ただいま読書中(近況一言報告)
2001年08月
- このページを運営しているMacintosh LC475(hiko475.ias.hiroshima-u.ac.jp)が、かなりやばそうな状況です。
アクセスできなくなった時は、こちらを御覧下さい。
2001.08.31
- シークエンスをやり直そうとシーケンサを起動し、スキャンしたデータをMacに取り込ませようとするが、スキャンを始めるとデータコレクションのアプリが凍ってしまう。いろいろ試してみたが、どうしても改善しない。マニュアルにも何も書いていないし…。結局、今日の実験は諦める。鬱。
- ビデオ(CS録画)『バットマン・リターンズ』を観る。どこを切ってもティム・バートン。1作めよりずっと面白い。敵役の2人が魅力的だし、ペンギンやネコなど動物が活躍するのも楽しい。
2001.08.30
- 昨日書いたように、シークエンサのMacがイカレてしまったので、責任者の先生と相談して、もう1台のMac(Quadra)につなぎ代えて使うことにする。Quadraにアプリケーションのインストールなど。なんだかんだで半日ほど潰れる。鬱。
- DVD『大脱走』、『メリーに首ったけ』購入。
- 『海のビー玉』(長新太)、『MONSTER』(浦沢直樹)購入。
2001.08.29
- 『批評の事情』(永江朗)購入。
- シークエンスをしようとしたら、シーケンサに接続しているMacintosh(Centris)のシステムが壊れて立ち上がらない。鬱。自分のコンピュータならさっさとHDをイニシャライズしてシステム&アプリを再インストールしてしまうところだけど、共用の機械なのであまり勝手なことはできない。ストレスがたまる。
2001.08.28
- 『宮崎駿の<世界>』(切通理作)、『ロック・ミュージックの社会学』(南田勝也)購入
- DVD『コヨーテ・アグリー』を観る。だいたい音楽とダンスがあれば僕の映画の評価は5割増しくらいに跳ね上がるんだけど、この映画もノリの良い楽しそうなダンスがとても良くて、気に入った。女性バーテンダーたちのテクニックもカッコ良い。ちょっと気になったのは、作曲家志望の主人公の才能というのが、どれほどのものなのかがよく分からなかった点で、そのためハッピーエンドにちょっと説得力がないなと感じた。でもまあそれはそれとして、とても楽しい映画でした。
2001.08.27
- Dickでスチール本棚を1本購入。
- DVD『コヨーテ・アグリー』、『サウスパーク 無修正版』、『2001年宇宙の旅』購入。
- DVD『スーパーマン』を観る。むちゃくちゃ懐かしい。子供の時、友達と映画館に観に行って、あのオープニングにしびれたんだよね。いま見ても、あの勇壮な音楽に乗せて文字が飛んでいく絵は無茶苦茶カッコいいと思う。映画の内容も、あらためて観て、懐かしさから来る贔屓目もあるけど、案外よく出来ているんじゃないかと思った。まあ時間を逆転させちゃうのは流石にアレだけどね。
2001.08.26
- DeoDeoでDVDを2本以上買うと10%オフということだったので、『初恋の来た道』と『スーパーマン』を購入。
2001.08.25
- DVD『遠い空の向こうに』購入。中古で。
- 『熊と向き合う』(栗栖浩司)購入。
- 『夜叉』10(吉田秋生)、『フリクリ』2(ウエダハジメ)、『ひっち&GO!!』2(永野のり子)購入。
- DVD『リプレイスメント』を観る。キアヌ・リーブス主演のアメリカンフットボール映画。もっとシリアスな話なのかと思っていたら、コメディだったのね。ストーリーはベタだけど、まあ笑えたし、これはこれで良いのでしょう。
2001.08.24
- 『栞と紙魚子と夜の魚』(諸星大二郎)購入。
- DVD『パルプ・フィクション』を観る。これも評判の良い映画ですね。観た後に残る印象は、『恋する惑星』みたいなお洒落映画と似たような感じで、たしかにカッコ良いし、部分部分は面白いんだけど、通して観ると「だから何?」という気がしてしまう。まあそういう映画だから仕方ないのか。音楽はすごく良い。あとトラボルタのダンスも良かった。
2001.08.23
- ビデオ(CS録画)『ユージュアル・サスペクツ』を観る。これはすごく良くできた映画ですね。サプライズものという話は聞いていたので、残念ながらラストは大体予想がついたのだけど、その見せ方が見事だった。予備知識なしに観ていたら、ラストシーンで茫然自失していたかも。ラストのみならず、途中もまったく中弛みがない緊迫したストーリーで、素晴らしいサスペンス映画になっている。役者もみんな素晴らしい。お薦め。
- 久しぶりに『QJ』を買った。めあては小島麻由美。
2001.08.22
- ビデオ(CS録画)『天使にラブソングを…』を観る。ゴスペル良いですね、って簡単な感想だけど、それに尽きる映画。
2001.08.21
- 『地球・精神分析記録』(山田正紀)購入。
- DVD『ガメラ』を観る。はじめて観たのだけど、うーん、どこが面白いのかよく分からない。もともとガメラって全く思い入れがないんで、レセプターがないのかも。映画館のスクリーンで観たら違う感想だったかもしれないけど。
2001.08.20
- お盆にもぜんぜん休まなかったし、臨海実習やら結婚式やらでずっとまともに休んでいなかったので、今日はちょっとゆっくりして帰ることにして、岡山市内を何ヶ所かまわる。古本市場に行ってDVDを探すが、あまり良いものはない。『リプレイスメント』を購入。万歩書店では平成版『ガメラ』のDVDと、柴谷篤弘『科学者は変わったか』、ひさうちみちお『托卵』ほかマンガを何冊か購入。楽庵(喫茶店)で昼飯を食べて、西条に帰る。
- 夕方、大学に顔を出して、ちょっとだけ仕事をして、帰宅。
2001.08.19
- 研究室の卒業生のYさん(女性)の結婚披露宴に出席するため、香川県の高松へ。黒の礼服は(夏服とはいえ)暑い。いつもなら普通のスーツで行くところなんだけど、今回は研究室のボスが都合により欠席ということで、僕が代わりに挨拶をしないといけないことになってしまったので、礼服を着ざるをえない。挨拶というのも、宴が進んでからならまだしも、いきなり初っ端の、新郎新婦それぞれの職場の上司と大学時代の恩師(計4名)の祝辞という、つまりみんなまだ緊張してしんとしている時にやらないといけないので、こちらも非常に緊張した。なにせそんな事をするのは初めてなので、『披露宴のスピーチ』みたいな本を買ってきて勉強して、原稿を1週間くらいかけて考えて、練習して、さあ開き直ってやろう、と思っても、マイクの前に立ったら足が震えてきて困った。学会発表なんかは、もうそんなに緊張しないんだけどね。まあ何とかボロは出さずに話しおえて、一安心。出来は80点くらいかな。
Yさんは香川で高校の教師をしているので、僕が座った席の周りはすべて学校関係の、それもかなり位の上の校長とか教頭とかいう方々だったので、何を話して良いのか困った。まあ当たり障りのない話をして、時々は他のテーブルに息抜きにいったりして。料理はちゃんとしたコースで、これはなかなか良かった。いちばん印象的だったのは、Yさんが顧問をしているクラブの高校生たちがやってきて、お祝いに歌をうたってくれたこと。Yさんはもともと先生に向いているとは思っていたのだけど、生徒たちの表情を見て、やっぱり生徒に慕われる良い先生になっているなあというのが分かって、とてもうれしくなった。
Yさんは3年間、うちの研究室で一緒にやってきて、いろいろな思い出もあるし、いろんな意味で感慨深い結婚式だった。
- 瀬戸大橋線で岡山へ行き、同居人と合流して岡山の友達の家へ。一人娘の志保ちゃんと遊ぼうとしたんだけど、久しぶりだったので、最初は警戒される。距離をとって観察しているかんじ。泣かれなかっただけマシだけど。ご飯の後、いろいろと絵を描いてあげたら、ちょっと打ち解けてくれた。
2001.08.18
- 広大総合科学部の発生学研究室(旧天野研、渡辺研、河原研)の同窓会。広島市内のホテルで、セミナーと、飲み会。懐かしい人にも会えて、楽しかった。あまり話ができなかった人もいて残念だったのだけど、翌日は結婚式に出ないといかなかったので、2次会には出ずに帰る。
2001.08.17
2001.08.16
- DVD『オースティンパワーズDX』を観る。1作めを観ていないんでアレなんだけど、いや笑った。下品、といえばまあかなり下品なんだけど、汚らしい感じはしないし、ここまでやれば、いっそすがすがしいくらい。マイク・マイヤーズの特殊メイクにもびっくり。ていうか、最後まで1人3役やっていたとは気づかなかった。
2001.08.15
- さすがに今日は大学も人が少ない。
- 終戦の日。『きけわだつみのこえ』とか、『戦艦大和の最期』とか、小説だと『人間の條件』とか、先の戦争に関するいろいろな本を読んで感じるのは、数多くの国民を強制的に戦場に送り出し、侵略戦争に参加させ、無意味に殺した戦争指導者たちに対する怒りだ。
戦争に駆り出された一般国民も、たとえ望んでしたことでないにしろ、侵略戦争に参加し、相手国の人々を殺し、犯し、財産を破壊したそれぞれの行為について、それぞれに加害責任があると僕は思う。しかしそれと同時に、彼らの多くはまた被害者でもあった。彼らがおこなった加害行為の責任と、彼らが受けた様々な被害、痛み、傷を、秤にかけてどちらが重いと単純に判断することは僕にはできない。かれらを一律に侵略者として糾弾することもできないし、かと言って英雄としてたてまつることも、もちろんできない。
侵略された国の人々の被害について、そして戦争に駆り出されて傷つき死んでいった日本人たちの被害について、もっとも重大な責任があるのは、あの戦争を立案し遂行する立場にあった日本政府や軍の指導者たちだ。かれらは道義的に正しくないばかりか、まったく無謀な戦争を押し進めることによって、自国、他国の人々を無意味に大量に殺した。かれらはいかなる意味でも戦争の「犠牲者」ではないし、国の礎となった「英雄」でもないと僕は思っている。
- 行きたくもない戦争に引っ張り出されて殺された一兵卒も、戦争を指導する立場にあったA級戦犯も一緒にして一律にその死を悼み、英霊としてまつることを、日本国が国として「是」とする立場をとるのか。個人が何を悼み、何をまつるかという問題ではなく、首相という国を代表する立場にいる人間が、先の戦争の「戦争責任」についてどういう立場をとるのか、という問題のはずだ。
- DVD『ニキータ』を観る。もっとドンパチした映画かと思っていたのだけど、意外にアクションシーンは少なく、心理描写に力点の置かれた作りで、なかなか良かった。リュック・ベッソンのヒロインはみんなちょっと(かなり)イッちゃっていて、そこが魅力だと思うんだけど、この作品もそう。というかニキータの魅力がほとんどすべてと言っても良いくらい。まあジャン・レノの「掃除人」は面白かったけどね。
2001.08.14
- 前期の生命科学実習のレポート採点。人数はそれほど多くはないのだけど、1枚ずつコメントを書いていたら、結構時間がかかる。
- 『茄子』(黒田硫黄)、『薩摩義士伝』1(平田弘史)、『夢の温度』3(南Q太)購入。
- T-joyのレイトショーで『ジュラシックパークIII』を観てきた。期待以上ではないけれど、期待していたものはちゃんと見せてくれたので、とりあえず満足。
2001.08.13
- 臨海実習最終日。発生の観察、海藻についての講義、あとかたづけ。学生たちの感想をきくと、採集が楽しかったという子が多かった。隠れているものを探して集めるのが楽しいというのは、ヒトが結構普遍的にもっている性質なのかも? なんてことをちょっと考える。
- 来年の3年生からは新しいカリキュラムの世代になるので、総合科学部の臨海実習は今年で最後ということになる。ここ数年、毎年参加していて、毎年それぞれ楽しかったので、無くなるのは残念だ。この実習で初めて見た生き物も、たくさんいたし。実習に参加した学生たちが、楽しんでくれて、生き物を見る目が多少なりとも変わってくれたとすれば、うれしいのだけれど。
- グイン・サーガ『ヤーンの翼』(栗本薫)購入。
2001.08.12
- 臨海実習2日め。午前中は磯採集。今年は潮があまり良くない。例によってシュノーケリングで、ちょっと深いところを採集する。今年はゴカイの卵塊が採れて、うれしかった。午後からは採集した生き物の分類、同定。夕方にはバーベキュー。ちょっと多めに飲んで(飲まされて)しまって、沈没。
2001.08.11
- 臨海実習1日め。まずはウニの受精とホヤの受精。今年はウニもホヤも(暑さのせいか)あまり発生がよろしくないという話だったのだが、とりあえず初期発生は進んでくれて一安心。発生の観察と、夜はウミホタルの採集など。スケジュールの都合で、夜の10時からホヤの進化と発生について講義をしたんだけど、とりあえずみんな(あまり)寝ないで聞いてくれたので、良かった。
2001.08.10
- ビデオ(CS録画)で『ドライビング・ミス・デイジー』を観た。良い映画だとは思うんだけど、こういう映画を観るとどうしても、これってPC的にはどうなの? と考えてしまって素直には楽しめない自分がいる。
2001.08.09
- シークエンス。一つのクローンが、どうしてもうまく読めずに苦労している。片方の鎖は何とか読めるのだけど、反対側の鎖が読めない。シークエンサも何か調子悪いし。
- 『BSマンガ夜話』第4夜。『湘南爆走族』。
2001.08.08
- 『BSマンガ夜話』第3夜。『あたしンち』。これも読んでいない。
2001.08.07
- 『BSマンガ夜話』第2夜。『できんボーイ』。読んでいない。
2001.08.06
2001.08.05
- DVD購入。中古で『オースティン・パワーズ・デラックス』、『ガタカ』、『ラ・マン』、新品で『パルプ・フィクション』。
- 『カルバニア物語』1(TONO)、『恋の門』3(羽生生純)、『ビッグ・トラブル』(デイヴ・バリー)購入。『恋の門』のイデオンねたは笑った。
- シネツインでウディ・アレンの『ギター弾きの恋』を観てきた。サマンサ・モートン演じるヒロイン、ハッティがむちゃくちゃ魅力的。音楽も良いし、ウディ・アレン的なユーモアもツボにはまって、笑えて良かった。主人公のダメ男っぷりにはイライラさせられるけど、これはそういう映画なので、イライラも楽しい。
2001.08.04
- 『ヒカルの碁』13(ほったゆみ&小畑健)、『電脳炎』(唐沢なをき)3、『クーデタークラブ』3()、『ぐるぐるジャングる』2(東城和美)、『なつのロケット』(あさりよしとお)、『蚤の王』(安彦良和)購入。
2001.08.03
- DVD『グラン・ブルー完全版』、CD『8月のセレナーデ』(スガシカオ)購入。
- 『生命とは何か』(M.P.マーフィー&L.A.J.オニール編)、『20世紀SF5 1980年代』(中村融&山岸真編)、『「構造改革」で日本は幸せになるのか?』(渡辺治)購入。『「構造改革」で日本は幸せになるのか?』は現在の政治状況について簡潔にまとめてあって、書いてある内容にはほとんど賛成できる。要するに、いまの「構造改革」路線に対抗するオルタナティブな選択肢として、新しいタイプの福祉国家を目指すような政治路線、それを担う政治的勢力が求められている、ということが書いてある。だけど、民主党は今そういう方向へは向いていないし、共産党、社民党は伸び悩んでいるし、公明党は支持基盤から言えば本当はこちらの路線をとるべきなのに、小泉支持で動いているしで、現実はなかなか厳しい。
2001.08.02
- 『ゆめのかよいじ』(大野安之)購入。
- DVD『L.A.コンフィデンシャル』を観た。ストーリーが入り組んでいて、集中して観ないと取り残されそうな感じ。悪役が小物すぎて物足りない感じがした。
2001.08.01
- ビデオ(CS録画)で『グラン・ブルー オリジナル・バージョン』を観る。ジャックがヒロインに最初に会った時の「イルカに似ている」という台詞がいかしている。(と思ったら、これ意訳なのかな?)あと、イルカの写真を見せて、「僕の家族だ」って言うシーンとか。イルカの散歩(?)もおかしかった。あと、ジャン・レノは、やっぱりカッコイイ。
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