研究内容

物理教育研究 Physics Education Research(PER)


物理学教育研究(Physics Education Research; PER)は、 学生が物理学を理解するための効果的な方法を見つけることを目指しています。 PERでは、教育のプロセスを科学的に分析し、学生の学習過程における課題や問題を特定し、 その解決策を開発するために、実験、調査、および数学的モデルを使用します。 学習者の認知、態度、および学習を促進する教育戦略の開発や評価、 また、物理教育の効果を評価するための科学的なアプローチを追求します。

これまでの卒業研究題目

  1. 音波の伝播を可視化する演示実験教材の開発(2023年度)
  2. 入門物理学を学ぶ大学生を対象にした力学的波動の概念理解に関するインタビュー調査(2021年度)
  3. 力学概念理解度調査の縦断データ分析~高校生が物理を学ぶ過程に関する研究~(2020年度)
  4. 物理学における大学生の持つ素朴概念と修得が困難な概念の調査-レポートの分析(2019年度)
  5. 広島大学における学生の物理に対する意識と学習態度-The Colorado Learning Attitudes about Science Survey (CLASS) を用いた調査-(2016年度)

これまでの修士論文題目

  1. 大学1年生の力学的波動伝播の概念理解に関する研究ーインタビューデータのテキスト分析―(2023年度)
  2. 力学概念理解度調査の縦断データ分析〜高校の「物理」履修者と非履修者の比較〜(2022年度)

分子シミュレーション

これまでの卒業研究題目

  1. 機械学習による分子動力学シミュレーション(2019年度)
  2. 水の分子動力学シミュレーションの開発(2015年度)
  3. GPUを用いた分子動力学シミュレーションの開発(2015年度)
  4. 分子動力学シミュレーションによる非ニュートン流体の粘性の研究(2014年度)

これまでの修士論文題目

  1. 人工ニューラルネットワークを用いた液体硫黄の分子動力学シミュレーション(2021年度)
  2. 水‐メタノール混合系の ダイナミクスの研究 -分子動力学シミュレーション-(2017年度)
  3. GPU(Graphics Processing Unit)を用いた分子動力学解析プログラムの開発(2017年度)
  4. 分子動力学シミュレーションによる水-メタノール混合系の音速の研究(2016年度)