久しぶり (3週間ぶり) に映画のはしごをしましたのことよ。 今日の1本目、『チェチェンへ アレクサンドラの旅』 を観ました。 キネマ旬報ベスト・テン第10位ということで観に行ったのですが、…私は感受性が鈍すぎるんだろうなぁ、良さが理解できませんでした。 オフィシャルサイトのトップページに 「孫へのまなざし 平和への祈り」 とあるのですが、こういうメッセージを何も感じなかったんです、私は。 途中飽きてしまって5分くらいうとうとしてしまったのですが、その間にそんな場面があったのかなぁ。 だとしたら見逃してしまったことになるのですが、別にいいや。 主人公のアレクサンドラも、私に言わせれば 「こういうおばあちゃんっているよねー、絶対になりたくないタイプ!」 です。 ごめんなさーい。 彼女のチェチェンでの振る舞いは、自己中にしか見えなかったんです、本当に。 どういう経緯で軍に従事する孫に会いに行く機会を得たのかはわかりませんが、兵士のみながそんな待遇を受けられるわけではないと思うんです。 彼女の姿に自分の祖母の姿を重ねて、里心を募らせる兵士もいたでしょう。 でも彼女はそんな兵士たちに優しい言葉をかけるでなし、自分勝手に基地の中をうろうろ歩きまわり、挙句の果てに外出許可もないのに外の市場に出かけてみたり、やりたい放題。 やっぱり自己中さんにしか見えなかったな、私には。 間の空白の5分間がツボだったのかなー。 冷蔵庫もない気温39度の場所で、前日か前々日に作ったピロシキを兵士に食べさせていましたが、その後兵士がお腹を壊さなかったのか気になります。
この映画の監督って、『太陽』 の監督なんですね。 妙に納得。 私には合わないんだと思います、はい。
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