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カタリエヌモノ

** 2012.01の カタリエヌモノ **

 ++ 12.01.04 (wed) ++ 



書き初め@筆ペン

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新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 ++ 12.01.05 (thu) ++ 



書評というものを書くお仕事をしました。

そもそも,書評ってなんなのかよく分かっていませんでした。
読書感想文ではないということぐらいしか分かっていませんでした。

なので,ひとまず自分が読んだことがある本の書評を読んでみました。
その結果,内容の紹介をして,おすすめポイントと要望とを書けばよいのではないかと当たりをつけました。

あとは,その本が扱っている内容について専門知識がない読者にも理解できるように書かなければと思いました。
そして,基本的には書評を読むことで紹介された本を読みたいと思わせるようにすべきだと思いました。

最も気をつけたのは,書評といえどもつまらない文章にはしないということです。
私は文章を書くからには,そこに何かしらのオリジナリティを含ませるべきだと思っています。
評者としての意見がオリジナルものであり,書評自体に文章的価値を伴わせたいと思いました。

ただ,以上のような注意点を自分で定めたのですが,その加減がよく分からず,実際の執筆では結構難儀しました。

 ++ 12.01.06 (wed) ++ 



今年は色々な先生がWeb上で年頭の所感として
「今年は論文を○本書く」
とかおっしゃっているのを拝見しました。

なので,私も書こうかと思いましたが,よく考えたらいつも年度末にやってるんでした(笑)。

 ++ 12.01.10 (wed) ++ 



子どもは,
医者を目指したり,
弁護士を目指したり,
教師を目指したり,
芸術家を目指したり,
公務員を目指したり,
会社員を目指したり,
色々である。

その中の1つの道を選んだに過ぎない,全体からすればマイノリティーな人間であるにもかかわらず,教師は学校で「自分をモデルにせよ」と無自覚に言いたがる気がする。

 ++ 12.01.11 (wed) ++ 



教師を目指す学生は,
学校に良い印象を持って育ってきた人間で,
先生の話を素直に聞けて,勉強も良くできた人間だからか,
大学の「先生」の話も素直に,ありがたい話として聞いてしまう気がする。(*1)

−−−−−−−−
(*1)「08.05.02」参照。

 ++ 12.01.12 (thu) ++ 



愛知教育大学と聞いて全国の何割の方が国立大学(法人)だと認識できるのでしょうか。

もちろん,隣県の方ぐらいは認識できると思います。
あと,近隣に国立の教育大学がある方は「愛知にもあるんだ」と思えるかもしれません。

しかし,それ以外の地域では認識率は低いと思います。
また,基本的に単科大学は認識率が落ちる傾向があると思います。

いや,地元で「愛知教育大学に異動した」とか言っても,相手は反応に困っている様子なので(汗)。

 ++ 12.01.13 (fri) ++ 



プリンタ体制を変更しました(*1)。

私はここ数年,複数のプリンタを役割分担させて使っています。

オーソドックスなパターンは,
・新しいプリンタは清書用
・古いプリンタは試し刷り用(裏紙使用)
といった感じです。

しかし,デスクトップPCをWindows 7 (64bit)にしたため,旧プリンタ(Canon LBP-1120)(*2)のドライバがなく,使用できなくなりました。(*3)
そのため,夏以降,新プリンタ(EPSON PM-T960)(*4)の1台体制で仕事をしてきました。
しかし,このPM-T960も使えなくなりました。

当初は「プリンタ内部の部品調整時期が近づいています」といったエラーが表示されていました。
これは,廃インク吸収パッドの交換時期を示すエラーのようです。
そして,あまり時を置かず,「プリンタ内部の部品調整が必要です」というエラーが表示され,印刷できなくなりました。(*5)

民生品を仕事で使うと,2台体制であっても3年しか持たないようです。
もちろん,部品交換すればまだ使えます。
しかし,消耗品を自分で交換できないのはナンセンスだと思います。

ということで,年度末で予算の残っていない時期ですが,プリンタを購入することにしました。

理想の陣容は,
・A3両面対応カラーレーザープリンタ(清書用)
・インクジェットプリンタ(試し刷り用)
・フラットベッドスキャナ(*6)
です。

しかし,残りの予算ではレーザープリンタの購入は無理です。
そこで,ひとまず廉価なインクジェット複合機を購入することにしました。

購入したのはEPSON EP-804AWです。

この機種にした理由は,
・前機種(PM-T960)のインクを流用できること
・ひとまずフラットベッドスキャナを購入しなくて済むこと
・無線LAN対応だったこと
・比較的安価だったこと
などです。

このプリンタもどれぐらい保つか分かりません。
民生用プリンタは消耗品だと思って割り切って使おうと思います。

−−−−−−−−
(*1)どのようなプリンターを使うかは,PCで作った書類等の成果物を気持ちよく出力できるか否かに関わるので,私にとって重要なことなのです。
(*2)ドクターに進学するときに買ったレーザープリンタです。約10年間,ともに戦ってくれました。
(*3)「11.09.21」参照。
(*4)前任校に赴任したときに,自腹で買ったインクジェット複合機です。
(*5)ちなみに,このエラーが出るとスキャナとかも使えなくなります。
(*6)PM-T960は複合機のため,この機能をリプレースするには複合機を買わないかぎり,フラットベッドスキャナも買い足す必要があります。

 ++ 12.01.16 (mon) ++ 



明日は代休を頂くことにしました。

生きていくのに支障が出るくらい服がなかったりすので,いろいろやる日にします。

ということで,明日の更新はお休みします。

 ++ 12.01.18 (wed) ++ 



「研究をしたい」と言っておきながら出来てません。

「『研究をしたい』と言っておけば研究者らしく見えるとでも思っているのではないか」
と言われてもしょうがない状況です。

なんとか研究活動を再開したいです。

 ++ 12.01.19 (thu) ++ 



「心理学研究の新世紀」という本の「文の意味表象の形成過程」という章を執筆しました。

これは私のこれまでの文理解研究のエッセンスをまとめたものです。

新しい情報はありませんが,コンパクトにまとめられていると思います。

 ++ 12.01.20 (fri) ++ 



論文になりそうな研究は思いつく。
しかし,人に見せたい研究は思いつかない。

業績を増やす必要性は理解している。
しかし,業績を稼ぐこと自体に興味はない。

 ++ 12.01.23 (mon) ++ 



研究業績の重ね方には,
 就職するためのやり方,
 研究環境を手に入れるためのやり方(*1),
等があります。

私は,
 助手時代,
 前任校時代,
これらを意識してやってきました。

そして,ようやくある程度
 研究者個人としての知的欲求を満たすためのやり方
で研究が出来るようになりました。

−−−−−−−−
(*1)端的に言えば異動するためのものなのですが…。

 ++ 12.01.24 (tue) ++ 



研究者としては,自分の代わりがいないというのはありがたい話です。

誰かに代わってほしいことがある場合は困りますけど。

 ++ 12.01.25 (wed) ++ 



例えば,
 注意深くあろうとすることと
 注意深くできることと
は別です。

これは態度と能力を区別するということです。

ただ,いくつかの大学を渡り歩いてみて,
 態度を能力がかなりの割合規定している
という直感はおそらく支持されると思うようになってきました。

大学や学部毎のカラーもあると思いますが,能力差がもっとも大きな説明要因だと思います。

 ++ 12.01.26 (thu) ++ 



大学生の学びに対する態度は,能力と経験との交互作用の結果だと思います。

例えば,「それなり」の能力があり,高校までに「それなり」の結果を出してきた学生は,自分の「それなり」に努力した成果が大学における様々な到達目標とも一致すると錯覚しがちな気がします。
学生が「それなり」な場合に特に,自分の努力と他者が設定した要求水準とが完全に独立しているということに気づきにくい気がします。

 ++ 12.01.27 (fri) ++ 



嘘や言い訳が必要なのは,能力や実力が伴わないから。

嘘や言い訳を怒ってもしょうがない。
嘘や言い訳は哀れむよりほかない。

 ++ 12.01.30 (mon) ++ 



最近,意識して字を書く機会が何度かありました。
そのせいもあってか,筆記用具に対する興味が高まっています。

人に頂いた高級なボールペンを手入れしたり,
昔使っていた万年筆を出してきたり,
万年筆を新調したり,
しています。

 ++ 12.01.31 (tue) ++ 



最近は字を書く機会はほとんどありません。
書類に署名をするぐらいです。
新しい筆記用具を入手しても,あまり使えません。

ただ,職業柄,原稿に赤を入れることは多くあります。
そのため,ボールペンのリフィルも赤ばかりストックしてあります。

なので,万年筆の購入にあわせてインクも新調しましたが,赤も買いました。
昔使っていた万年筆を原稿への赤入れ用にしようと思います。

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