左腕が痛いのは,なぜだ?
3連休最後の日。 朝カーテンを開けて外を見たら,裏の納屋の屋根にうっすら雪が積もっていたけれど,日中は良いお天気で,洗濯物もよく乾きました。 風が強すぎて,怖くなってお昼過ぎに取り込んだけど。 今日も飽きもせず読書です。 昨夜,北村薫さんの 『ヴェネツィア便り』 を読みました。 「北村薫さんの文章はやっぱり優しいなぁ…」 と思った次の瞬間,「怖っ!」 と思うような作品もあり,バラエティに富んだ短篇集でした。 表題作も良かったので,「この短篇集がこの作品でしめられていて,良かった」 と思いました。 読後感も大事ですもんね。 おかげで,悪夢を見ずに済みました。 今日は,まず大倉崇裕さんの 『蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係』 を読みました。 本を開いて,「おや? 目次がない。」 まさかの長編でした。 このシリーズには長編もあったんですね。 読みやすい文章なので,すいすい読み進めることができました。 須藤警部補と薄巡査のコンビも絶好調ですが,薄巡査のキャラにちょっとイラッとする場面もいくつかありました。 ちょっとやり過ぎかな,と思った。 でもそれ以外は本当におもしろくて,鬼頭管理官が動植物管理係を作ろうと思ったきっかけには,ちょっとほろっとしました。 今後,同様の動機による犯罪が防げたら,動植物管理係の存在意義も証明できるのだと思います。 続きまして,十三湊さんの 『ちどり亭にようこそ2 〜夏の終わりのおくりもの〜』 を読みました。 嫌な人が出てこないので,安心して読むことができました。 花柚と彗太,それぞれの恋愛にも進展があって,良かった良かった。 今回は初夏から夏にかけてのお話だったので,その季節にまた改めて読みたいと思いました。 ファンヒーターの前に座って読む話ではなかったな。
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