「NEWS」カテゴリーアーカイブ

Gone with the wind

2009年から関わっている小佐木島で、懸案となっていた風の子学園の跡地問題。
所有者が分からない状況が長く続く中で、解決策を探り続けて10年余りが経ち、昨年になってようやく現在の所有者の方と直接お話ができる状況になり、解決に向けた出口が見え始めていましたが、ようやく解決することができました。

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風を呼ぶ部屋

京都の亀岡市にある湯の花温泉の温泉旅館すみや亀峰菴で、昨年オープンしたロビー・ギャラリーに続いて、YANAGI + ART BASEとして現代美術作家の柳幸典さんと一緒にデザインした新しい客室「呼風」が完成してこのたびオープンしました。

宿泊しなければ見ていただくことはできませんが、美術手帖に部屋を紹介する記事を掲載していただいていますので、雰囲気はそちらでご覧いただければと思います。

風に吹かれて

ここ10年ほど、研究対象として関わっている島があるのですが、その島にあった民間の施設で、ある事件が起きてから今年7月末で30年になります。

事件のあと、そのまま放置され廃墟になっている施設の跡地をなんとかしたいと活動してきているわけですが、解決すべき問題も多く、なかなか思うように進んでいません。

新しい市長が就任されたこともあり、30年を迎えるタイミングで、改めて島の皆さんから市に撤去に向けた協力を求める要望を出そうということになり、これまでの経緯も併せて、今日の広島テレビのテレビ派でも取り上げていただきました。

広島テレビ:テレビ派
広島テレビ:テレビ派より

関係者のみなさんそれぞれがいろいろな想いをお持ちでいらっしゃるわけですが、限られた時間のなかで、なんとか解決に向けた見通しが得られるよう、引き続き活動していきたいと思います。

Gallery Hakutai

先日オープンした湯の花温泉のすみや亀峰菴ロビーギャラリー 、Casaでもう少し詳しく紹介してもらっています。

柳幸典さんはじめ、陶芸家の石井直人さん(広大OB!!)、左官職人の久住章さん、和紙職人のハタノワタルさんという、錚々たるアーティストや職人のみなさん、素敵なクライアントさん、そして面倒でややこしいお願いばかりでしたが美しいものを作ろうと応えていただいた施工業者のみなさんと一緒に作りあげたシビレル空間です。

こちらの記事にはBTにはなかったアングルの写真もいろいろ。

English?
See Tokyo Art Beat Coverage here.

ギャラリー百代

現代美術作家の柳幸典さんと2年前からすすめてきた、京都府亀岡市にある湯の花温泉すみや亀峰菴のロビー改修プロジェクトがこのたび完成し、ギャラリー百代としてオープンしました。
詳細は下記サイトをご覧ください。

すみや亀峰菴:4月26日 ロビー&ギャラリー リニューアルOPEN!!

美術手帖:柳幸典が旅館をリノベーション。「すみや亀峰菴」に現代美術のためのロビー&ギャラリーが誕生

附属小学校図書室

附属小学校の間瀬校長先生からのご依頼で、昨年からゼミで図書室の入口の改修に取り組んでいましたが、春休みの工事を経て無事完成しました。

最初に赴任されたときに、「図書室に行こうと思ったのに、通り過ぎてしまうくらい入口がわかりにくかったので、それをなんとかしたい」というお話を伺い、副校長先生や司書の先生へのヒアリングもしながら、アイディアを形にしていきました。

子どもたちに気に入ってもらって、本を手に取る機会が少しでも増えればと思いつつ、残念ながら実際に完成したところを見る機会はまだ得られていません。。。

間瀬先生をはじめ、貴重な機会を提供していただいた附属小学校の先生方、実現のために多大なご理解とご支援をいただいたすずかけ会のみなさま、ありがとうございました。

新年度

新型コロナウイルスの感染の終息はまだまだ見通せませんが、今年も新入生を迎えることができました。昨年度は入学式やオリエンテーションもままならない状況でしたが、今年度はまがりなりにもなんとか入学式やオリエンテーションは実施することができました。

その点においては、今年の二年生はもっとも新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまった学年でもあり、なんとか通常の学生生活を取り戻せればというところです。

相変わらず送別会も歓迎会もできない状態ではありますが、みなさん早く新しい環境に馴染んでもらえればと思います。

卒業式

新型コロナウイルスの感染拡大によって、異例ずくめで始まった一年間も卒業式とともに終わり、また新しい一年が始まります。

例年通りに行かないことばかりでしたが、卒業証書・学位記授与式だけはなんとか例年に近いかたちで実施することができました。

みなさん卒業・修了おめでとうございます。

異例ずくめ

昨年度末、COVOD-19の感染拡大の影響により、卒業に際してのほとんどのイベントを泣く泣く中止して迎えた新年度ですが、新入生を迎えるイベントについても、オリエンテーションや新歓行事など、基本的にすべて中止という異例ずくめの始まりとなってしまいました。

この4月から、私の所属は、大学院教育学研究科から、統合再編された新しい大学院人間社会科学研究科となっています。
新しい研究科になったことで多くの新しい授業科目が走る中での今回の緊急事態によって、混乱に拍車がかかっています。先のことについては、私たちもどうなるかはっきりとはわからないことも多く、学生のみなさんの不安も大きいでしょう。

授業も4月中は基本的に対面形式では行わず、オンライン授業のみとなって、例年であれば新入生で賑わう大学のキャンパス内も閑散としています。

本コースで学ぶ内容の特性上、すべてをオンラインで行うのは無理があります。ただ、できるだけ後々の影響を小さく抑えられるよう、私の担当授業については、できるだけオンライン授業として実施しておきたいと考えています。

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