開幕したばかりの BNP パリバオープンがもう終わった…。
久しぶりに布団を干しました。 例の敷物を落としたんじゃないかと思っている部屋のベランダにも,布団が干してあった。 でも例の敷物はまだ地面に落ちたまま。 だんだん腹が立ってきたので,拾ってアパートの柵にかけておきました。 洗濯ばさみがついていたので,飛ばないようにそれでとめておいた。 最初からこうしておけば良かった。 早く拾いに来てくださいっ!!!
昨夜,米澤穂信さんの 『愚者のエンドロール』 を読みました。 おもしろかった。 167ページで 「あぁ,そういうことか」 と思ったのですが,それは間違いでした。 でも奉太郎も同じ結論に至っていたので,きっと正しい道筋だったのだと思います。 真相はその遥か上を行くものでした。 クールに見える人の心の奥底の優しさに触れた気がして,ほろりと切ない気持ちになりました。 千反田えるの最後の一言も良かった。 あとがきに 「クリスティは実は無関係」 とあるけど,228ページの2行目で,私は吹き出しましたよ。 そのためだけにそういう苗字にしたのか,と思ったらおかしくなりました。 探せば他にも小ネタがあるのかもしれませんが,残念ながら気づくことができませんでした。 一番わかりやすいものに気づいたのだろうな。
今日は柚月裕子さんの 『検事の本懐』 を読みました。 なんか…深い。 文章を噛み締めながら読んだので,少し時間がかかりましたが,本当におもしろかった。 佐方貞人は本当に温かい。 内面はものすごく熱いのだと思うけれど,表面に見えるものは温かい。 その温かさは,薬丸岳さんの夏目信人とちょっとダブるところがあって,しかも名前もなんとなく似ているので(どちらも 「人」 という字がつく,というだけだけど),時折 「ん? あれ?」 とちょっと混乱してしまいました。 夏目信人のことは少し忘れかけているというのに。 『検事の死命』 も早く読みたいけど,読んでしまうと今出ている佐方貞人シリーズを読み終えてしまうので,もったいない気がしています。 佐方貞人シリーズをもっと読みたいです。
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