http://home.hiroshima-u.ac.jp/katsuiwa/grundwortschatz.htm
広大ドイツ語基礎語彙(Grundwortschatz)リスト(約850語+重要表現約50)と広大ドイツ語追加語彙(Aufbauwortschatz)リスト(約350語)について
以下の基礎語彙リストと追加語彙リストは、2007 年に、広島大学外国語教育研究センター・カリキュラム実施専門部会の委託を受け、週2回1年間のベーシック・外国語授業の到達目標の明確化の一環として、初修外国語の各言語(ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・中国語・韓国語)ごとに作成された語彙リストのドイツ語版である。当初の版の作成に関わったのは、広島大学外国語教育研究センター所属の岩崎克己、吉満たか子、Axel Hartingの3名である。ここに挙げているのは、作製当初のリスト(800語+350語)を2008年10月に岩崎が一部改訂・補充して使用している改訂版リスト(850語+350語)である。参考にしていただけたら幸いである。なお、各語彙に例文は付いていないので、必要な場合は、以下の「日独例文コーパス DJPD」のサイトに行き、これらの語彙をキーワードとして出てきた例文を適宜利用していただきたい。
DJPD http://www.vu.hiroshima-u.ac.jp/deutsch/
2008年10月 岩崎
基礎語彙(Grundwortschatz)約850語
06教室ドイツ語1
追加語彙(Aufbauwortschatz)約350語
07追加動詞ABC順 追加動詞分野別
08追加名詞ABC順 追加名詞分野別
09形容詞ABC順 追加形容詞分野別
10教室ドイツ語2
広大ドイツ語基礎語彙リストと同追加語彙の、Glaboniat u.a. (2005) における能力レベル記述およびTschirner
(2008)における頻度順位との比較対照表について
私たちが作製したドイツ語語彙リストの信頼性を検証する作業の一環として、それぞれのリストの個々の語彙がCEFRの能力基準(A1, A2, B1, B2)のいずれに当たるかについての情報と頻度順アプローチで見た場合どの程度の使用頻度とされているかについての情報を加えた拡張版のリストを作製した。なお、その際、CEFRの能力基準については、Glaboniat u.a. (2005) を、使用頻度に関する情報については、Herder/BY-Korpusを基に作られた語彙リストTschirner (2008) の頻度順位をそれぞれ利用した。
関連論文:日本のDaFにおけるドイツ語基礎語彙へのアプローチ
(2012 学会叢書 印刷中)
Glaboniat, M. / Müller, M. / Schmitz, H. / Rusch, P. / Wartenschlag, L. (2005): Profile deutsch Niveau A1-A2 B1-B2 C1-C2. Berlin/München/ Wien/ Zürich/New York: Langenscheidt.
Tschirner, Erwin (2008): Grund- und Aufbauwortschatz Deutsch als Fremdsprache nach Themen - Lernwörterbuch. Cornelsen Verlag, Berlin.
2012年2月 岩崎
広大基礎語彙リスト比較対照表