今日の2本目 『ミックマック』 を観ました。 ネタバレあるかな? ご注意ください。
おもしろかった!!! ずーっとくすくす笑っていたように思います。 簡単にあらすじを説明すると、お父さんを地雷で亡くし、自身も流れ弾に当たって銃弾が脳に残ったままのバジルが、仲間と一緒にその2つの兵器を作っている兵器製造会社 (の社長たち) に復讐する、というお話。 やっていることは、すべてありえないようなことばかりなのですが、それが全部ピタッとはまっていって、すごく痛快な気持ちになりました。 みんな、性格が良いし、頭が良いんですよね。 終盤でバジルが敵に捕まり、「あちゃー、そんなにうまくはいかないかぁ…」 とその先を心配していたら、何のことはない、最初からそれも想定の範囲内、作戦 B が用意されていた! 本当に頭が良すぎます。 一番効果的な復讐は、それぞれ自社の兵器で死んでもらうことなんだろうけど、そうならないのが良かった。 実際、そうすると見せかけはしたけど (1人の口に手りゅう弾をくわえさせ、もう1人の足元に地雷をセット …2人は肩車状態)、あらかじめ危険なものは除去してあった模様 (たぶん)。 そうか、これが厳密には復讐ではなく、イタズラだからか! 決して 「死をもって罪を償え」 ではないんですね。 キャストでは、バジルに恋をする軟体女性が、ものすごく魅力的でした。 最初からバジルのことが好きだったのかな? 尾行してましたよね、そういえば。 バジルの脳には銃弾が残ったままだけど、彼女と一緒ならきっと幸せな人生が送れると思います。 他の仲間にも恋の予感がありましたね。 映画の中の人たちだけど、「幸せになってね!」 と声をかけたい気持ちになりました。 優しい気持ちになれる映画でした、おすすめです。
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