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2002.06.18

ワールドカップ。韓国すごいね。びっくりだ。強豪イタリアと互角に戦って、しかもただ勝つだけじゃなくて、あの劇的な勝ち方だものね。そりゃ韓国の人たちは盛り上がるでしょう。ほんと最後まで目が離せない試合だった。日本対トルコ戦よりも興奮したぐらいだ。日本の試合はフラストレーションが溜まる試合でしたね。


2002.06.16

広島市内に行って買い物をしてきた。デジカメ用のUSBケーブルを買って、ついでに新型のiBookを見てきた。近いうちにMacのノートを買うつもりで、PowerBookG4とiBookどちらが良いか考えているんだけど、G4はやっぱりでかいね。持ち歩くノートじゃないと思った。iBookは大きすぎず小さすぎず、なかなか良いサイズだと思った。ただあのキーボードとトラックパッドは使いにくいね。キーを打っていると右手の親指の付け根の膨らみがトラックパッドにミスタッチしてしまうことがよくある。まあでもiBookを買う事になるのだろう。ていうかこちとらMacしか使えない身体になってしまったアップル様の奴隷なので、他に選択の余地がない。

買った本は『フィルムとしてのガンダム』(氷川竜介)など。これ面白いわ。他にもあれこれ全部で6千円分くらい買ったけど、なに買ったか忘れてしまった。思い出したら書き足すことにしよう。

西条に帰って食材の買い物をして豚の冷しゃぶと豆腐サラダを作って冷たいビールを飲みながらそれをつつきつつサッカー観戦。ささやかな幸福。


2002.06.15

ワールドカップ。カーン様とチラベルト閣下の2大巨頭の対決。試合結果はドイツに軍配があがる。もうちょっとチラベルトの活躍を観たかったけど、まあ仕方ない。


2002.06.14

ワールドカップ。3時半から日本代表の試合があったわけだが、仕事で観戦できない。ビデオ観戦する前に結果を知ってしまうと面白さが半減するので試合結果の情報を耳に入れまいとしていたのだが、これだけ話題になっているとそれも不可能でした。どこかの研究室からは歓声や悲鳴が聞こえてくるし。もうあちらからもこちらからも……。耳を塞いで目を閉じて歩かないと無理なことが分かりました。まあワールドカップよりもマイナーなスポーツ試合、たとえば甲子園ボウルとか関京戦(アメフトね)なんかでもビデオを観る前に結果を知ってしまって悔しい思いをすることはよくあることなので、ワールドカップでは致し方ないところか。しかしどうなんでしょう。試合経過を自分の目で観る前には余計な情報は知りたくないというのがスポーツ観戦を楽しむ人の一般的な感情だと思っていたのだけど、そうでもないんですかね。なにかどこかの職場では館内放送で試合の経過をアナウンスしていたとか聞いたけど、そんなことされて誰も怒らないのかな?

で、結果は分かっていたのだけど、試合はビデオで楽しみました。応援している方が負けたと分かっていて観るのはつまらないけど、今回は勝ちだったのでまあ良しとします。


2002.06.12

今日は晴れたので、新車のBD-1で出勤してみた。とにかく走りが軽々としていて、すごく気分が良い。車体が軽いせいなんだろうね。滑るように走る感じ。自転車に凝り始めると、どんどん車体を軽くする方向に走っていくという話を聞くけど、なるほどその気持ちが少し分かるような気がした。小径車のBD-1でこれなんだから、軽いロードバイクなんかに乗ればもっと気持ちがいいんだろうなと思った。


2002.06.11

部分日蝕は雨で見る事ができず。

夕方からは晴れ。レイトショーで『少林サッカー』を観てきた。これは評判通りの傑作ですね。日本マンガ界には、リアル・スポーツマンガに対して、「スーパー・スポーツマンガ」というジャンルが存在していて、たとえば『アストロ球団』、『リングにかけろ』、そして島本和彦の諸作品などがそれに該当するわけですが、それを映画化するとこうなる、という、まさにお手本のような映画でした。ギャグもけっこうツボにはまりました。饅頭屋の前でみんなで踊りだすシーンなんて、おかしくてお腹がいたくなりました。


2002.06.10

日曜は先週注文しておいた折りたたみ自転車を、受け取りに行った。r&mのBD-1と、DAHONのHELIOS SL。銀色に輝く、ま新しい自転車を見ていると幸せな気分になる。早速、同居人と一緒に西条の街を走ってみた。最初はBD-1、途中で交代してDAHONに乗ってみたが、どちらも走りが軽快で、安定性も悪くない。けっこう急な坂道も楽に登れる。軽くて早い「足」を手に入れたような感覚で、とても良い感じだ。乗っているだけで楽しい。折りたたんで持ち運ぶという使い方はまだ試していないので、輪行用としてどの程度実用的かはまだ分からないけど、それを置いても十分満足できる自転車だと思う。ただ一つの問題点はDAHONの方のサドルが固いこと。長時間乗るとお尻が痛くなる。これはそのうち交換した方が良いかもしれない。帰ってきたら腕が日焼けしていた。


土曜日に、注文していたDVD、『ダイ・ハード アルティメット・コレクション』『裸の銃を持つ男』が届いたので、日曜の夕方はマターリと『ダイ・ハード』を観ていた。dts仕様で特典もたっぷりというので、つい買ってしまった。dtsいうてもあまり大きな音は出せないんですけどね、集合住宅だから。内容はまあ皆さん御存じのように弾丸が飛び交って大量の火薬が爆発して主人公がいろんなところから落ちそうになったりして何度も死にそうな目に遭うという典型的脳天気ハリウッド映画、なんだけど、やっぱり面白い。ブルース・ウィリスが演じる巻き込まれ型ヒーローのキャラクタが良いんだよね。


『ダイ・ハード』を観終わったらそろそろキックオフの時間になったので、ワールドカップ日本対ロシア戦@スカパーを観る。しかしまさか本当に勝つとはね。あり得ないと思っていたグループ1位も十分可能になったわけで、ほんとにびっくりだ。終盤はかなり手に汗握る展開で、興奮した。稲本のゴールは素人目にはオフサイド? と思ったけど、解説の人は「オフサイドじゃありません」と自信ありげに言っていたのでそういうものかとその場は納得した。けど後で聞いてみるとやはりオフサイドと思った人はけっこういたみたいですね。ていうか稲本自身が「オフサイドかと思ったから落ち着いて蹴れた」みたいなことを言っていたとか。まあかなり微妙だったってことか。素人には判断できなくても仕方ないわね。


土日のお買い物は他に、あずまきよひこ『あずまんが大王』4、安達哲『バカ姉弟』1、『コミックファン』、黒田硫黄特集の『QJ』など。『コミックファン』は高橋葉介インタビューなど。高橋葉介って昔から好きな作家だったけど、いや好きというのとは違うかもしれないが、怖いもの見たさというか、たとえば若い頃に読んだ『腸詰め工場の少女』とか『クレイジー・ピエロ』にはいまでもトラウマになっているくらいショックを受けたが、いやだいやだと思いつつ抗いがたい妖しい魅力に惹き付けられてしまうような、そんな作家だった。それにしては、こういうインタビューを読むのは初めてのような気がするのが不思議だが。内容は、若い頃は引きこもりで、マンガを描きながらリハビリしていたみたいな話で、さもありなんという感じ。QJの黒田硫黄特集は、天才天才と持ち上げ過ぎてかえって萎えてしまうが、たしかに特筆すべき才能のある作家なので、インタビューは興味深く読んだ。


土曜は暑かったので、晩飯に豚の冷しゃぶを作った。たまねぎのスライスその他の野菜たっぷりと、さっとゆがいて冷やした柔らかい豚をおろし大根とポン酢で食べる。簡単で旨い。ビールにもよく合う。夏はやっぱり冷しゃぶだね。ってもう夏?

それは良いんだけど、肉を買おうと思って西条駅前のFUJIというスーパーの食肉コーナーに行くといつも「食べ放題ヨロレヒ〜」とかなんとかいう歌が流れていているんですけど、あれって何なんでしょう。うざったくて仕方がない。客の正常な判断能力を失わせようという陰謀ですかね? 魚のコーナーにいくと「さかなさかなさかな〜さかなを食べると〜」という曲が流れていて、まあこちらはもう数年前からあちこちで流れているので慣れたけど、最近は曲に合わせてビデオで人が踊っていたりするんですね。何もそこまでしなくても。昨日はその前で子供が一緒になって踊っていた。子供って踊りが好きだよね。


金曜日のイングランド対アルゼンチンも面白かったが、土曜に観たイタリア対クロアチアもすごい試合だった。イタリアのミス、動揺、不運に助けられたにしても、イタリア相手に本気で勝ちに行って本当に勝ってしまうんだから、クロアチアも大したものだ。


2002.06.07

昨日はフランスとウルグアイの試合を観ていたわけですが、荒れ荒れでしたね。面白かったけど。


とあるカエルの遺伝子を拾おうと思って、ここ3日ほどPCRの条件設定をやっているんだけど、電気泳動で産物をチェックすると、予想される長さより短い位置にくっきりときれいなバンドが2本出てくる。どうしたものかね。この遺伝子はカエルの生存に必須というわけではないので、決失変異が入っているという可能性もあるのだけれど…。これだけきれいなバンドが出るんだから、何か関係ある配列なんだろうと勝手に期待してクローニングしてシーケンスしちゃうのが正解か。


いま書いている論文はとりあえず本文、Legend、Referenceまで作ってしまって、推敲に入っている。Discussionで何をどこまで言うか、悩み中。でももうあまり大きな改変はせずに、仕上げてしまいたい…。


今日はイングランド対アルゼンチンですね。かなり楽しみだ。


2002.06.06

ページの上の方に絵を貼付けてみました。自分の研究のプレゼンテーションに使えるマンガが欲しいと思って描いた絵で、まあ絵の各部にはいろいろ意味があるんだけど、話せば長くなるのでそれは省略。生物屋さんなら何を言いたいかは、なんとなく分かってくれるんじゃないかと。下絵を僕が描いて、同居人が筆ペンでペンを入れてくれたやつをスキャナで取り込んでフォトショップで修正して色付けました。


この前の日曜日、同居人と一緒に近所の自転車屋に行って、折りたたみ自転車を見てきた。いま乗っている自転車はスペシャライズドの入門者レベルのMTBで、日常的に乗りまわすにはこれで不自由はないんだけど、最近、折りたたみ自転車を持って電車で輪行するというのに憧れていて、『折りたたみ自転車の本vol.2』なんて本も買ったりしていろいろ調べていたのだ。しばらく前にだいぶガタのきていた同居人の車(自動車ね)を廃車にして、当面は車無しの生活を続けるつもりなので、旅行とか中・長距離移動の足は電車が中心になるのだが、電車に加えて折りたたみ自転車があれば、機動力がかなり増加するだろうという期待もある。

その自転車屋さんは最近できた店で、小さな店なんだけど、折りたたみ自転車の品揃えは割と充実している。ブロンプトン、KHS、DAHON、r&mなど、興味があったメーカーのバイクは一通りあって、実際に重さを確かめたり、折りたたみ方を見せてもらったりと、親切にいろいろ教えてもらって、しばらく物色。輪行することを考えれば一番重要なファクターは恐らく重さで、次に畳んだときのコンパクトさだと思うのだが、いくら軽いからといって、走っていて疲れるような走り心地の悪い自転車には乗る気がしない。そうなると選択肢はかなり限られてきて、結局、選んだのは自分用にはr&mのBD-1、同居人用にはDAHONのHELIOS SLということになった。なんといっても重さが10.5kgおよび10.1kgという軽さが良い。もう少し若くて体力があればKHSのスポーツタイプのバイクF20Rなんかもカッコよくて良いかなと思ったんだけど、これでチンタラ走っていたらかえってかっこ悪いだろうしね。HELIOSは取り寄せということなので、次の日曜にでも取りにきますということにして帰ってきた。安い買い物ではなかったけど、もとを取れるぐらいこれで遊びたい。楽しみだ。

ヨーロッパ、たとえばオランダやドイツでは自転車が交通体系の中にきちんと位置付けられていて、人々の足として重要な役割を担っていると聞く。自転車道も整備されているし、電車に自転車をそのまま持ち込めたりするらしい。日本でもようやくJRの列車には袋に入れれば自転車を無料で持ち込めるようになったが、これらの国にくらべればまだまだ自転車の位置付けは低い。道路も完全に自動車優先で、自転車、歩行者、車椅子等の利便と安全はないがしろにされている。自転車道のある道などほとんどないし、歩道すらない道も多いし、歩道はあっても乗り上げて違法駐車してる車だらけだし、自転車で走っていると後ろから追いこしてきてわざわざこちらの進路妨害をしながら目の前で左折していく車はいくらでもいるし。殺す気か? と思うけどね。まあ自転車は自転車で、雨の夜に無灯火で傘さして2台横に並んで片手運転で右側逆走してくる奴とかいるので、馬鹿は何に乗ってても馬鹿だということなんだろうけど。毎日毎日自動車によって殺されている人の数と、環境問題を考えれば、これからの時代の交通は公共交通機関を充実させて自転車をそれと組み合わせていくような方向に進むべきだと僕は思うんだけど、とくに国鉄の民営化以降、なんだか物事はそれと逆方向に進んでいるような気がするよね。広島では可部線も廃止されるという話だし。


ワールドカップは大体1日に1試合くらいづつテレビ観戦している。もちろんキックオフの時間には帰宅できないのでビデオで観るわけだが、こんなときはハードディスク・ビデオ(SONY Clip-On)の、とくに録画中でも再生できる機能の有り難みが身にしみる。テープに録画していたら、こんなに観る事は到底できなかっただろう。日本対ベルギーの試合はなかなか白熱していて面白かった。引き分けなのにまるで日本が勝ったかのような(テレビなんかの)騒ぎ方はいかがなものかと思うけどね。昨日のドイツ対アイルランドもロスタイムにアイルランドが同点に追い付くという劇的な展開で、ドラマチックだった。同じドローでも、勝ちが目の前だったのにドローにされたドイツと、負けそうな試合をぎりぎりなんとかドローに持ち込んだアイルランドの、試合後の表情の対照がおもしろかった。ドイツ、強かったのにね。


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