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このページはFUJIKIの日常をPalm Zire71で撮った写真とひとこと(ひとりごと?)とでつづるページです.

** 2004.05の ひとこと(ひとりごと?) **

 ++ 2004.05.01 (sat) ++ 


(This picture was taken with CLIE NR70V.)

わーい.
連休だ.

いっぱい仕事ができるぞー(涙).

 ++ 2004.05.02 (sun) ++ 



前から気になってたことがあるんです.

このサイト,週末はアクセス数が激減するんです.
どこのサイトも同じかもしれませんが.

皆さん,ウィークデーに職場とかで見ちゃってるんですか?

別に「ちゃんと仕事しなさい!」とは言いません.
「お家でもちゃんと見なさい!!」と言いたい(笑).

(ゴールデンウィーク中もちゃんと毎日来てください.)

 ++ 2004.05.03 (mon) ++ 



先日(2004.04.24),ヘッドフォンの話をしましたが,私にとってヘッドフォンは必須なんです.

私は1日のほとんどの時間を大学の研究室で過ごします.
けれども研究室には他の院生もいるので,スピーカーで音楽を流すなんてあり得ないんです.
したがって,音楽を聴く方法はイヤホンを使うかヘッドフォンを使うかになります.

では,なぜイヤホンを使わないかというと,耳が痛くなるからです.
また,音漏れがすごいんで開放型のヘッドフォンは使えません.

じゃあ,密閉型なら何でも良いかというとそうでもないんです.
上にアームがあるタイプのヘッドフォンをすると,頭頂部にアームの跡ががっちり付いてしまいます.
いかに後輩たちに「藤木さんは変わっている」と思われていようとも,さすがにその髪型で大学の廊下は歩けません(笑).

そこでよくやる裏技は,SONY MDR-D55を上下逆さにして,アームを首の所にもってくる方法です.
でも,これだとなんだか耳の後ろとかが痛くなってしまいます.

そんなわけで,1年くらい前に購入したのがSONY MDR-G82というやつです.
これ,アームが後頭部に来るんです.
なので,髪に変な癖は付きません.
ただし,私の頭は小さすぎてなんだかホールド感がいまいち….
音質も値段相応です.

こんな具合に,ペット様のaudio technica ATH-A900ご購入以来,ヘッドフォンに興味津々.
カタログを見たり,いろんなサイトのレビューを見たりしています.
そうこうするうちに,私もだんだんちょっと良いヘッドフォンが欲しくなってきました.
もう変人決定で良いからちゃんとしたヘッドフォン買おうかな(笑).

 ++ 2004.05.04 (tue) ++ 



以前(「2003.11.22」),お気に入りの美容師さんに切ってもらえなくなった話はしましたが,その後はずーっと美容室難民です.

というわけで,「ホットペッパー」などを頼りに新たなお店を開拓しています.
前回は「カットに自信」という宣伝文句のお店に行ってきました.

お店は階段を上って2階にあるこぢんまりしたカンジの所でした.
見た目はそれなりにおしゃれなカンジでした.

ところが,中に入ってみると微妙に中年な美容師さんが1人….
どうやら若者向けでない「おばちゃん美容室」でした….
でも,予約まで入れて行った手前,今更「さようなら」とも言えず,とりあえず切ってもらうことにしました.

お互いに「何で来たんだろう」という雰囲気のままカットしていただきました(笑).

次はちゃんとよく見てから予約入れよう….

 ++ 2004.05.05 (wed) ++ 



先日,見知らぬ人からメールが来ました.
内容は心理学に関する質問.
私のことを知っている人だとは分かったのですが,全く見たことがないアドレス.

「どちら様ですか?」と返事をしたら「妹です」という返事.

「妹のアドレスぐらい登録しておけ」としかられました.
(ていうか,メール送ってきたの初めてじゃん.)

そんな兄妹です.

 ++ 2004.05.06 (thu) ++ 


SONY CLIE NR70V
(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX)

私も参加しているカメラ付きPalm(カメパ)を持つユーザーのグループ「CamePa」.
活動内容は,カメパで撮った写真をCamePaのサイトに投稿してわいわいやることです.

このユーザーグループを立ち上げるという話を伺ったとき,私は投稿される写真は風景が中心だろうと思ったんです.
要するに,カメラの使い道なんて私と似たようなものだろうと思ったわけです.

そしたらどっこい.
いざ会員からの投稿が始まると,食べ物関連の写真の多いこと多いこと.
やっぱり,カメパ写真の基本は「日常のメモ」なんだなと思いました.

−−−−−−−−
[19:00]

なんと,超大手サイト「パルマガ」でCamePaが紹介されているではないか…(汗).

 ++ 2004.05.07 (fri) ++ 



毎日,大学に来る途中,あるコンビニに寄ります.
そこでよくお弁当を買うのですが,気になることが2点.

1点目は,このコンビニが開店した頃に多かったことです.
それは,レンジで温める時間が短すぎたり長すぎたりします.
もう,極端なくらいに.
冷たいままの時もあるし,容器が変形するくらいに温めてくれたりします.

2点目は,今でもしょっちゅうあることです.
それは,お弁当をいくつ買っても,なぜか箸を一膳しか付けてくれないんです.
「お箸は何膳必要ですか?」って聞いてくれればいいのに.
常識では考えられない量を1度に食べるとでも思っているのでしょうか?
そんなに大食いに見えるかな??

 ++ 2004.05.08 (sat) ++ 


(This pictuer was taken by PET-sama with NTT Docomo D505is.)

ペット様から写真の投稿を頂きました.

おいしそうに撮れていると思います.
(惜しむらくは右上の背景かな.)

しかも,D505isって100万画素スーパーCCDハニカム搭載なんですよね.
D505isで撮った写真は割ときれいですね.

そんなわけで,引き続き投稿をお待ちしております.
うまく撮れたなと思った写真をメールで送ってください.
(アドレスはこのサイトのトップページにあります.)

 ++ 2004.05.09 (sun) ++ 


US Robotics Palm Pilot Professional
(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX)

今度はZire71のクレードルが壊れました.
ホットシンクボタン(PCとデータのシンクロを行うボタン)が反応しなくなりました.

というわけで,慣れた手つき(?)でpalmOneにメールしました(笑).

2004.05.03
 palmOneにメールを出す.
 すぐに自動返信メールが届く.
2004.05.04
 クレードルを送れというメールが届く.
 このメール,以前と同様,日本語が変でした(笑).
 しかも,送付先が不明.
2004.05.06
 ひとまず,以前Zire71を送った住所に送付.
 行き違いに「クレードルを送った」というメールがplamOneから届く.
 このメールは英語でした.
2004.05.07
 DHLの不在連絡表を受け取る.
2004.05.08
 クレードル受領.

要するに,最初の日本語のメールは日本語をよく解さない人がコピペで作ったもので,「受付完了」ということだけが主旨だったようです.
つまり,私はクレードルを送る必要がなかったということです(笑).

送料返せ.

 ++ 2004.05.10 (mon) ++ 



ようやく私の文理解モデルが世に出ます.

例の論文(「2004.03.30」)が採択されました(拍手).

この論文の目標は「みんなにいじめられること」です.

私の論文は現在主流の文理解研究とは異なる視点を提供していると思います.
けれども,はっきり言って課題山積です.
ですから,どんどん批判論文が書けるはずです.
もし批判論文が多く出れば日本の文理解研究が活発になります.
結果的に,私ももっと楽しんで文理解研究ができます.
(といっても,もう1,2本関連論文を書かないと,実際には批判しにくいと思いますけど.)

というわけで,もっといじめてください.
(別にそういう趣味はありません.)

 ++ 2004.05.11 (tue) ++ 



私は「赤いポスト」と「青いポスト」の違いを研究しています(笑).

オフィシャルなページを標榜しながら,研究の内容に関してほとんど紹介していないこのページ.
ということで,少しお話ししましょう.
(って,このひとりごとページでやるのもどうかと思うが.)

ものすごく簡単に説明すると,「赤いポスト」と「青いポスト」とでは理解のプロセスが異なるということを研究しています.

「赤いポスト」という句は「赤い」が「ポスト」を修飾してできています.
この句を読んだ場合,大抵(日本の)ポストは赤いので簡単に理解できます.

これに対し,「青いポスト」という句は「青い」が「ポスト」を修飾してできています.
この句を読んだ場合は,「青い」という形容詞を用いて元々の“ポストは赤い”という知識を加工し,「青いポスト」と理解しなければなりません.

私はこのような単語同士の結合プロセスをモデル化しています.
そして,心理学的な実験手法を用いてこのモデルの検証を行っています.
特に独自な点といえるのは,複数の単語の結合プロセスを考え,文の意味理解のプロセスの解明を試みていることです.

分かりましたか?
何にしても,人間が文を理解するプロセスって,単純なようでかなり複雑です.
例えば,あなたは今この文をどうやって読んでいますか?
頭の中で何をやっているのでしょう?
私はその頭の中での理解のプロセスに興味を持っているということです.

(ちなみに,青いポストは速達用です.)

−−−−−−−−
昨日,論文採択に対してお祝いのメールを頂きました.
ありがとうございます.

#ただ,博士課程後期3年のこの時期に採択になるようだと学位取得のための審査スケジュールが非常に厳しいです.
#めでたいとばかりも言ってられません.
#ということで,悪い例だと思ってください(涙).

これから学位取得を目指す方々,是非早めに投稿を!!(切実)

 ++ 2004.05.12 (wed) ++ 


Palm m100
(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX)

先日(04.05.09),Zire71のクレードルが壊れたという話をしましたが,実は壊れたのはZire71の方でした.

当初,HotSyncボタンが動かないだけで,PCとのシンクロ自体はできてたんです.
それで,HotSyncボタンの異常を疑ったのですが,クレードルを交換してもダメでした.

実はクレードルが届いた日に,今度はカメラのシャッターボタンが使えなくなったんです.
それと同時にHotSync自体もできなくなりました(涙).
#もちろん,ハードリセットしてもダメです.

また交換か….

(Zire72を買えということかな?)

 ++ 2004.05.13 (thu) ++ 


(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX)

今日はペット様のお誕生日です.
それに伴い,今日1日だけ飼い主様に昇格.

 ++ 2004.05.14 (fri) ++ 


(This picture was taken with CLIE NR70V.)

主に心理学者向けの話題です.

論文を書くときに,どこまで共著者とするかということに基準はあるのでしょうか.
また,皆さんは基準をお持ちですか?

私の基準は,「その人がいなければ研究が成り立たなかった人」を共著者とすべきだというものです.

この考え方の基本は,知的貢献はいずれかの形で明示されなければならないというところにあります.

つまり,その論文に対して直接知的貢献をした人は共著者として論文中に明示されます.
先行研究として自分の研究に必要であったものに関しては,引用という形でその知的貢献が明示されます.

この基準でいくと謝辞を記すべき人も自ずと決まってきます.
つまり,その人は必ずしも必要とはいえないけど,でもやっぱりお世話になった人です.

どう思います?

 ++ 2004.05.15 (sat) ++ 



先日,このページにも何度か登場しているK先輩から写真の投稿を頂きました.

そう.私にPalm菌を植え付けた張本人です.

#ちなみにK先輩が登場したのは「2004.01.23」「2004.03.31」.

以下,そのメールの抜粋です.

−−−−−−−−
藤木君

K@大学前のカフェです。

先日藤木君の日記ページを読ませてもらいました。
おもしろかったです。
僕もウェブ日記を始めようかなという気になってます。

さて、何度か僕も登場させてもらってたので、そのお返しに画像を投稿します。
今さっき携帯(au の A5501T という東芝製の携帯です)で撮影しました。
mini-SD経由でzauに送って、このメールに添付したところです。
レタッチしてないので、適当にお願いします。

ちなみにこの画像はPDP研用の論文を読んでるところ。
USBホストカードアダプタでHappy Hacking keyboardを接続し、コンソールのemacsに入力してます。
相当快適です。
CFの口が塞がっちゃうので同時にネットできないのがたまに傷だけどね。

それではまた。
近いうちにRollei 35 Tで撮った写真なぞ送ります。
−−−−−−−−

以上の写真と文面を見て頂ければ以下のことが分かると思います.

・携帯で写真を撮ってZaurusで送るイカしたモバイラーである
・ZaurusでUSB機器が使えることを知っており,しかも実行している
・Linuxを使いこなしている
・セミクラッシックカメラ(Rollei 35 T)で写真も撮る

要するに,私など遙かにしのぐ遊び人すごい人です.

(Rolleiでの写真,お待ちしています.)

−−−−−−−−
というわけで,引き続き皆様の投稿をお待ちしております!

 ++ 2004.05.16 (sun) ++ 


(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX)

最近,なんだかんだで忙しくしています.

まず,通常の業務としては

 月曜日 BLM Club(脳と言語と記憶に関する研究会)
 火曜日 心理学特別研究(ゼミ)
 水曜日 学習心理学演習,学習心理学講究,PDP研究会
 金曜日(隔週) 発達研究会,生成文法に関する読書会

といったカンジです.

これくらいだったら,私的には全然許容範囲なのですが,今年は学位取得のための審査があります.

内心,4年計画を考えていたのですが,タイムリミットギリギリで3年での取得が可能になりました….
そのため,すべての準備を急ピッチで行わなければなりません(涙).

以下に学位取得のために必要な手続きを書き出します.

#ただし,日程は目標です.
#すでに遅れ気味(涙).

1次審査資料の完成 (5月末)
  博論の骨格を決定するための資料を完成させます.

1次審査 (6月中旬)
  1次審査資料に対して,主任指導教員等の許可が出た時点で1次審査をしていただきます.
  非公開です.
  要するに心理学研究室の先生方の前でプレゼンテーションです.
  論文の論理に破綻がないかを審査されます.

2次審査資料の(仮)完成 (6月末)
  1次審査をふまえ,指導教員の指導を受けつつ,2次審査の資料作りをします.

2次審査資料の審査開始 (7月中旬)
  ここが最大の山場です.
  心理学研究室の総勢13名がよってたかって私の研究を批判(審査)します.
  そして,それに対する回答作業を行います.
  また,回答に対する再審査が行われます.
  審査と回答という作業を論文が博士号に見合うものになるまで繰り返しつづけられます.

2次審査 (10月中旬)
  公開で審査が行われます.
  あらゆる人の前でのプレゼンテーションです.

論文本体作成 (11月末)
  後はひたすら書くだけです.

一般の方は博士論文なんて書き上げれば完成と思っているかもしれません.
けれども,実際は,論文を書き上げる前に,これだけの審査作業があるんです.
しかも,実はこれでおわりではなくて,最後に口頭試問なんてものもあったりします(笑).

 ++ 2004.05.17 (mon) ++ 



昨日,博士号取得に向けてどのようなスケジュールとなっているかについて書き出しました.

さらに今日も忙しさ自慢です.(自慢か?)

前期の授業等の発表予定です.
(終わったものも含む).

4月21日 学習心理学講究(演習)
 Costello, F. J., & Keane, M. T. 2001 Testing two theories of conceptual combination: Alignment versus diagnosticity in the comprehension and production of combined concepts. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory & Cognition, 27,255-271.
 Wisniewski, E. J. 2001 On the necessity of Alignment: Reply to Costello and Keane 2001. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memroy, & Cognition, 27, 272-277.

5月7日 発達研究会
 昨年度末の実験の報告と本年度の計画を発表

5月18日 特別研究(ゼミ)
 投稿論文の発表

5月26日 学習心理学講究
 Eysenck,M. W., & Keane, M. T. 2000 Cognitive psychology: A student's handbook (4th ed.). Philadelphia, PA, US: Psychology Press.
   Chapter 11 Speech perception and reading (Pp. 305-334)
   Chapter 12 Language comprehension (Pp. 225-362)

6月9日 学習心理学講究
 Kintsch, W. 1998 Comprehension: A paradigm for cognition. New York, NY, US: Cambridge University Press.
  Chapter 1 Introduction (Pp. 1-10)
  Chapter 2 The theory (Pp. 11-48)

6月21日 BML Club(研究会)
 Friederici, A. D., Ruschemeyer, S. A., Hahne, A., & Fiebach, C. J. 2003 The role of left inferior frontal and superior temporal cortex in sentence comprehension: localizing syntactic and semantic processes. Cereb Cortex, 13, 170-177.

6月25日 発達研究会
 実験結果の報告

7月14日 学習心理学講究
 Kintsch, W. 1998 Comprehension: A paradigm for cognition. New York, NY, US: Cambridge University Press.
  Chapter 9 Learning from text (Pp. 282-331)
  Chapter 10 Word problems (Pp. 332-363)

7月30日 発達研究会
 投稿論文の発表

あくまでこれは暫定で,まだ増える可能性があります.

楽しくなってきますね.(気がふれたか?)

 ++ 2004.05.18 (tue) ++ 


(左) SONY CLIE NR70V
(右上) NHJ Che-ez! splash!
(右中) NHJ Che-ez! moni-me
(右下) FUJIFILM AXIA eyeplate FA EP-1

最近,気になっていたものはトイデジカメ.
ということで,3つほど通販してしまいました.
いずれもVGA(640×480)(おおよそ30万画素)のCMOS搭載で,Zire71と同等です.

#「トイデジカメ」って分かります?
#要するに,「トイ(=おもちゃ)」の「デジカメ(=デジタルカメラ)」のことです.
#たぶん「トイカメ」という言葉の方が先にあったと思います.
#「トイカメ」の方は通常のフィルムを使うカメラで,LOMOやSMENA,HOLGAなどが有名です.

今回購入した3台のそれぞれの特徴は以下の通りです.

NHJ Che-ez! splash!(アウトレット未使用品) 1,696円
 外付けフラッシュ付き

NHJ Che-ez! moni-me (アウトレット未使用品) 2,458円
 1.5インチSTNカラー液晶モニタ付き

FUJIFILM AXIA eyeplate FA EP-1(中古) 2,980円
 薄さ6ミリ

これからこのトイデジカメで撮ったチープ写真をご紹介することがあると思います.
いや,ホント,とんでもない写真が撮れます(笑).

−−−−−−−−
#研究室の後輩N君に「どうせ『味がある』とかコメントするんでしょ」と言われました.
#そうだよ.悪い?
#(展開が読まれている….)

 ++ 2004.05.19 (wed) ++ 


(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX, and retouched with Vix)

普段と違うPalmを使っているだけで,「また新しいのを買いやがって」という目で私を見るのはやめてください.

(自業自得.)

 ++ 2004.05.20 (thu) ++ 



先日(04.05.14),論文の共著者の基準について触れました.
この内容に対して,「なまけで日記」のうしさんのところで反応を頂きました.
(ありがとうございます.)
#うしさんの所へは本サイトのリンクページから飛べます.

そのときご指摘いただいたのは,「共著者には責任も生じる」ということです.

先日の更新の際は,共著者の「業績」としての面を強く意識して書きました.
でも,共著者には研究内容に対しての「責任」もあるんですよね.

研究内容に対して責任を持てるかというのも共著者としての基準の1つだと思います.

−−−−−−−−
実はこの話には続きがあります.
それはまた後日.

 ++ 2004.05.21 (fri) ++ 



Zire71復活です.
(上の写真は,先代Zire71で撮った最後の写真.)

というわけで,もはや恒例となったpalmOneとのやりとりの記録(笑).
もう最後にして欲しい….

2004.05.08
 シャッターボタンが使えなくなる.
2004.05.09
 完全にHotSyncできなくなっていることが判明.
 palmOneにメール.
 自動返信メールが届く.
2004.05.11
 palmOneから英語のメールが届く.
 Zire71を(自腹で)送れと書いてある.
 もう1通palmOneから日本語のメールが届く.
 DHLが回収に行く(つまり送料無料)と書いてある.
 自腹で良いから勝手に送るが良いか,というメールを日本語で書く.
 #だって,回収に来るのを待ってるほど暇じゃないので.
2004.05.12
 自腹でもかまわないという返事が来る.
 #ちゃんと日本語が通じたことにびっくり(毒).
 #びっくりした理由が分からない人は以前のやりとり(2004.02.12)を読み直してください.
2004.05.19
 plamOneからZire71を受け取ったというメールが届く.
 plamOneから新たなZire71を送ったというメールが届く.
 DHLの不在連絡表を受け取る.
2004.05.20
 DHLから受領.

−−−−−−−−
例によって液晶保護シートもまた買いました.
ちょうど丸3ヶ月で4枚通販するなんて…(涙).

#って,そういえば,銀行振込にしたんだった.
#振り込むの忘れてた….
#道理で届かないと思った(笑).

 ++ 2004.05.22 (sat) ++ 


(This picture was taken with SONY CLIE NR70V.)

以前,「忙しいときのためにこのページのネタを書きためておく」というお話をしました.
けれども,皮肉なことに,忙しいときほどネタを思いつくんですよねぇ.

あー忙し(笑).

 ++ 2004.05.23 (sun) ++ 


(This picture was taken with SONY CLIE NR70V.)

最近F1がつまらなくなったと言われます.
その原因の1つは,ドライバーが皆お利口さんになったことだといわれています.

実際にお利口さんになったかどうかは別にして,スポンサーの手前,みんなお行儀がよいのです.
最後の悪ガキヴィルヌーブも昨年いっぱいでいなくなってしまいました.

トップ独走中のファイナルラップで興奮のあまりキルスイッチ(緊急時にエンジンを停止させるスイッチ)を押してしまうというアホはもういません.
#そのアホとはナイジェル・マンセルというイギリス人ドライバーです.
#当時マンセル狂だった私は何が起こったか分からず,テレビの前でただ呆然としてしまいました(笑).

鈴鹿サーキット上空のヘリコプターからセナのアタッシュケースを投げ捨てるという豪快ないたずらをするチームメートもいません.
#これはゲルハルト・ベルガーですね.

こういうアホなネタを最近のF1から見つけられないあたりで,F1の布教活動は難しいなとも思うわけです.

そんなF1,今日はモナコグランプリ決勝です.

 ++ 2004.05.24 (mon) ++ 



CamePaに投稿されている写真を見て気付いたことがあります.

SONY CLIE TH55や,TJ37に搭載されたカメラで写真を撮ると,遠景写真で周辺部が渦を巻くようにぼやけて写っています.
これ,いわゆる球面収差というやつですね.

レンズを広角化したために起こる弊害だそうです.
普通のカメラは複数枚のレンズをうまく組み合わせたりしてこれを修正しています.
(ただし,Palmに付けるカメラのレンズでそこまでこだわらないのは当然だと思いますが.)

また,私のCLIE NR70Vは,以前(2004.03.21)も書きましたが,ディストーションがひどいです.

その点,Zire71のレンズは優秀だなと思います.

 ++ 2004.05.25 (tue) ++ 


(This picture was taken with Zire71 and Kenko MPL-PX, and retouched with Vix)

このページ,読者層も考えて,一応デジモノネタは3日に1回と決めています.
(ある人からは,Plamの話題の日は読み飛ばすとまでいわれる始末…(笑).)

「デジモノサイト」にならない程度に(=泥沼にはまらない程度に)自重しています.

 ++ 2004.05.26 (wed) ++ 



先日(04.05.18),このページの展開を予言(?)した後輩N君が登場しましたが,ご本人からメールを頂きました.
遅くなりましたがご紹介します.

−−−−−−−−
Nです.
こんにちは,藤木さんのwebpageを楽しく拝見しています.
今日の日記には後輩のN君のコメントがあってびっくりしましたが,どうぞ私のコメントなぞ気になさらないで下さい.
いつの日かwebpageにトイカメによる味のある写真が掲載されるのを楽しみにしております(本当に).
それでは失礼します.
−−−−−−−−

N君,ご配慮いただきありがとうございます.
ただし,心配ご無用です.
このページは私が言いたいことをひたすら垂れ流すページです.
誰になんと言われようと関係ないです.

会話の成立する「ひとりごと」は怖いです(笑).

というわけで,明日はトイデジカメで撮った写真を出します.

−−−−−−−−
(04.05.27追記)

上の「誰になんと言われようと関係ないです.」という表現は少しきつく読めますね.
要するに,「気にしたりしないから大丈夫」という意味です.
あしからず.

 ++ 2004.05.27 (thu) ++ 


(This picture was taken with FUJIFILM AXIA eyeplate FA EP-1.)

先日買ったトイデジカメの1つ,「FUJIFILM AXIA eyeplate FA EP-1」.

画質に関しては,判断に困っています.
撮るたびに色合いが変わります(笑).

天候などもその要因の1つだと思います.
けれども,一番の原因は,露出の自動補正がいつ終わるか分からないことだと思います.

補正が終わらないうちにシャッターを押してしまうことがあるようです.
液晶モニタが付いていれば確認してからシャッターを押せるのですが….

あと,パララックスがひどすぎる気が….
(パララックスとは,ファインダーを覗いたときの画像と,実際に撮れた画像とのズレのことです.)

ということで,このカメラは歩きながらファインダーを覗かずノーファインダーで適当に撮るようにしています.
だって,構図を考えて撮ったところで思った通りに撮れないし(笑).

 ++ 2004.05.28 (fri) ++ 


(This picture was taken with FUJIFILM AXIA eyeplate FA EP-1.)

私,よく大学の廊下をフラフラ歩いています.
煮詰まって散歩しているだけなので,気にしないでください.
決して不審者じゃないので,お願いします(涙).

 ++ 2004.05.29 (sat) ++ 



「04.05.14」「04.05.20」と2度にわたって論文の共著者となる基準について書いてきました.
(小難しい話ばかりで申し訳ないです.)

これまでの話で,2つの基準が挙げられています.

それは,つまり,
・その研究に対して本質的な知的貢献をしたか
・その研究に対して責任を負えるか
というものです.

これらの2つの基準に加えて,ある先輩からもう1つ異なる意見を頂きました.
それは,理系の場合,とにかく,研究に関連した人はみんな共著者になることが多いということです.

例えば,コンクリートの強度に関する研究で,先生の指導の下,大学院生が分担でいろいろなコンクリートをつくり,みんなの共著として論文を書くといった場合が考えられます(よく知りませんが).
あるいは,遺伝子研究で,それぞれの学生が「君はここからここ,君はそこからあそこ」といった具合に分担して分析をして,みんなの共著として論文を書く場合も考えられるでしょう(よく知りませんが).

つまり,分業が確立しているということでしょう.

こういったタイプの研究の場合,一連の実験で何本も論文が書けたりします.
そのため,著者の順をいろいろと変えて,みんなの業績となっていきます.

なぜこんな話が出てきたかというと,現在,分野の異なる研究同士が同じ基準で評価される機会が多くなっていることがその理由です.
例えば,(旧)国立大学についていえば,独立行政法人化に伴う学部間の業績比較等もその1つだと思います.

本来,上のような理系タイプの研究と,論文1本公刊するために審査が1年もかかる心理学の研究とを比較するのはナンセンスなはずです.

もちろん,どちらのタイプの研究の方が優れているということを言う気はありません.
要するに,同じ価値基準にはそもそものらないはずだと思うのです.

けれども,客観的な指標としては,やっぱり,論文が何本書かれたかということで評価せざるを得ないというのも実情です.
これに関してもよく理解しています.
(そもそも心理学という学問は,主観的なものをいかに客観視するかという部分に血道を上げてきたわけですし(笑).)

こういった時流を考えると,(日本の)心理学でも,分業で研究をし,論文を大量生産していかなければならないのかもしれません.

また,個人的なことですが,私の場合,心理学に固執する気はさらさら無く,工学部に就職の口があれば喜んでいくと思います(かなり難しいですが).
けれども,そういった場合も,個人のレベルで理系の人との業績数の競争いになります.
そうすると,小さな貢献もどんどん共著者として加えてもらわなければやっていけない気がします.

「本質的な知的貢献があるか」とか,「共著者には責任が生じる」とか,そんなきれい事は言ってられないのかもしれないですね.

 ++ 2004.05.30 (sun) ++ 


(This picture was taken with NHJ Che-ez! splash!.)

トイデジカメその2.
「NHJ Che-ez! splash!」です.
(「04.05.18」参照.)

つくりはそれほどひどくはなく,かわいいです.

ただし,前回(04.05.27)紹介したeyeplateと同様,パララックスがひどいです.
というか,ファインダー自体が小さくて,覗く気がしない(笑).
そんなわけで,やっぱりノーファインダーで撮ってます.

その他,細かい点で色々「?」と思うところはあるんですが,別に性能を求めているわけではないので,細かなことをあれこれ言う気はありません.

あ,でも,1つだけ言わせてください.
これ,何で手動で電源が切れないんですか?(笑)

というわけで,最後に,最大の問題点だけを挙げておきます.

このカメラをパソコンに接続するためのドライバのインストールがうまくいかない場合があります.
(メーカーに問い合わせたのですが,Windows側の問題だから対処できないと言われました.)

これを自分で解決したいという人のためのヒントを以下に書いておきます.
#Googleの検索とかでたまに飛んでくる人がいそうなので書いておくということです.
#関係ない人は読み飛ばしてください.

Windows側のドライバのバージョンにもよると思いますが,Che-ez!のドライバのインストール中に警告が出る場合があります.
例えば,「usbhub.sys」「usbccgp.sys」「iyuv_32.dll」などのファイルが必要といった警告が出ると思います.
その場合,Windowsのファイル検索機能を使ってこれらのファイルを捜してみてください.
当然,この際,検索オプション等は適宜設定してください.
Windowsが最新の状態ならば,これらのファイルはコンピュータ内のどこかにあるはずです.
これらのファイルのある場所をそれぞれのファイルが必要となったところで指定してやればいいはずです.

以上,ファイルの場所はあえて書きません.
大して難しいことではありませんが,上のヒントで解決できない人は自分で何とかしようとしない方がよいでしょう.
PCのシステムを壊す可能性があります.
そういう人はメーカーに直接問い合わせて何とかしてもらってください.

逆に,分かる人は,上のヒントなんか読まなくても方法を思いつくと思うんですけど(笑).
いずれにしろ,あくまでも自己責任でお願いします.

 ++ 2004.05.31 (mon) ++ 


(This picture was taken with NTT DoCoMo D505is.)

本サイト内にある業績一覧のページ.
これは私の研究に興味を持っていただいた方に対して情報提供をするために設けてあるのですが,もう1つの目的があります.
それは,いつでも履歴書を作れる状態にしておくということです.
(そのために,200字程度の論文等の要旨を添えています.)

だいぶ以前に,先生に「就職の話はいつどこからくるか分からないから,常に履歴書を準備しておくように」と言われたことがあります.
この教えをちゃんと守っているわけです.

また,業績一覧をネットで公開することで,常に最新情報にしておくという動機が生まれます.

(こう見えても,めちゃめちゃ素直だし,色々考えてもいるんですよ.)

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