研究内容 Labo Life

生命現象の複雑な振る舞いを数理の言葉で理解すべく2008年12月にスタートした研究室です。 生物の体内では、多数の細胞と多種の生体分子が複雑なネットワークを作って、様々な営みを遂行しています。 我々のグループでは、物理学や数学に基づき、数理モデルの計算機実験を通じてネットワークの機能やその進化の論理を研究しています。

Using physics and mathematics, our laboratory tries to understand the underlying mechanisms of biological processes in microbes, animals and plants. We mainly study how gene networks regulate animal and plant morphogenesis, and chemical and mechanical communications of cell populations. By computer simulations of mathematical models consistent with molecular genetics and bioimaging, our missions are to uncover the design principle of gene networks, the logic of the network evolution, and the collective decision making of cells.

藤本研界隈の声

私の研究スタイルは実験・理論を組み合わせたもので、まず手を動かしたり、生物を実際に観察して、その後に図鑑・論文をあさったりして研究テーマを決めます。 自分の研究テーマに藤本さんや研究室メンバーが興味を持ってくれて、一緒に楽しんでくれて、とっても自由、かつ面白い研究生活をおくりました。(OG)

広大キャンパス風景
広大研究室2

藤本研究室は様々な分野出身のメンバーが自分のやりたい研究をしているところが特徴だと思います。 私は理学部数学科出身で、純粋数学には一つの学問分野に特化した研究室が多かったため、数理という共通のテーマで生物学や物理学の多様な研究テーマを扱っているということに新鮮さを感じました。また、研究室の雰囲気が私はとても好きです。 自分でやってみたいことに挑戦できる一方で、メンバーに相談すると親身になってくれる温かさがあります。やっていることは別でも研究室としてゆるくまとまっている、という居心地の良さが魅力の一つだと思います。(現役)

研究スタイル・テーマともにかなり自由度の高い研究室です。研究テーマは自分の関心や疑問を種として藤本さんといっしょに育てていく感じでした。 テーマは具体的な生物のかたちといったものから、生命システムの抽象的な情報処理などほとんどのことが対象になります。自由度が高いがゆえに自分でこういうことをやっていきたいと自分で動いて試してみることが求められます。 動いてみたことや試してみたことをラボメンバーと話すことで、自分では気づかなかったフィードバックをもらえたりして、研究室全員で研究を深めていくことができます。(OB)

広大研究室1
ラボセミナー風景

自分のしたい研究ができ、研究室メンバーも各々したい研究をしているので、多様な研究の話ができる面白い研究室です。(OB)

自分の興味を探すところから始めていくのが特徴的です。 藤本さんや他のラボメンバーと雑談交りに話す中で、「何ができると嬉しいのか、どうしたいのか」を深掘り、徐々に形にしていく過程をとても楽しく感じています。 自分の気持ちに素直な人ほど向いているのではないでしょうか。(現役)

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