フレーベルの生涯7 |
1837年にドイツに戻ったフレーベルは、バート・ブランケンブルクで最初は幼児の遊びの道具と して 教育遊具(恩物)を考案・制作し、それを広めようとしました。 また自分の教育についての考えを広めるために雑誌(『日曜誌』)も発刊しました。 もっともっと多くの人に幼児教育の大切さを知って欲しいと考えた フレーベルは、教育遊具を使って幼児を指導する先生を養成し、実際に 幼児を指導する場を創ろうと考えました。 自分の目で実際に幼児たちが生き生きと楽しそうに遊んでいるのをみた 人たちが、きっと自分の考えをわかってくれると思ったのです。 こうして創られた施設が一般ドイツキンダーガルテン(今日でいう幼稚園)です。世界初の幼稚園の設立、それは1840年6月28日のことでした。
1. 子どものころ | 2. 大学での生活 |
3. 先生になろう | 4. ふたたび大学へ |
5. 教育実践の開始 | 6. スイス時代 |
7. 幼稚園設立 | 8. フレーベルの最期 |