国吉 久人
KUNIYOSHI, Hisato
略歴
1989年 3月 東京大学農学部農芸化学科 卒業
1994年 3月 東京大学大学院農学系研究科 博士課程修了
1994年 4月 日本学術振興会 特別研究員
1995年 4月 科学技術振興事業団 山元行動進化プロジェクト
研究員
1998年 5月 理化学研究所 脳科学総合研究センター
研究員
1998年10月 科学技術振興事業団 山元行動進化プロジェクト
研究員
1999年10月 トロント大学 ポスドク研究員
2000年11月 広島大学生物生産学部助手
2002年 4月 広島大学大学院生物圏科学研究科助手
2006年11月 広島大学大学院生物圏科学研究科講師
2012年10月 広島大学大学院生物圏科学研究科准教授
現在に至る
自己紹介
略歴を見てのとおり、転々としてます。この間、カイコ、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュ、ヒトデと、研究対象が次々と変わり、現在のベラとクラゲに落ち着きました。実験手法も、天然物有機化学から始まり、分子生物学、遺伝学と幅を広げ、とりあえずいろいろできます(→研究経歴はコチラ)。今後は、それぞれの利点を組み合わせたユニークな研究スタイルを確立したいと考えています。
子供の頃から、水陸問わず小さな生き物が大好きで、今でも通勤・帰宅途中に、田んぼを覗いてみたり、道端の雑草に群がる虫を眺めたりしています。よくよく調べると、実に奇妙な生き様を見せる生物もたくさんいて、人間の知らない生物現象がまだまだ存在することを予感します。「新しい現象を見つけて、新しい分子を見つける、それが私の、研究のバックボーンです」と言いたいところですが、思うようにはなかなか行かないのが現実です。ともあれ、まずは「これは面白い!」と心から思える現象について、できることからやっていきたいと思います(→詳しい研究内容はコチラ)。
趣味は、広い意味での「生物採集」でしょうか。釣りも好きだし、網で魚やら虫やらを取ったり、田んぼの土(ほんのちょっとだけ)とか、川の石とか、池の水草とか取ってきたりもします。これらを「サンプリング」と称して、いかにも研究活動の一部のふりをしています。
他には、大学時代にスキューバダイビングをそれなりにやっていましたが、お金がかかるし面倒くさいので、最近は専らスキンダイビング(シュノーケリング)をします。現役時代は毎週プールで練習していたので、3分ぐらいは普通に潜れていたのですが、今は運動不足と肥満もあって1分も潜れません。やせなければ・・・。
飲むのは好きです。ビール党なので、徹夜で飲むときも最初から最後までビールだけです。酒の肴は魚介類です。生物生産学部にいるおかげで、おいしい肴を食べられる機会がとにかく多いです。しかし、「一・友、二・酒、三・肴」という言葉があるように(本当にあるのか?)、いい友達と一緒に飲めることが、何よりも幸せなことだと思います。
以上、駄文にて失礼します。