議論とは何か |
通常、物理学の研究室で、議論(ディスカッション)と呼ばれるものは、
「ある問題をあらゆる角度から論じ,満足のいく結論に達するためにあらゆる
異なった意見を理性的・建設的に討議すること」です。 物理学の論文では、その最後のところで、しばしば、仲間や同僚など、 discussion をしてくれた他の研究者に、 感謝の意を表すことがあります。 尚、日本語にすると、同じ「議論」でも、 ディベート(debate: 公の問題を賛成・反対に分かれて公開の席上で公式に 討論する)とは全く意味が異なります。 → 議論についての議論 |
物理学の議論はいつでもどこでも |
物理学の議論は、いつでも、どこでも、誰とでも、遠慮なくしてください。
そのために研究室に毎日集まってくるようなものです。
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議論はうるさいか? |
私が信じているルールでは、研究室内で、物理学のディスカッションで
うるさくて、他の人が静かに本を読めないという状況のときには、
ディスカッションが優先されます。
人数の多い部屋では、分野の異なる話の
ディスカッションがうるさいのは、ちょっと難儀かもしれませんが、
物理学の研究室では、そのぐらいディスカッションが重要視されるということです。
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