タイ・クラビ県の漁村風景

エビ刺し網。 漁村の前浜。漁民(半農半漁)が海でる準備をしている。 クラビの沖合いにはたくさんの島が浮かぶ。高級中華食材,「ツバメの巣」の宝庫。とる権利が設けられている。
海岸から沖合いにかけて,「ポー」と呼ばれる定置網が多数設置されている。カオトン地区では,ポーに関する「ローカル・ルール」(操業規則)がある。 ここのポーには2種類ある。漁獲対象が魚とエビでは多少形がちがう。魚用には,まんなかに魚道がある。 網目は小さい。
この地区のポーはすべて登録されている。水産局は設置場所は決めない。利用者の意思に任されている。場所とりはあるが,他人の場所に入っていくことはない。 ポーを作る木材。マングローブ林から切り出されてくる。

食品環境経済学研究室