雲月山(うづつきやま)へ行ってきました。
地図で見ると,広島県と島根県の県境の上にどっかりとのっかているこの山の
広島県側の斜面は一面すすきに覆われた,秋にはもってこいのロケーションを持っています。
残念なことに,すすきを楽しむにはちょっとだけ時期が早かったけど,
秋の花を満喫してきました。



今回は,とある人のリクエストで科と属を入れてみました。



秋の七草にちなんで
 
かわらなでしこ( ナデシコ科 ナデシコ属 )
 庭でもどこでも見るようで,やっぱり色が違うなあ・・・と唸らさせらる花。

すすき( イネ科 ススキ属 )
 すすきの穂が逆光で銀色に光っている風景はとても美しいと思います。
  
おみなえし( オミナエシ科 オミナエシ属 )
 おとこえしという花もあるけど,なんでか,おみなえしほどメジャーでない。


「秋」の名のついた花

あきのきりんそう( キク科 アキノキリンソウ属 )
 最初にがなややくしそうと見分けがつきませんでした。今でも・・・・。

あきちょうじ( シソ科 ヤマハッカ属 )
 秋に咲く丁半の丁の字に似た花。分かりやすい。

きばなあきぎり( シソ科 アキギリ属 )
 秋桐の漢字をあてる。シソ科にしては,大きい花だと思う。


匂い,味,形で憶えた花 

やまはっか( シソ科 ヤマハッカ属 )
 ミントによく似た葉からは,じつはなにも匂わない。

やまらっきょう( ユリ科 ネギ属 )
 にんにくの匂いと,紫色の葱坊主で強烈に自己主張している。

われもこう( バラ科 ワレモコウ属 )
 葉にスイカのような匂いがある。と図鑑に書いてある。
 その気で匂うとなんとなく匂う。

なぎなたこうじゅ( シソ科 ナギナタコウジュ属 )
 和製ハーブと呼ぶ人は多い。
 ちょっと甘い香りは,ハーブと呼んであげよう,という気になる。

せんぶり( リンドウ科 センブリ属 )
 胃薬になるとかで,数がどんどん減っている花。
 舐めただけでしばらく口の中が苦い。

まつむしそう( スイカズラ科 マツムシソウ属 )
 「まつむし」という仏具があるらしい。どなたか知りませんか?

はばやまぼくち( キク科 ヤマボクチ属 )
 花も茎も紫色を帯びた花。満開の時でも,ドライフラワーのような風情。
 自然の植物には見えない,不思議な形だと思う。

うめばちそう( ユキノシタ科 ウメバチソウ属 )
 梅鉢紋という家紋に似ているらしい。
 他にもぎんばいか(銀梅花),ばいか(梅花)いかりそうなど梅の名を持つ花は多い。


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