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「聖母子像」@聖マリア修道女会・千葉修道院(千葉市) 2018年3月3日除幕

 (以下、除幕式当日の挨拶原稿より部分引用)

(前略)

この度は、修道院の創立50周年を記念し、聖母マリア幼稚園の卒園生の一人として、この聖母子像の制作に当たらせていただきました。この貴重な機会をお与えくださいました、園長の羽場勝子先生をはじめ、シスターの皆様、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

私自身はキリスト教徒ではありませんが、「三つ子の魂百まで」と言いますので、マリア幼稚園に通って教えていただいたことは、いまの私の基本的な考え方の根幹を成しているように思います。

今回の制作にあたっては、キリスト教そのものや、イエス様・マリア様への理解が十分ではないかもしれませんが、私なりに精一杯作らせていただきました。聖母子像は、彫刻や絵画など、これまで多くの芸術家が取り組んで来たテーマでもありますが、私は私なりに過去の偉大な作品を参考にしつつも、自分なりに、優しくて、それでいて芯の強い聖母子像にしたいと思って作りました。イエス様は、安心してマリア様に身を委ね、眠っています。マリア様はイエス様を守るように優しく抱きかかえ、しっかりと前方を見つめています。

色つけについても、このお御堂の中で、主張しすぎず、それでいてしっかりとした存在感があるような色味にしたつもりです。

実際の設置は26日(月)に行ったのですが、作品台については、木工作家の上野活眞樣にお願いしました。

(中略)

そんな色々な思いがこもったこの場所に、作品を設置する機会をいただけたこと、心より感謝しております。本当にありがとうございました。
あとは皆様にお渡ししますので、この聖母子像を大事に守っていっていただければと思います。

今日は、おめでとうございました。

平成30年3月3日(土)
一鍬田 徹

                                         




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