彼らももういい歳だし,ずっとこのままではいられないよね。
昨夜,ファンヒーターの前で午前2時までうたた寝してしまいました。 結果,また扁桃腺が腫れた。 スパークリングワインはやっぱり効きますね。 でも美味しいから,また飲んでしまうのだけど。 翌日が休みだと,安心して飲めるのが良いです。
昨日読み始めたネレ・ノイハウスさんの 『悪しき狼』 を読み終わりました。 安心安定のオリヴァー&ピアシリーズです。 長かった…。 長かったけれど,本当におもしろかった。 テーマがシリアスなので,「おもしろい」 という表現は適切ではないのかもしれないけれど,先が気になってどんどん読み進めてしまうところは,やはり 「おもしろい」 としか表現できない気がします。 このシリーズは毎回終盤に 「えっ!」 と驚く場面があるのですが,今回も本当に声が出るほど驚いた。 少しページを遡って,「なるほど,ピアにはこう見えていたけど,彼女には別の人物に見えていたんだな」 と感心しました。 「映像化する時は,後ろ姿だけにすれば良いか」 などと余計なことも考えた。 途中,「この人たちの話は本当に必要なのだろうか?」 と疑問に思うこともあったのですが,むしろその人たちの話が重要だったことにも驚きました。 なんか,ごめんなさい。 最近ダメダメだったオリヴァーが,今回はシャキッとしていたので安心しました。 署長に対するあの場面とか,良かったな。 翻訳小説のおもしろさは翻訳者の力量によるところが大きいと思うのですが,このシリーズの翻訳者酒寄進一さんは,本当に上手だな,と思います。 誰目線? って叱られそうですけど,本当にこのシリーズの翻訳者が酒寄進一さんで良かった,と思います。 本国ではあと3作発表されているみたいなので,そちらの翻訳も待ち遠しいです。
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