2009年から関わっている小佐木島で、懸案となっていた風の子学園の跡地問題。
所有者が分からない状況が長く続く中で、解決策を探り続けて10年余りが経ち、昨年になってようやく現在の所有者の方と直接お話ができる状況になり、解決に向けた出口が見え始めていましたが、ようやく解決することができました。
昨日は各社で報道されましたので、ご覧になった方も多いかと思います。
広島テレビ
中国放送
テレビ新広島
中国新聞
毎日新聞
所有者の方にお会いして、現在の状況に対する懸念を共有していただき、撤去に向けたお話を進めてきた結果、今年の2月に実際に撤去を実施することでお話がまとまり、準備を進めて、先月末より解体作業が始まりました。
ほとんどの建物などの解体作業が終了した6月20日に、残されていたコンテナの解体作業に先立って、亡くなったふたりの元生徒さんたちを供養する法要が営まれ、6月22日にコンテナの解体作業が行われて、風の子学園の跡地に残されていた建物等の解体作業はほぼ完了しました。
島民の方々がお元気なうちに、という約束で活動してきて、はじめてお会いした当時12人いらっしゃった島民は今では4人となってしまったことは残念ではありますが、それでもみなさんのホッとされた表情を見て、すくなくともこの方々のお元気なうちにもとの海岸の姿を見ていただくことができたことは、良かったと思いますし、今後もますますお元気でご活躍頂きたいと思います。
今後も引き続き経緯を見守っていただければと思います。