ここでは、単一の観測方向から得られた Orthogonal-Range 型[171]の
レンジデータを対象とする。レンジデータは、実数行列 に蓄えられている
ものとする。ここで、行列の
要素は、点
での物体表面の
-軸
の値である。
このとき、レンジファインダによって観測された3次元曲面 は、次のような
パラメータで表すことができる。
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(373) |
その次および
次偏微分は、
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(374) |
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(375) |
従って、点 での法線ベクトルは、
また、注目点における最大主曲率と最小主曲率の積であるガウス曲率 とそれら
の主曲率の平均である平均曲率
は、