中学校・高等学校実習入門(社会科)

    ● 最終更新日 7月29日(土)
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1.ねらい
・授業を受ける「生徒」の立場から授業をつくる「教師」の立場へ,視点の転換を図る。
・教師の視点から,授業を観察する方法とその意味・意義を説明できる。

2.スケジュール:
【事前指導】
第5講(6月28日) 社会科に向けられている目-私の記憶,他者の記憶を手掛かりに-
・世間の人は,なぜ社会科が好きなのか,嫌いなのか?
・学校とは,教室とは,どのような空間なのか?
・なぜ美しいノートをつくるのか?

第6講(6月28日)ppt7/4修正  授業を観察する視点と方法-日本史「石山合戦」を事例に-
・授業観察には,どのような視点=顕微鏡or望遠鏡があるか?
・どのような視点で見ると,社会科授業の「仕込み」がみえてくるか?
・そもそも,なぜ授業を観察するのか?



第7講(7月5日)  授業を分析する視点と方法-現社「国際協力と日本の役割」を事例に-
・教科書は,地理・歴史・社会をどのように描いているか?
・教師は,地理・歴史・社会をどのように再構成して教えているか?
・なぜ両者は,必ずしも一致しないのか?



第8講(7月5日)  授業を批評する視点と方法-地理「オーストラリア」を事例に-
・なぜ研究授業では,「学習指導案」が用意され,配布されるのか?
・どのように授業を観察すればいいのか?-メモの取り方-
・どのように協議会で発言すればいいのか?-批評の仕方-




【附属校訪問】

 第9/10講(7月12日) 授業観察の実際-附属東雲中学校を訪問-
 ・朝6時20分集合,遅刻厳禁,
 ・上履き,バス代金,印鑑,ボードなどの持参



【事後指導】

 第11講(7月19日) 附属校で学んだこと(1)-伊達実践の振り返り-
 ・どのような授業が行われていたか?
 ・自分たちが中高で受けた授業と比較して,似ていた点/違った点とは?
 ・教師はどのような工夫をしていたか? なぜそんな工夫をしていたのか?



 第12講(7月19日) 附属校で学んだこと(2)-代表者に発表してほしいこと-
 ・教科指導を通じて,どんな子どもを育てようとしていたか?
 ・その目標を達成するため,教師はどんな手立てを講じていたか?
 ・本授業の「魅力」「不思議」とは? 社会科の「使命」って何だろう?




 第13講(7月26日) 「教育実習入門で学んだこと」合同発表会
 ・各教科の代表者が5分間で発表(A4用紙で1枚,最大2枚で作成)
 ・他教科の発表に対する質問

 第14講(7月26日)
 ・ポートフォリオの作り方・使い方
 ・観察録をまとめる