ただいま読書中(近況一言報告)
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最近読んだ本
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1999.03.31
- 読みはじめたらやめられなくなって、『秘密』(東野圭吾)を一気に読了。ラストシーンも泣かせるのだけど、そこへ至るプロセス、主人公達の心の揺れ動きが、なんとも切ない。
- 『ベルセルク』17巻(三浦建太郎)購入。でもまだ16巻が入手できていない。
- 『ガサラキ』1巻(MEIMU)、 『ゴルゴ13』112巻(さいとう・たかを)、『せんせいのお時間』1巻(ももせたまみ)購入。
1999.03.30
- 『スポンサーから一言』(F・ブラウン)読了。
- 『現代思想』4月号「システム論 ―内部観測とオートポイエーシス―」購入。ヴァレラのインタビューとか河本英夫と松野孝一郎の対談とか。
- 『現代によみがえるダーウィン』の長谷川、三中、矢原、3氏による鼎談を読む。各氏がダーウィンおよび進化生物学とどのように関わってきたか、その遍歴など、話は面白いんだけど、リチャード・オーウェンについて「カオが気に入らない」 (^_^; (長谷川氏)という発言は、いかがなものか。
- 東野圭吾『秘密』購入。東野圭吾は最近ご無沙汰していたんだけど、コンスタントに話題作を出しているよね。熱狂的なファンがつくタイプじゃないと思うけど、実力派で、安心して買える作家の一人でしょうね。
- 『チグリスとユーフラテス』(新井素子)の感想をそこここで見かけるようになった。(僕の感想はここ。)ひらの@ざぼんさんの感想は、僕が言いたかったことをぜんぶ書いてくれているかんじ。あと、みのうら@風虎日記さんのこれも近いけど、こちらはそれが好き、という意見。文体がひどいという意見は菊池誠さんが掲示板(3/23日)で書いているのと、松井孝雄さんの読んだ本のページでも。でもネット上を探してみると、「感動した」という人も結構多いんだよね…。
1999.03.29
- 『邪馬台国はどこですか?』読了。アイディアを並べているだけで、小説になっていない。「聖徳太子と蘇我馬子は推古天皇と同一人物」(第3話)とか、「明治維新の黒幕は勝海舟」(第5話)とか、「十字架で死んだのはイエスではなくユダだった」(第6話)とか、アイディアとしては面白いんだから、もっと筆力があれば『影武者徳川家康』みたいな作品に膨らませることもできたかもしれない。もったいないよね。
- 『ベルセルク』15巻(三浦建太郎)、あと、今市子の新刊(題名忘れた)を購入。
1999.03.28
- 広島市現代美術館へ『マンガの時代 ―手塚治虫からエヴァンゲリオンまで―』を観に行ってきた。戦後のストーリーマンガの歩みをたどる展示で、展示内容は原画、原画のコピー、貸し本時代のマンガ本や雑誌の創刊号などの古い書籍、など。原画そのものはあまり多くなかったのだが、手塚治虫やちばてつやの原画は、古いものから新しいものまでけっこうたくさんあった。感想をいくつか。
- 原画そのものでなくても、原画サイズで展示された絵を見ると、線のタッチや書き込みの密度などを直に感じることができて面白い。
- ちばてつやあたりのベテランの原画は、非常にきれいで達者な印象をうけた。
- 少女マンガは70年代に入ってようやく現代風の表現に達するのに対して、劇画は50年代、60年代にすでにかなりのレベルまで達していたのだな、と感じた。
- 水木しげるの貸し本時代のマンガには今と全然作風が違うものがあって、面白かった。アメコミの影響が見られる作品などもあったりして。他にも、この人が昔こんな絵を描いていたのか、と驚くようなものがいろいろあった。
- 壁面に初期の『ガロ』の表紙(白土三平画)をずらーっと並べてみせた展示はすごかった。
- 『ねじ式』と『李さん一家』を原画サイズで全ページずらーっと並べてみせた展示もなかなかのものだった。
- 展示はおおむねメジャーどころの作品が中心だったのだが、いくつか知らない作家の作品も展示されていた。特に印象に残ったのは、ガロ系の佐々木マキという作家と、劇画調の宮谷一彦という作家。
- 荒木飛呂彦のカラー原画が美しかった。あのほとんど悪趣味ともいえる色使いがなんともすばらしい。
- 『Papa toId me』22巻(榛野なな恵)、『私たちは繁殖している』3巻(内田春菊)、『PLANET 7』1巻(竹谷州史)、『王道の狗』3巻(安彦良和)、『スタープレックス』(R・J・ソウヤー)、『邪馬台国はどこですか?』(鯨統一郎)購入。
1999.03.27
- 『現代によみがえるダーウィン ダーウィン著作集別巻1』(長谷川真理子、三中信宏、矢原徹一)、噂の真相『「噂の真相」の真相2』、太田出版『電脳農奴解放ジャーナル』vol.1、購入。
- 『ベルセルク』13、14巻(三浦建太郎)購入。
1999.03.26
- シークエンスのデータ解析。
- チャラの『ストレンジフルーツ』と、スピッツの『花鳥風月』を購入。
- 広大SF研究会の掲示板によると、西条の某古本屋(僕が一昨日行った店とは別)ではサンリオSF文庫も100円で売られていたそうな。もう誰かに回収されちゃっただろうけど。
- 『イエスタディをうたって』1巻(冬目景)、『北神伝綺』下巻 (森美夏)、『ベルセルク』11、12巻(三浦建太郎)購入。
1999.03.25
- 卒業式。今年はうちの研究室の卒業生が謝辞を読む役に当たっていたので、よほど聞きに行こうかと思ったのだが、会場が遠いのとシークエンス実験を走らせていたのとで、残念ながら行かずじまい。学部の送別会には出席して、昼間から酒を呑む。
- 毎年の事だけど、1年なり3年なりを一緒に過ごしたラボのメンバーや、周りのラボの学生さんたちが卒業していくのは、めでたいと思う半面、さびしいものだ。
- 『FLOWERS』1巻(奥瀬サキ)、『アガルタ』2巻(松本嵩春)、『ベルセルク』9、10巻(三浦建太郎)購入。
- 『FLOWERS』は奥瀬サキの中でもかなり鋭く尖った作品。こういうハードさは奥瀬サキの中にもともとあった資質だけど、それを目一杯突出させていったかんじ。絵はかなりうまくなっていると思う。でも僕の好みは『低俗霊狩り』のような軽さを含んだ作品の方なんだけどね。(奥瀬ファンの多くはそうじゃないだろうか?)それはそうと、スコラが事業停止だという情報が流れていて、『コミックバーズ』も危ないみたい。気になるのは、『FLOWERS』以外に、『羊のうた』、『BEAST of EAST』、『退魔針』くらいかな。
1999.03.24
- 近所の古本屋で、わずかばかり置いてある早川文庫の棚を見ていたら、山尾悠子の『夢の棲む街』を見つけた。ハヤカワの在庫が山のようにある「万歩書店」や「古本市場」で見つからなかったものが、田舎の小さな古本屋で見つかるのだから油断できない。もしやと思ってコバルト文庫の棚も探してみると、ありましたありました『オットーと魔術師』(山尾悠子)が。それも2冊。DASACONのオークションで3000円以上の(バブル)値がついたのって、これのことだよね?『夢の棲む街』『オットーと魔術師』とも、美本とは言えないが、どちらも98円。『格闘小娘JULINE』1巻(垣野内成美)と合わせて、税込み300円ほどで購入。
- 『ベルセルク』7、8巻(三浦建太郎)、『なぎさMe公認』14巻(北崎拓)、『傀儡』1巻(高橋明)、『シューティングスタービバップ』1巻(久我カイン)購入。
- 『ベルセルク』は「鷹の団」の物語に入ってから面白くなってきた。
1999.03.23
- 『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹)、『スポンサーから一言』などをぽつぽつと読む。
- 『め組の大吾』16巻(曽田正人)購入。
- 5年ほど乗っていた自転車にガタがきてしまったので、新しく自転車を購入した。オレンジ色のMTB。まだ身体になじまないけど、軽くて良いかんじ。安売りセール中で、オプションと消費税込みで7万円くらい。がしがし乗るぞ、春だし。
- 岡田斗司夫『オタクの迷い道』読了。
1999.03.22
- 再び古本屋。『クルドの星』(安彦良和)、『10月のプラネタリウム』(白山宣之)、『ある朝パニック』(福山庸治)、『歌男』(業田良家)購入。
- 『クルドの星』はたしか『少年キャプテン』連載だったと思う。途中までは雑誌で読んでいたのだが、後半は読むのをやめてそのままだった。今回あらためて読んでみて、終盤の話の展開に驚いた。民族問題に焦点をしぼって、ごりごりとポリティカルなストーリーが進行していくのかと想像していたのだが…。期待していたものとは違っていた。まあ、ここを経て『虹色のトロツキー』、『王道の狗』へと繋がっていく過渡期の作品だということかな。
- 『スポンサーから一言』(F・ブラウン)、『九百人のお祖母さん』(R・A・ラファティ)などをぽつぽつと読む。
- 「古本市場」に『ザンボット3』のLD-BOXが置いてあって、よっぽど買おうかと思ったが、思いとどまった。
1999.03.21
- 所用で牛窓、そして姫路工大へ。
- 岡山に戻って古本屋。『高い城の男』(P・K・ディック)、『九百人のお祖母さん』(R・A・ラファティ)、『苦い林檎酒』(ピーター・ラウゼイ)、『二人の妻をもつ男』(パトリック・クェンティン)、別冊宝島『分かりたいあなたのためのフェミニズム・入門』購入。
- マンガは『ベルセルク』5、6巻(三浦建太郎)、『ぼくらは青年探偵団』(まつざきあけみ)、『東京星に、いこう』(白倉由美)、『地球防衛少女イコちゃん』1巻(あさりよしとお)、『観用少女』1巻(川原由美子)、『MONTHLY PLANET』(横山えいじ)を購入。
1999.03.20
- 『からくりサーカス』7巻(藤田和日郎)購入。
- 『サキ傑作選』(サキ)購入。
- 『歯と爪』<(B・S・バリンジャー)を読了。裏表紙に「最後の一ページの驚くべき大トリック!」と書いてあるんだけど、何が大トリックなのか何度読み返しても分からない。まさか森博嗣式に「オチが無いのがトリック」というわけでもないだろうし…。とはいえ小説自体は面白く読めた。カットバックの手法、法廷シーンでの検察と弁護人のかけひき、わずかな手がかりから犯人を追い詰めていくプロセスなど、ミステリとしての質は高いと思う。
1999.03.19
1999.03.18
- 『森博嗣のミステリィ工作室』(森博嗣)購入。森博嗣の同人時代のマンガが読める!(←ミーハー)
- 『ヘーゲル『精神現象学』入門』(長谷川宏)購入。講談社選書メチエ。
- ひさしぶりに『少年サンデー』を買ったのは、40周年企画の読みきりシリーズで、さいとうたかをが描いているから。
- 『青猫の街』読了。さらっと読めて、それなりに吸引力がある。SFやファンタジーというより、ライト・ミステリィのような感覚で読んだ。
1999.03.17
- 生協に須藤真澄の『金魚銀魚』があったので購入した。生協のマンガの棚って、時々妙にマイナーな本が入っていたりして面白い。それでいてメジャーなものがちゃんと入荷しているかというと、必ずしもそうでもないみたいだし。どういう基準で入荷しているのかな。
- 注文していた『カウボーイ・ビバップ』のLD#3が届いた。
1999.03.16
- 『青猫の街』(涼元悠一)購入。日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞受賞作。作者のホームページはこちら。猫写真あり。
- 宝島社文庫『環境保護運動はどこが間違っているのか?』(槌田敦)購入。
- 『ガロアの夢』を読みはじめて70ページくらいまで。
- Webをふらふらしていたら、広島大学SF研究会のホームページにたどりついたので、SFクイズなるもので遊ばせてもらう。海外SF版はSF者でない僕でもけっこう分かったけど、国内版はぜんぜん分からんかった。(ちなみに初級編でえらい時間がかかっているのは、途中で実験していたから(笑))。
- スーパーカーのNewアルバム『ジャンプアップ』購入。聴きながらこれを書いている。力が抜けていきます。かっこ良いです。
1999.03.15
- 『天使の囀り』読了。むちゃくちゃ面白い。『黒い家』の100倍くらい良いぞ。
1999.03.14
- カスミサンショウウオを採集しようと岡山県の某所に行ったのだが、残念ながら見つけられなかった。つれあいの話によると十年前には採集できたということなのだが、環境が変わって数が減っているのかもしれない。カエルの卵塊はたくさんあったのだけど……。
- 採集を切り上げて万歩書店に古本を買いに行く。ハードカバーで『天使の囀り』(貴志祐介)、『ガロアの夢』(久賀直郎)を購入。
- 文庫で、『ヴィーナス・シティ』(柾悟郎)、『復活の日』(小松左京)、『東キャナル文書』(光瀬龍)、『モロー博士の島』(H・G・ウェルズ)、『分解された男』(アルフレッド・ベスター)、『夜来る』(アイザック・アシモフ)、『歌う船』(アン・マキャフリー)、『インテグラル・ツリー』(ラリイ・ニーヴン)、『カエアンの聖衣』(バリントン・J・ベイリー)、『スポンサーから一言』(フレドリック・ブラウン)、『歯と爪』(B・S・バリンジャー)を購入。
- マンガはあまりチェックできなかった。『千花ちゃんちはふつう』(くらもちふさこ)1、2巻、『ベルセルク』(三浦建太郎)3、4巻、『SPAWN 日本語版』1巻を購入。
- 夜、岡山に最近できた「博物館」という中華料理の店に行く。小さな店だが、点心では、水餃子、蒸餃子、焼餃子、揚餃子、それぞれ数種類ずつ、他にも肉饅頭や小龍包など種類も豊富。それらも美味しいのだけど、ここの拉麺がとてもうまかった。カウンターの中で若い兄さんが麺を打っていて、これがとても腰がある。スープも出汁の味わいが深くて、いくらでも飲める感じ。麻婆豆腐とエビチリが食えなかったのが心残りだった。また行くぞ。
1999.03.13
- とある実験のために、両生類を中心に色々な動物のゲノムが必要になって、集めている。今日はツチガエルの一種と、スズガエルの一種と、サンショウウオの一種を解剖した。
- 『猫のゆりかご』(カート・ヴォネガット・ジュニア)読了。えらく時間がかかった。今月はぜんぜん本が読めていないな。
- 夜、岡山の友達夫婦の家に寄ったら、カラオケに行こうという話になる。12時前に出かけて2時間。80年代懐メロ特集など。
1999.03.12
1999.03.11
- 椎名林檎のCD『無罪モラトリアム』購入。
- 実験の合間に、ひきつづき『Macintosh Javaプログラミング』を読んでいる。
1999.03.10
- 『考える足 ―人はどこから来て、どこへ行くのか―』(片山一道)購入。片山先生は以前、京都大学の人類学教室にいらっしゃった方だ(今は霊長類研究所)。
京大理学部の生物の専門の実習は、3回生の前半に全員でジェネラルな実習を受けた後、3回生の後半から4回生の前半にかけて、いろんな研究室が提供する実習のプログラムを数種類選択して、順次受講していくというシステムだった。僕は前半は生態学、人類学などのマクロ系の実習、後半はタンパク質の精製と活性測定、核酸の分子生物学、電子顕微鏡などのミクロ系の実習を選択したのだが、片山先生には人類学の実習でお世話になった。その実習は「形態」をしっかりと観察することを目指したもので、サルの解剖(特に四肢の骨と筋肉の接続などの詳細)、人類の骨の形態観察(頭骸骨、脚の骨など)、ヒトの形態の量的な測定(顔の各部の長さの測定など)、といった内容だった。たくさんの骨を見せてもらって(骨蔵にも入らせてもらったし)楽しかった。片山先生が「骨は美しいでしょう」と語っていたのが印象的だった。僕が専門の実習でいちばん面白かったのは、この実習だったな。
- 実習の話ついでに、教養部での生物実習の話を。1回生の時は多人数で共通の実習を行うのだが、2回生ではいくつかのメニューの中から受ける実習を選択することができた。僕が選んだのは解剖の実習。内容は比較形態学で、無脊椎動物にはじまり、脊椎動物の各綱へと、半年かけて順次観察していった。カエルを煮て骨格標本にしたり、カメの甲羅をのこぎりで切ったりと、いろいろ楽しい経験もできた。この実習を通じて、動物の「かたち」の精妙さを感じることができたし、形態の共通性とバリエーションを実感することができた。僕にとってはとても有意義な実習だったと、今でも感謝している。
- 夕方、CodeWarriorの付録についてきた『CodeWarriorによるMacintosh Javaプログラミング』(バリー・ブーン&デーブ・マーク)(電子版)を読みはじめたら、止まらなくなって100ページほど読む。デーブ・マークの『Macintoshで始めるCプログラミング』も読みやすかったけど、こちらも分かりやすい。
1999.03.09
- 『科学を考える ―人工知能からカルチュラル・スタディーズまで14の視点―』(岡田猛、田村均、戸田山和久、三輪和久編著)を購入。
- 「BSマンガ夜話」は『ちびまるこちゃん』。
- BSで『ペーパームーン』を放映していたので、ビデオに録って観た。もう5回くらいみてるんだけどね。テイタム・オニール演じる小憎たらしいガキが最高。
1999.03.08
- 「最近読んだ本」のページ。とりあえず今年の2月分から時間を遡って作成中。
- 篠田節子『夏の災厄』を購入。
- 今晩からまた「BSマンガ夜話」が放送される。
- というわけで「BSマンガ夜話」、『ベルセルク』の回を観た。レギュラー陣が(体調が悪いせいか)いまひとつ生彩を欠いていて残念。ちなみに僕は『ベルセルク』は何年か前に1巻と2巻を読んで、つまらないと思って読むのをやめた。番組によるとその後くらいから面白くなってくるらしいので、もう少し読んでみても良いかな。
1999.03.07
- 『マンガ夜話』vol.3を読んでいたら、半日つぶれた。
- 本棚を1本買い足す。
1999.03.06
- 最近「だめ連」がブレイクしてるみたいで、生協でも「だめ連」関連本が2冊平積みになっていた。そのうち作品社の『だめ連宣言!』(だめ連)の方を購入。
- 高村薫『李歐』購入。『わが手に拳銃を』を下敷きに新たに書き下ろした作品、とのこと。
- 『マンガ夜話』vol.3購入。今回は『紅い花』『寄生獣』『すすめ!!パイレーツ』の3作。
- 『ジョジョの奇妙な冒険』62巻(荒木飛呂彦)、『The World Is Mine』7巻、(新井英樹)、『アガペイズ』5巻(山田玲司)購入。
1999.03.05
- 『戦争の裏側 ―イスラームはなぜ戦いをやめないのか―』読了。
- 実験の合間にPCRのプライマー設計。このところパソコンに向かってする仕事が多いな。来週もまたシークエンスするし。
- 総合科学部から停年退職、転出する教官の送別会があったので出席した。刺身がでてきて、ひとつはヒラメだったのだけど、もう一種類の魚が何だか分からなかったので、調理の(生協の)おじさんに聞いてみたら、めばる(クロメバル)だとのこと。僕にとっては、めばる自体あまりなじみの深い魚ではないし、ましてめばるの刺身なんて食べたことがなかったのだが、なかなか美味しかった。
1999.03.04
- とあるキーワードで検索中に偶然みつけたうさぎやが面白かった。あと、ここからリンクされている、三重県女性センターのこのページも。とくに「親になるための100の方法」という講座の中の「我が家の家事分担」というコーナー。これって共同生活をする上では重要な問題だよね。世の中の人たちはこれをどう克服しているのか知りたいぞ。
1999.03.03
- 村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』1巻購入。
- 講談社文庫『戦争の裏側 ―イスラームはなぜ戦いをやめないのか―』(折田信一)を購入して半分ほど読む。折田氏はフォト・ジャーナリストで、かつ自身もムスリムであるとのこと。本書はアルジェリア、レバノン、ボスニア、ソマリア、チェチェン、ザイール、ルワンダと、世界の紛争地に入り込み取材したルポルタージュである。彼は同じムスリムとしてイスラムの人々の側に立ち、彼らの生活を伝え、僕らがふだんあまり聞くことのできない彼らの思いを伝えてくれる。
1999.03.02
- 新潮文庫に入った恩田陸『球形の季節』購入。
- 『アカギ』9巻(福本伸行)、『七夕の国』4巻(岩明均)、『東京大学物語』25巻(江川達也)、『死霊狩り』(平井和正×梁慶一)購入。『死霊狩り』の梁慶一という人は韓国の漫画家らしい。
- 先週の土曜日からずっと塩基配列の解析を続けていて、パソコンの前で仕事をする時間が長い。こういう作業をしていると、時間があっという間に過ぎてしまう気がする。疲労もたまる。嫌いな作業ではないけど、ずっとこういう仕事だけしているのには、耐えられないだろうな。
- というわけで手を動かす仕事も。アカハライモリを解剖して、ゲノムDNAをとる。
1999.03.01
- 生協に注文していた『カウボーイ・ビバップ』のLD(#1、2)が届く。#3も注文しなければ。
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彦坂 暁 (akirahs@ipc.hiroshima-u.ac.jp)