教材開発のねらい
このページでは,2007年度,鳴門教育大学大学院において実施した授業「教育実践研究(社会科)」の成果をご紹介します。
本授業は,教科教育学と教科内容学の知見の橋渡しの場として,また大学院と教育現場の橋渡しの場として,「教育の専門職」に求められる知識と能力を総合的に養うことを目的としています。
2007年度は,「社会認識形成を支援する映像メディア教材の開発と試行」をテーマに,新たな教材を開発し,協力校3校で実践を試みました。
大学院生と協力校の先生の役割分担は,以下の通りです。
・ 映像メディア教材は,院生が開発しました
・ 指導案と補助資料は,協力校教員と院生が共同で作成しました
・ 実際の授業は,協力校教員が行いました
・ 授業終了後,協力校教員と院生で反省会をもち,授業の成果や改善点を確認しました
・ 授業終了後 児童にアンケートを実施しました。院生を中心に,授業の効果を検証しました
いずれの教材も,小・中学校の社会科指導で広く活用できます。教材ライブラリーの作品群を視聴し,ご批評,ご活用いただけると幸いです。→案内のチラシ
2007年度の「教育実践研究」
● 研究成果の報告
2008年3月15日に開催された専門職GPシンポジウム「試行プログラムの事例報告」において,大学教育関係者に向けて取組報告を行いました。
● シンポジウムの趣旨は,こちら(広報パンフレット)。
● 事例報告の詳細は,こちら(発表・パワーポイント)。
● 研究に対する協力・支援体制
「教育実践研究」は,草原和博(社会科教育学)のコーディネートの下に実施しました。また,内容を充実させるために,麻生多聞(憲法学)・原田昌博(西洋史学)・町田哲(日本史学)の各先生方の協力を得ました。
また,以下のプログラムの支援を受けました。
平成19年度 日本教育大学協会研究助成
「ローカルカリキュラムセンター方式による教員の力量形成
-大学院「教育実践研究」の改善に向けたパイロット研究-」(趣旨)
平成19年度 専門職大学院等教育推進プログラム
「教育の専門職養成のためのコアカリキュラム
-地域との連携を通して院生の授業力向上をはかる大学院改革-」(趣旨)