ターミナル
コマンド入力のために必要になります。
私はインターネットで公開されている
qpe-embeddedkonsole-ja_1.6.0-wide3_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
インストール後、アイコンを長押しして
「アプリケーションをVGAの画面に最適化して実行する」
のチェックをはずしました。
最初に起動すると文字が最小になっているようなので、
Fn+QでFontをlcfont(18dot)に変更しました。
これでbashを使ってコマンドを入力できるようになります。
Fn+Qで設定できるものは以下のとおりです。
- Font
Micro, Small Fixed, Medium Fixed, Unifont small, Unifont, lcfont small,
lcfont medium, lcfont large, lcfont (18dot), lcfont (20dot),
lcfont (24dot), lcfont (26dot)
- Colors
Green on Black, Black on White, White on Black, Black on Transparent,
Black on Red, Red on Black, Green on Yellow, Blue on Magenta,
Magenta on Blue, Cyan on White, White on Cyan, Blue on Black
- Charset
EUC, JIS, SJIS, UTF8
Fn+2を押すと上の Terminal -- 0 と書かれているバーが消えて、
少しだけ画面を広く使えるようになります。
もう一度Fn+2を押すと消えていたバーが現れます。
Fn+5を押すと別のターミナルの窓を開けます。
Terminal0を開いた状態でFn+5を押すとTerminal1を開きます。
Terminal0とTerminal1を開いた状態でFn+5を押すとTerminal2を開きます。
Terminalを複数開いた状態でFn+1を押すと
0->1->2->0というふうに番号順にTerminal間を移動できます。
一つのTerminalを閉じたいときは、閉じたいTerminalで
$ exit
を実行します。
画面右上の×を押すとターミナル全体が終了します。
各種コマンド
ターミナルで使う各種コマンド等の覚え書きです。
- rsync
インターネットで公開されている
rsync_2.6.8-1_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
色々なオプションを付けてファイルを写したり更新できる
便利なコマンドです。
ネットワークを通して他のコンピュータにファイルを写すこともできます。
具体的な使用例はZaurusのネットワークの項にいくつか書きました。
- ssh
インターネットで公開されている
openssh-3.6.1p1_arm.tar.gz に含まれている
openssh-client_3.6.1p1_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
これでLAN接続でもPHS通信カードによる接続でもサーバにログインできる
ようになりました。
rsyncと組合せて使うとファイルの転送もできます。
詳細は
ネットワーク
に書いています。
実際にファイルを転送してみると、
LANよりもPHS通信カードを使った方が通信速度はかなり遅いようです。
- armutils
ターミナルでよく使う基本的なコマンドが少ないので、
インターネットで公開されている
armutils_1_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
これで、たとえば less が使えるようになります。
- nkf
漢字コードの変換ツールです。
インターネットで公開されている
nkf_2.03-1_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
- zsh
色々な条件を付けてファイルを転送するときなどに使っている高機能シェルです。
インターネットで公開されている
zsh_3.0.8-6_arm.ipk を
プログラムエリアにインストールしました。
普段使っているコマンドの使い方に関する覚え書きです。
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