広島大学大学院工学研究科情報工学専攻 栗田(パターン認識・機械学習)研究室

研究内容

統計的パターン認識とその画像認識への応用

主にパターン認識や機械学習の画像認識への応用に関する研究を行っています。
最近やっとデジタルカメラ等に顔を自動的に検出する機能が搭載されるようになり、画像認識が身近になってきましたが、私も20年以上前から顔認識や顔検出等の画像認識の研究をしています。また、前の職場では、脳神経情報研究部門に所属していましたので、脳科学の知見を取り入れた画像認識手法に関する研究も行ってきました。
最近では、車の安全運転支援のための画像認識や顔以外の一般物体の認識等の研究も行っています。今後は画像認識の研究をさらに発展させて、映画の内容を自動的に理解するような研究にも挑戦してみたいと考えています。

研究プロジェクト

訓練サンプル最適化による識別器の性能向上手法(科研費基盤(C)分担)

最適化手法を取り入れることにより、現実的な計算量(時間)で、準最適な特徴、および、訓練セットを選択し、汎化性の高い識別器を構成する手法について研究しています。

人の認知・判断特性を踏まえたシステム安全のための技術的支援と法理論(科研費基盤(A)分担)

動画像から運転者の行動を認識するための特徴抽出手法を開発しています。

画像処理及び画像認識に関する研究(民間企業との共同研究)

民間企業と共同で、画像認識の具体的な応用課題について研究しています。