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「A Relity of Life and Death」展 ギャラリーオカベ(東京・銀座) 2000年6月19日(月)~24日(土)

(以下、会場に掲示した挨拶文からの引用)

 [展覧会コンセプト] 

 私たちは理解しているつもりでも、実は何も理解できていないことが意外に多いのではないでしょうか。例えば「生」や「死」に関する問題は、誰にとっても根本的に避けられないはずです。しかし「生」や「死」のリアリティー(現実感)を感じている人はどれほどいるのでしょうか。特に現代の日本においては昨今の事件が物語っているように、「死」に対する感覚が希薄になっているようです。

 情報化は私たちに豊かな生活を与えてくれますが、それと同時に「生」や「死」の感覚をうばっていくような気がします。「生」のリアリティーが感じにくい社会。「死」のリアリティーが感じにくい社会。好むと好まざると、我々はそんな時代に生きているのではないでしょうか。

 この問題に対する様々なアプローチの中から、私は自分が携わっている彫刻を通して考えてみようとしました。「生と死のリアリティー」をキーワードに現代、情報、流行などについて私なりの方法で造形化しようと模索した結果が今回の展覧会です。甚だ拙い仕事ではありますが、ご高覧いただければ幸いです。





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