ごあいさつ

暮らしの学び舎Salmattについて

暮らしの学び舎Salmattとは

暮らしの学び舎Salmattは,2025年4月に設立されたボランテイア団体です。情報技術の進展とグローバル化によって,私たちの生活は急速に変化しています。本会では,その変化への対応も受け入れながら,自立した生活者を育むことを目的として,ウェルビーイング実現のために何ができるのかを追求していきたいと思います。そのために,私たちが自分の生活と向き合い,自分らしい生活を創造するための家政教育実践お よび研究と,それを支える小・中・高等学校の家庭科指導に携わる先生方の支援を行います。
この一年間は,助走期間として,代表鈴木の定年退職(2025年3月末)を記念して,『家政教育学研究の展開と展望-未来の生活者を育てるー』の出版準備を行ってきました。広島大学教育学部及び同大学院教育学研究科・人間社会科学研究科で家政教育学を学び,同大学院で博士課程を修了した9名(一部在学中の者も含む)が,鈴木とともに,月一回の研究会にて,自分の研究履歴(生活・職業履歴を含む)を振り返り,こ れまで取り組んできた,あるいは今取り組んでいる研究成果を示し,そのテーマの意義と必要性を問うてきました。それらをまとめて,家政教育学研究に携わる者が,その学問的あり方を追究し,議論につながる内容となっており,2026年3月,渓水社(広島)から刊行の運びとなりました。
2026年4月から,改めて本プロジェクトの内容を再考し,家政教育実践や研究に関わる人々を対象として,複雑な生活課題の追究のための情報共有(オンラインによる専門家の講演等),家庭科の独自性を発揮 できるカリキュラムと授業づくり,教材研究の共同開発,地域の学校支援,連携のプログラムを提案したいと思います。 教育実践者であり研究者である私たち自身が,生活者として主体的・積極的に他者や生活事象と関わり,多様な価値に触れて自分自身の生活のあり様を問うことが必要です。 私たちのウェルビーイングを支える家政教育研究を,理論と実践の両面から皆様とともに真摯に考え続けたいと思います。ご一緒に本会に関わって活動していただける皆様の連絡をお待ちしています。

「暮らしの学び舎salmatt」代表 鈴木 明子
広島大学名誉教授/博士(教育学)
(一社)日本家政学会認定 家庭生活アドバイザー

【目指す資質・能力】
①科学の知を総合して生活事象を解釈する力及び生活技能習得
②生活技能習得と日常生活実践に対する価値・態度形成
③他者との相互作用による自己の生活の創発等の資質・能力の向上

のん太の家庭科室