フレーベルの生涯3




先生になろう

   1805年にフランクフルトで仕事を探していたフレーベルは不運にも履歴書を なくし、途方にくれました。そのとき友人の紹介で訪れたのがペスタ ロッチー主義者グルーナーの師範学校でした。フレーベルの人生はこの とき大きく変わりました。フレーベルは教職を天職と自覚したのです。 フレーベルはこのときの気持ちを「わたしは空を飛ぶ鳥、水のなかを 泳ぐ魚のように幸せだ」と書いています。彼は人生ではじめて充実感を もったのです。喜び勇んでフレーベルは、当時すでに有名だった イヴェルドン学園のペスタロッチーのところへ行き、教育思想や方法に ついて学びました。その後家庭教師をしていたホルツハウゼン家の3人 の教え子とともにイヴェルドン学園へ行き、2年間滞在してペスタ ロッチーから多くのことを学びました。

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1. 子どものころ 2. 大学での生活
3. 先生になろう 4. ふたたび大学へ
5. 教育実践の開始 6. スイス時代
7. 幼稚園設立 8. フレーベルの最期


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