分)
2月29日(火)深夜25時
「わたしは真悟 」楳図かずお(97年5月28日放送分)
3月1日(水) 深夜25時
「巨人の星」梶原一騎・川崎のぼる(97年9月22日放送分)
3月2日(木) 深夜26時05分
「寄生獣」岩明均(98年5月27日放送分)
「櫻の園」の回は視ていないと思うので、こちらも見のがせない。
2000.02.23
- 生命科学セミナーで仕事の話をした。ツメガエル属に存在する反復配列の話を、進化がらみで、1時間くらい。まあまあ満足のいく出来だった。ただOHPで話をした経験がほとんどないので(生物学系は最近までスライドが優勢だったのだ)ちょっと苦労した。上下逆に写してしまったり。
この研究、最近はじめたばかりで、今までやってきたこととテクニック的には同じ(分子生物学だからね)だけど分野はだいぶ違っているので、勉強が大変だ。自分では面白いと思っているんだけど、他の人が聴いて面白い話なのかどうかは、まだよく分からない。まあこれからの努力次第か。
しかしセミナーが終わって、だいぶ気が楽になった。
- 岩波の「思考のフロンティア」から2冊、『記憶/物語』(岡真理)、『身体/生命』(市野川容孝)を購入。
2000.02.22
- セミナー(明日)の準備はおおむね終了。
- 『食材魚貝大百科3 イカタコ類ほか|魚類』購入。クラゲ、ホヤ、ウニ、ナマコ、イソギンチャク、アメフラシ、ホシムシ、シャミセンガイなどはこの巻ですので、お好きな方は要チェック。
2000.02.21
- 『マンガは哲学する』(永井均)購入。取り上げられているマンガはそれなりに定評のある、いろんな場で語り尽くされた感のあるマンガが多いのだが、永井均がそれをどう料理しているのか、興味がもたれるところだ。
2000.02.20
- 『仮面ライダークウガ』(やおいライダー?)を観た。みるのは先週に続いて2度め。なかなか良く出来ていて面白い。しかし敵役の連中が訳の分からない言葉で喋っているので、彼らが何をやりたいのかさっぱり分からない。まあそれも面白い演出だとは思うのだけど、ずっとあのままで行くつもりなのかなあ?
- 午ごろから食料とマンガの買い出しに行って、午後はラグビーを観ながらセミナーの準備。
- 『幼い恋』(橋本みつる)、『THE DAY』(山脇公一&武本サブロー)、『不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません』(宮嶋茂樹)購入。
2000.02.19
- 小島麻由美のライブ・アルバム『ソングス・フォー・ジェントルメン』購入。椎名林檎と比べて語られることの多い小島麻由美だが、僕は断然、小島派だ。
- 山下達郎の『On the Street Corner』1、2を購入。3の発売に合わせて1、2も再発売されたのは知っていたのだが、アナログ版を持っている(プレイヤーがないので実家に置いてある)ので買おうとは思っていなかった。しかし、それぞれボーナストラックが入っているという話を聞いて、やっぱり買おうと思った次第。やっぱり手元に置いておきたいし。
- 『はじめの一歩』51(森川ジョージ)購入。
2000.02.18
- セミナーの準備、実験、その合間をぬって岡野先生の最終講義と退官記念の茶話会に出席、ということで目が回るように忙しい。
- 広島大学の全学のネットワークが外部からのクラッキングを受けているらしい。この忙しい時期に迷惑な話だ。
2000.02.17
- 卒論発表会。これで発表会関係はほぼ終わり。しかし最終講義、各種セミナーなど、今週から来週にかけてはまだまだスケジュールが詰まっている。
- ていうか、自分がしゃべるセミナーが差し迫っているわけなんですが(来週)。
2000.02.16
- 先週は金曜日が休日で、おまけに日曜日に休んでいないせいか、曜日の感覚がおかしい。水曜日なのに、もう週末のような気分。(疲れが溜っている?)
- よく読みに行っているミステリ/SF方面の読書系サイトのあちこちで北村薫話が盛り上がっている。楽しく読んでいるのだが、けっこう否定的な意見が多いことに驚く。肯定的な人でも手放しで褒めているのではなく歯切れが悪いかんじ。僕自身も否定的なんだけど、世間ではもっと肯定的に受け入れられているものと思っていたのでちょっと意外だ。(まあ僕が読みに行っているような所が「世間」一般とはだいぶ違う性向をもっているということかもしれないが。)
- 『現代思想』臨時増刊『現代思想のキーワード』購入。
- 「クローズアップ現代」で『ピーナッツ』のシュルツ氏の追悼番組。しかし『ピーナッツ』を読んで家族の大切さを知っただの生きる勇気がわいてきただのという話ばっかりで、なんか違うなあという感じ。そんな教訓臭い話じゃなくて、マンガの面白さの部分をもっと分析して欲しかった。でもまあ、「BSマンガ夜話」じゃなくて「クローズアップ現代」だから、仕方ないか。
2000.02.15
- 修論発表会。
- 同居人の誕生日なので、ケーキを買って帰る。
2000.02.14
- 『ルパン三世Y』(山上正月&モンキー・パンチ)購入。
2000.02.13
- 卒論発表会で日曜出勤。卒論発表会がなぜ日曜日にあるのかというと、最初は土曜日の予定だったらしいのだが、「3連休の中日にはやって欲しくない、せめて2連休を残してほしい」という意見が教官から出たためらしい。僕は土曜日に休む習慣はないので(実験系の人は大抵そうでしょう)、迷惑な話だなあと思った。
- 『20世紀少年』1(浦沢直樹)購入。
- 『豹頭王の誕生』(栗本薫)読了。ケイロニア、パロ、モンゴール、それぞれの現状を描いて、パロの内乱から中原の大動乱になだれ込んで行く前のインターミッションという感じ。
- 『あずまんが大王』(あずまきよひこ)はジャケ買いだったんだけど、なかなか面白い。4コママンガでは久しぶりのヒット。
2000.02.12
- よく読みに行っている冬樹蛉さんのページの2/7の日記を読んだ。京都の小学生殺害事件について、「ヤケになった容疑者が、通りすがりの人に危害を加える」恐れがあったと指摘し、「となると、公園で容疑者が逃走したとき、捜査員にできたかもしれなかったことはなにか。警告を発したのち、彼を撃つことだ。むろん、殺すためではない。逃走を封じるためである。」と書いている。
あの時点では彼は単なる「参考人」として「任意同行」を求められていただけだ。彼には当然それを拒否する権利があったし、その場を立ち去る自由もあったはずだ。今回はたまたま彼が(かなりの確度で)真犯人だったので、こういう議論が成り立つような「気分」が世の中にあるのかもしれない。しかし日本警察は強制的な「自白」によっていくつもの冤罪事件を起こしているという現状がある。たとえやましい所が無くても警察への同行は拒否したいと思う人がいて当然である(僕も拒否したいと思うだろう)。「疑わしい」というだけで逮捕状も出ていない「参考人」が、任意同行を拒否してその場から去るという当然の権利を行使しようとしたら、銃を向けられるかもしれないなどという世の中は、僕はご免こうむりたい。
(ただし今回の警察の捜査方法に何も問題が無かったと言いたいわけではありませんので、念のため。)
2000.02.11
- 休日。ずっと前から観にいこうと思いつつなかなか行けなかった『シックス・センス』を観てきた。子供が不幸な目に会う映画なので観ている間は気持ちが暗くなったが、最後は救いがあったのでまあ良しとしよう。作品の「秘密」については全く予想外の落ちだったので、かなり驚いた。180度違う方向での収束を考えていたからなあ。意外性を楽しめたので得した気分。しかし(ネタバレ)叙述ミステリのようなことを映画でやってしまうというのは、なかなかのものですね。感心しました。一緒に行った同居人もそれなりに満足したみたい。
- 『ジャンヌ』も観たかったんだけど、もう上映が終わってしまっていた。
- ジュンク堂に寄って本を買う。ちょっと事情があって『動く遺伝子』(エヴリン・フォックス・ケラー)が必要になったので購入。他に『Twelvw Y.O.』(福井晴敏)、グインサーガ70『豹頭王の誕生』(栗本薫)、『トンデモレディースコミックの逆襲』(唐沢俊一&ソルボンヌK子)、『アジアのお母さんの味』、『STARLOG日本版』1、あとはマンガで『アガペイズ』9(山田玲司)、『あずまんが大王』(あずまきよひこ)を購入。
- 駅の地下で呉の地ビール『海軍さんの麦酒』というのを売っていたので、買って帰る。ラベルには「帝國海軍呉鎮守府」とか軍艦のシルエットとか描かれていてレトロというか時代錯誤感濃厚なデザイン。呉では「海軍さん」というのは今でもポジティブなイメージをもつものなのか、とちょっと不思議な気がする。
- ビデオで『コンタクト』を観る。普通の映画。悪くはないけど、それほど感動もしない。
2000.02.10
- 『アフタヌーン シーズン増刊』購入。
- 古本で買った御厨さと美のマンガを読んでいていまさらながらに思ったのだけど、内田美奈子の初期の絵って御厨さと美に似ていますね。線は違うけど、人物の表情とかポーズとかが。描いていた雑誌も近かったけど、何か関係(アシスタントとか)があったのだろうか?
2000.02.09
- 『富江(全)』(伊藤潤二)購入。
- 森山さんが永瀬唯と対談しているという『SPA!』を購入。
- JR東海道線真鶴駅での刺傷事件については、ニュースで「犯人はマスクをした3人組の男」と聞いた時「ああ内ゲバかな」と思いました。昨年以来、狭間派の分裂で内ゲバが頻発していて、福岡でも内ゲバがあって昨日の今日だから、まあ推測は容易なのでは。ただ「包丁のようなもので刺されて」というのに違和感があったかな。連中の使いそうな凶器(バールとかハンマーとか鉄パイプとか)じゃなかったので。
- 京都の事件の犯人逃亡自殺について。「捜査方法に問題がなかったか」とか言っているけど、「逃げられないように別件でもなんでもしょっぴいて取り調べる方が良い」なんていう議論が出てくるんじゃないかと危惧している。あと「『てるくはのる』の謎も永遠に解決されないことになってしまい」とか言っているニュースがあるけど、そんなことが「解決」されて何がうれしいんだろう? 現実を推理小説と混同していない? 「てるくはのる」に意味があったとすれば、犯人を捕まえる手がかりとしてでしょう。今となってはそんな謎ときには何の意味もないよね。
2000.02.08
- 『ケイゾク/漫画』(新井理恵&西荻弓絵)、『どすこい(仮)』(京極夏彦)、『風雲マンガ列伝』(夏目房之介)購入。『ケイゾク』って見た事ないんだけど、面白いのかな。マンガは新井理恵ってことなんでとりあえず買ってみたけど。
2000.02.07
2000.02.06
- 朝。楽庵(喫茶店)で朝食にしようと思って行ってみると、店がまだ閉まっていてマスターが開店の準備をしている。前は10時開店だったのだが、いろいろあって今は11時にしているとのこと。出直して来ようか? と聞いたら、まあまあせっかく来たんだから入りんさい、ということで入れてもらう。世間話をしながらコーヒーを飲んで、クロック・ムッシュを食べる。ついでにエスプレッソ用に豆を挽いてもらう。
楽庵から電話をして、谷万成の(もうすぐ)2歳児のご機嫌伺いにお邪魔する。僕は赤ん坊の時に会っただけなので、怖がられるかなと心配したのだが、ぜんぜん人見知りせず、玩具や絵本を見せて歓迎してくれた。2歳児って想像していた以上に言葉もよくわかるし、歩き方もしっかりしていて、ずいぶん大人だった。
午後からは病院に新生児を見に行く約束をしていたので、友人たちと待ち合わせて国立病院へ。この病院では、母子の部屋には父親でも入る事ができない決まりになっていて、子供はガラス越しにしか見る事ができない。別口でお祝にやってきた人々も交えて、ロビーで出産の苦労話などを聞いたり小一時間ほど話をする。最後にもう一度赤ちゃんの顔を見て帰る。昼飯がまだだったので、皆で連れ立ってジョリーパスタへ。
解散した後、友達の一人の家にお邪魔して、久しぶりに猫と遊ぶ。白い猫はタンスの上に上って降りてこないが、茶色い猫が寄ってくる。綿棒を投げてやると喜んでじゃれる。友達と会ったのも久しぶりだったので、近況話などをいろいろと。
- せっかく岡山に来たので万歩書店に寄って帰る。津島店と本店。買った本は、『渚の唄 ある女流生物学者の生涯』(加藤恭子)、『サンバガエルの謎』(アーサー・ケストラー)、『遥かなり神々の座』(谷甲州)、『新・魔獣狩り』1(夢枕獏)。マンガは『黄金結社』(御厨さと美)、『ベルベット・ゾーン』(滝沢解&田中正仁)、『子連れ狼』1(小池一夫&小島剛夕)、『マギー’s犬』(小池一夫&叶精作)、『はるかなる朝』(星野之宣)、『棒がいっぽん』(高野文子)、『憂国』(いしかわじゅん)、『課長バカ一代』1(野中英次)、『野望の王国』1(雁屋哲&由起賢二)。画集『JoJo 6251』(荒木飛呂彦)。雑誌のバックナンバー『COMIC BOX』1990年12月号(道原かつみ特集)、同1991年1月号(伸たまき特集)。どちらもインタビュー目当て。道原さんは広島は三原出身なのだが、インタビューを読んでいたら、東城和実さんも三原の出身なのだそうだ。明智抄も近所だよね。この方々には何か共通する独特のテイストがあるような気がするのだが、どうでしょう。
2000.02.05
- ついに念願の百科事典(CD-ROM)を購入した。小学館の『日本大百科全書』。(Windowsでは他にもいくつか百科事典が出ているが、Macintoshの場合、他に選択の余地がない。)早速いじって遊んでみたが、予想以上に多くの項目が載っているように感じられる。まあ実際にどの程度役に立つかは、しばらく使っている内に分かってくるだろうが、とにかく今はうれしい。
- 同居人の仕事が急に4連休になったので、この週末は久しぶりに岡山に遊びに行く事にする。夕方、同居人の車で出かけて、友だちと会い、中華料理屋で一緒に食事。
2000.02.04
- ようやく学生実習が終わった。でもまだレポートの点数付けが残っている。
- 実習で使った赤虫が大量に余ったが、これは牡蠣とちがって人間が食べるわけにはいかないので、カエルやハゼの餌になるのだった。
- 『ヒカルの碁』5(ほったゆみ&小畑健)購入。
2000.02.03
- 今日は実習は休み。
- ヴァン・ヴォクトが亡くなったという話をそこここで読む。ヴォクトって僕的には印象の薄い作家なのだけど、SF的にはどういう位置付けの人なのだろう? 『ビーグル号』や『スラン』は、まあそこそこ面白かった気がするのだが、それほど深く印象に残っているわけでもない。『非A』は読んでもちんぷんかんぷんだった。まあ論理学がどうとか言われても何の事やらさっぱりというガキの頃に読んだので。いま読めば少しは分かるのかなあ?
- 『月は幽咽のデバイス』(森博嗣)読了。新シリーズ3作目。前の2作も今一つだったが、今回はそれに輪をかけて面白くない。謎にも魅力がないし、トリックも平凡、キャラクタにも感情移入できない。
- 今日、トラの飼育係をしていたアルバイトの青年がトラにかみ殺されたという事件が報道されていた。トラは薬殺されたらしい。トラと青年は仲が良く、時にじゃれあったりもしていたという。トラには人間がどのくらい壊れやすいものかがよくわかっていなかったのかなあ、なんてことを想像して、可哀想になった。トラも人も。
2000.02.02
- 学生実習。歯学部の学生さんのレポートを見ていたら、中に一人、非常にきちんとしたレポートを書いている学生さんがいて感心した。1年生であのレベルで書けるのはなかなかのものだ。
- 岡山の友人夫婦に無事子供が生まれたとのこと。身の回りのあちこちで子供が生まれているなあ。どうして子供が欲しいと思ったの? と尋ねてみたいといつも思うのだが、何か失礼な気がしてあまり聞けない。
2000.02.01
- 第34回スーパーボウル。セントルイス・ラムズ対テネシー・タイタンズの試合を観る。
劇的な試合だった。特に後半の盛り上がりは尋常じゃなかった。一時は16点差(16-0)をつけられながら、じりじりと進むドライブで16-16の同点に追い付いたタイタンズ。しかしその直後にラムズのオフェンスはQBワーナーからWRブルースへ、73ydsの見事なタッチダウンパスを決めてみせる(23-16)。その時点で残り1分54秒、タイタンズは最後の反撃を開始。QBマクネアーが連続してパスを決め、相手のゴール前に進む。そして残り時間6秒、敵陣10ydsからの攻撃。マクネアーのパスを受けてゴールへ突っ込むタイタンズWRダイソンにラムズのLBジョーンズが激しくタックル。ゴールに伸ばしたダイソンの手は、わずか1ヤードを残して届かず。この瞬間に残り時間0秒! ラムズが23-16でスーパーボウル・チャンピオンとなった。
MVPに選ばれたラムズQBワーナーはもちろん素晴らしかったのだけど、後半にタイタンズが見せた、ごりごりと確実に進んでいくドライブが本当に素晴らしかった。一発の華やかなパスも良いけど、ああいうプレイがフットボールの醍醐味だと思う。タイタンズRBジョージはもちろん、QBマクネアー自身のランの能力も素晴らしかった。自分で走れるQBって良いよね。
いや、それにしても良い試合を見せてもらいました。
- 今週も学生実習。
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