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カタリエヌモノ

** 2011.03の カタリエヌモノ **

 ++ 11.03.01 (tue) ++ 



紀要論文(*1)が公刊されました。

藤木大介・上田七生・樟本千里・若林紀乃・越中康治・松井剛太・長尾史英・山崎 晃 (2011).認定こども園への移行が保育者の保育観に及ぼした影響 梅光学院大学論集,44,11-21.
#「業績一覧」のページからダウンロードできるようにいたしました。

これは「認定こども園研究会」(*2)の成果です。

ひとまずは最低限の責任は果たしました。

−−−−−−−−
(*1)これまでのこの研究の経緯については「10.11.108」からたどってください。
(*2)本サイト内では「認定こども園の保育カリキュラム」としてご紹介しています。

 ++ 11.03.02 (wed) ++ 



年をとるごとに怖いものが増えていきます。

 ++ 11.03.03 (thu) ++ 



みなさんは子どもの頃自分の顔について意識し始めた瞬間を覚えていますか?

私は幼稚園に入った頃,鏡で自分の顔を見て,見慣れた友達の顔と違うことに違和感を覚えました。
それ以来,自分の顔を見るのが好きではありません。

自分の顔に対する認識の発達過程を調べる研究とかもおもしろいかなと思っています。

 ++ 11.03.04 (fri) ++ 



今日から保育実習の訪問指導にまわっております。

また,明日は母の誕生日のため実家に戻ります。
来週月曜日(7日)は,保育実習の訪問指導で長崎県諫早市へお邪魔します。

そのため,週末の更新はお休みいたします。

次回更新は8日(火)です。

 ++ 11.03.08 (tue) ++ 



例年の通り(*1),今年度の業績の総括をします。

今年はかろうじて審査論文1本がカウントされています。
しかし,これでは研究者を自称してはいけないレベルだと思います。

研究自体は行っています。
しかし,得られたデータを公表していく余裕がないのが現状です。
来年度以降はアウトプットに集中できればと思います。

ただ,1つの成果としては,卒論生と行った研究を紀要にまとめられたことです。
卒論指導はどうしても自分の専門と関わらないテーマとなりがちです。
それでも何かしらの成果を出せたことは良かったと思います。

−−−−−−−−
(*1)「10.03.29」参照。

 ++ 11.03.09 (wed) ++ 



脱出します。

少し大きな檻(*1)に移ります。

「最も合理的,かつ根本的な解決手段」を講じると宣言したので,実行に移したまでです。(*2)

ラストスパート(*3)成功です。

−−−−−−−−
(*1)「10.09.14」参照。
(*2)「10.03.08」参照。
(*3)「10.04.01」参照。

 ++ 11.03.10 (thu) ++ 



梅大に赴任したとき,ある先生に
「(いずれ異動するんだろうけど)小学校課程が完成するまではいて欲しい」
と言われました。

私も採用していただいた大学に不義理をする気はありませんでした。
なので,最低限のマナーといわれている期間は異動する気はありませんでした。

そして,そのときがやってきました。
といっても,それなりの大学に異動するとなると,そうそう簡単なことではありません。
ぼちぼち公募にトライして,数年内に異動できればという感じでした。

ところがどっこい,一発で引き当てました(笑)。

 ++ 11.03.11 (fri) ++ 



異動が決まっても,真面目に働けた自分は善意に基づいて動いていると分かりました。

 ++ 11.03.12 (sat) ++ 



異動が決まるまでのプロセスです。
若手の皆様のご参考まで。

6月4日 公募締切
8月20日 面接
9月22日 内々定
10月5日 割愛願い送付
12月3日 内定

#割愛願いを頂いてから内定が出るまでに時間がかかったのは,現所属が事務処理を放置していたからです。

 ++ 11.03.14 (mon) ++ 



梅大は教員と職員,学生の距離が近い大学です。
本当に,皆が顔見知りという感じです。

最初は気持ち悪かったのですが,3年いると慣れました。
というか,慣れたくはなかったです。

おかげで,ひどい大学なのに離れがたいです。

 ++ 11.03.15 (tue) ++ 



今日は卒業式でした。
私は呼名担当者でした。

また,私の卒論生が学科総代を務めました。
さらに,別の卒論生が学長賞を受賞しました。

 ++ 11.03.16 (wed) ++ 



ゼミ生の卒論(*1)を学部紀要に投稿いたしました。

高橋香奈子・藤木大介 (2010).自閉症児の三項関係の成立過程:シャボン玉を用いた介入の効果の検討 梅光学院大学子ども学部子ども未来学研究,5,59-70.
#「業績一覧」のページからダウンロードできるようにいたしました。

私にとっては専門外の論文ですが,少しでも現場のお役に立てればと思い公刊しました。
御笑読頂ければ幸いです。

−−−−−−−−
(*1)卒論の概略は「10.12.08」参照。

 ++ 11.03.17 (thu) ++ 



梅大で働いた3年間は,研究者としては停滞でした。
研究環境や研究費が無く,つらい日々でした。

教員としては良く鍛えられました。
校務は非常に多くのことを経験させてもらえました。
また,大手予備校等のデータを信じるなら,日本一難しい状況で授業をしていたことになります。

もう怖いものはありません。

 ++ 11.03.18 (fri) ++ 



2,3月はじわじわと「喪失体験」をする時期なんだと思います。

「喪の仕事」以前に,完全に喪失するまでに猶予があるため,「喪失予期不安」(?)が起こります。

 ++ 11.03.19 (sat) ++ 



卒論生10名の来年の進路がほぼ出そろいました。

小学校教諭 1名
公立保育士 1名
消防官 1名
保育者(保育士,幼稚園教諭) 3名
福祉職(介護等) 2名
未定 2名

公務員3名は上出来でしょう。
特に,保育者志望学生向けのゼミとして開設されたことを考えれば,小学校教諭1名を輩出できたことは喜ばしいことだと思います。
また,保育者3名も非常に評価の高い園に決まってくれました。
あと,未定のうち1名は小学校の臨採待ち,もう1名はある意味最高の就職が決まっています。

私のゼミ生は卒論も就活もよく頑張ってくれました。

 ++ 11.03.22 (tue) ++ 



東北関東大震災に関し,大学教員として何ができるか。

研究者が社会に働きかける方法は,世の中に叡智を示すことだと思います。
なので,心理学の叡智を示すことで世の中を元気にできる学生を育てることだと思います。

 ++ 11.03.23 (wed) ++ 



異動に伴い,本日をもちまして今年度の更新を終了いたします。

次回更新は,新しい所属のサーバにこのサイトを移した後といたします。
#移転作業が完了次第,お知らせいたします。

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