Nature Communications誌に遺伝子の活性化をリアルタイムで検出する「STREAMING-Tag」システムの論文が公開されました。

  • 2022年12月21日
  • 2022年12月21日
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研究員の大石さんが筆頭で、東京工業大学 科学技術創成研究院の木村 宏さん、九州大学 生体防御医学研究所の大川 恭行さんのグループとの共同研究の「STREAMING-Tag」システムに関する論文がNature Communications誌に公開されました。
https://www.nature.com/articles/s41467-022-35286-2

プレスリリースは以下です。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/74635

本論文では、特定内在遺伝子の転写活性と細胞核内局在を高精細に定量可能なSpliced TetO REpeAt, MS2 repeat, and INtein sandwiched reporter Gene tag (STREAMING-tag)システムを確立しました。本システムと転写関連因子への蛍光タンパク質ノックインを利用することで、転写活性状態依存的に特定の転写関連因子が遺伝子の周辺でクラスターを形成することを明らかにしました。本成果は、詳細な転写制御機構の解明に寄与することが期待されます。