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++ 06.04.01 (sun) ++ 昨年度はなんだかんだでいくつかの論文の査読をさせていただきました。 ほんと,研究者の実力って幅が広いです。 同時に強く感じたことは「人の振り見て我が振り直せ」です。 査読者の神経を逆なでしないように色々気をつけようと思うようになりました。 |
++ 06.04.02 (sun) ++ 「良かった探し」(*1)をしたい気分です。 −−−−−−−− (*1)解説が必要ですか?「世界名作劇場」の「愛少女ポリアンナ物語」です。 |
++ 06.04.03 (mon) ++ (This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.) 私は落ち着きがない人間なので,1つの論文を最初から最後まで一気に読み上げることはまずありません。 あっちをつまみ食い,こっちをつまみ食いしながら,複数の論文を並行して読むことが常です。 #つまらなくて途中で読まなくなるものも多々あります(涙)。 そんなことをしていると,何がどの論文のどこに書いてあったかとかすぐに分からなくなります。 本当はこんな読み方やめてしまいたいのですが,英語が大の苦手の私はこうでもしないと集中が続かないのでしょうがありません。 |
++ 06.04.04 (tue) ++ ひどい論文をひどいと評価するためには,論理が通っていないことを論理立てて説明しなければなりません。 無駄に大変です。 |
++ 06.04.05 (wed) ++ ひどい論文を査読する際に一瞬よぎる思い。 「この著者はこの程度のトンデモ論文しか書けないボンクラだということを世間に知らしめるためにも一発採択にしてしまった方が世のためか…」(悪魔) |
++ 06.04.06 (thu) ++ 先日取り寄せたとご紹介した論文(*1)を読みました。 タイトルは「脚部の美しさと体型との関係」というものです。 目的は,脚部を細くみせるパンティストッキングを開発するための基礎データを得ることでした。 方法は,女子大生の脚部を女子大生が印象評定するというものでした。 結論は,美脚は,細く,長く,真直ぐで,両脚間の間が程よくあき,バランスの良い足と定義できるというものでした。 #至極当たり前です。 素朴な疑問としては, 「美脚を定義してもパンストは作れないのでは?」 というものです。 どうせなら,足を美しくみせるためにはどのような柄が効果的かを調べた方がよいと思います。 まぁ,それは置いておいても良いと思います。 むしろ,この論文の山場は冒頭だと思います。 以下引用(ただし,下線はFUJIKIが追加)
近年,美しい脚線美を有する日本人女性は確実に増加している。しかし,全般的には,短足で太いなどと言った脚部体型の成人女性は未だ多いと思われる。
#そもそも,「美しい脚線美」ってなんですか? −−−−−−−− (*1)「06.03.04」参照. |
++ 06.04.07 (fri) ++ 大学院への入学・進学者との対面式で,今年もあのお言葉を紹介しておきました。(*1) 「盆と正月と生きるために必要なことをする以外は研究をしなさい。」 もちろん,入学者全てが研究者になるわけではないので,この限りではないということは分かっています。 けれども,少なくとも自分が何のために生きていて,そのために何をしなければいけないかは考えて欲しいものです。 せっかく生かされているのだから,自覚的に生きて欲しいと思います。 −−−−−−−− (*1)「05.06.15」参照. |
++ 06.04.08 (sat) ++ 基本的には論文の査読はボランティアなんですが,査読をする勢いを付けるために聞くCD代くらい出して欲しいです。 |
++ 06.04.09 (sun) ++ (This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.) そういえば,以前,後輩に 「査読が大変」 と愚痴ったら, 「査読をされてるんですか?えらいですね。」 みたいなことを言われました…。 一応,これでもプロなんで…(涙)。 |
++ 06.04.10 (mon) ++ 何年たっても英語の論文を読むと眠くなるのは変わりません。 眠気対策として,最近,論文を音読しています(笑)。 個人研究室だから出来る荒技です。 近くに誰かがいたら大迷惑です。 ただ,壁が薄いので,隣の先生にブツブツ言っている声が聞こえているかもしれません。 私は講座主任の部屋に向かって座っているのですが,主任に 「ついに気が触れたか?」 と思われているかもしれません。 |
++ 06.04.11 (tue) ++ 科学はROCKです。 真のROCKに言葉の壁はありません。 今年度中に英語の論文を投稿してみたいと考えています。 #言ってることが矛盾していますが,何か? |
++ 06.04.12 (wed) ++ (This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.) 昨今,しばしば「論文は英語で書け」と言われます。 実際,私の優秀な後輩達はすばらしい論文を量産しています。 でも,私自身に関しては必ずしも英語で書く必要はないと思っています。 なぜなら,英語で書いたからって,ヘボ論文はヘボ論文だからです。 わざわざ世界中に自分のへボさ加減を知らしめるために英語で書く必要はないと思います。 けれども,「そろそろ英語で書いてみようかな」とも思っています。 内容はともかく,最近,徐々に(日本語の)論文が書けるようになってきました。 前から目標としていた雑誌にも投稿中です。 少しずつ,自分なりの目標をクリアしていっています。 そういった中で,次なる目標を考えています。 その1つが,「苦手な英語にでもチャレンジしてみるか」というものです。 優秀な人たちにとっては,なぜそれがチャレンジなのか分からないかもしれません。 けれども,私は,背伸びせず,自分にできることをコツコツやることを楽しんでいます。 #こういう楽しさがあることを考えると,やっぱりアホに生まれて良かったなと思います。 |
++ 06.04.13 (thu) ++ 基本的に,私はピアノの音が好きです。 また,もっとも完成された楽器の1つだとも思っています。 長くピアノをやっていた人(*1)なら誰でもそうだと思いますが,調律とかにも結構うるさい方でした。 調律師の方が家に来る度に「もう少し堅めで」みたいな注文を付けていました。(ラーメンか) 調律師という職業もちょっとあこがれます。 −−−−−−−− (*1)「04.01.31」参照。 |
++ 06.04.14 (fri) ++ 前から気になっていた「The Piano Songs」というコンピレーションCDを1から3まで買いました。 うーん。 確かに,ピアノは入っていますが…。 |
++ 06.04.15 (sat) ++ 先日,条件付きで採択となった論文(*1)を修正し,再投稿しました。 時間のない中で細切れの空き時間を使って修正したため,効率の悪い修正作業でしたが,年度初めは忙しいのでしょうがないでしょう。 ということで,無事採録されることを願っています。 −−−−−−−− (*1)「06.03.26」参照。 |
++ 06.04.16 (sun) ++ うちの講座は呪われているのかもしれません。 足のケガをする人が続いてしまいました。 まず,年明け早々,我が講座のアイドルT頭さんがスキーで骨折。 そして,先日,前主任のM田先生がアキレス腱を断裂。 というわけで,私も気をつけようと思います。 #ちなみに,私の父親は両足のアキレス腱を切った人間です。(バカ) |
++ 06.04.17 (mon) ++ 最近考えたこと。 自分の論文が審査を受ける際は2,3人の査読者がつきます。 ということは,自分が投稿した本数の2,3倍の人数分の査読が行われたことになります。 これを逆に考えると,自分が査読する数の2分の1か,3分の1の数の論文は投稿しないと損だといえます。 |
++ 06.04.18 (tue) ++ 科学研究費補助金の内定者が発表になりました。 私は若手研究(B)に応募しました。(*1) 見事にはずしました。 ちなみに,平成16年度の採択率は30.7%だそうです。 要するに,私は若手研究者の中の上位30%に入れなかったということです。 そう考えると至極納得です(笑)。 やはり私は日本学術振興会様とはご縁がないようです。 #今回はトライできただけでもマシでしょう。 −−−−−−−− (*1)「05.10.20」参照。 |
++ 06.04.19 (wed) ++ (This picture was taken NTT Docomo F900iC.) 紀要論文を書きました。 以前,出版された幼児の形容詞の獲得に関する論文(*1)の第2実験の結果を報告するものです。 今回報告する実験は"null results"で,単体では価値がありません。 ただ,第1実験をモディファイした実験ではあるので,報告しておくことにしました。 幼児を対象とした実験データは貴重だと思うので,データを公表することで他の研究者に貢献できると思います。 ただし,書いた本人としては, 「こんなしょうもないデータを公表すれば私の評価はますます下がる」 といった気分なんですが(笑)。 −−−−−−−− (*1)「藤木ら(2005;読書科学)」です。 |
++ 06.04.20 (thu) ++ 昨日,紀要論文を書いたとお話ししましたが,この紀要,内部で審査されます。 きっちり修正指示が来ました(涙)。 がんばって直します。 |
++ 06.04.21 (fri) ++ 明日から上京します。 今度こそ交通博物館に行こう(*1)と思っていたら…「旧万世橋駅」の見学の予約が取れませんでした。 最終日までいっぱいのようです。 当日券も開館前に並ばないと無理といわれました…。 お上りさんには無理です!(涙) でも,みかち(友人)の公演を見に行くので良しとします。 ということで,土日の更新はお休みします。 −−−−−−−− (*1)「06.03.27」参照。 |
++ 06.04.24 (mon) ++ 今年も発達研究会の班長をします。 発達研究会とは,幼年教育研究施設の山崎晃先生主催の研究会です。 主にドクターコースの学生が班長となり,グループで研究を進めます。 ちなみに,私は参加を初めて6年,班長は4年目になります。 今年は2名の増員を得ることができました。 しかも,班員の所属研究室がバリエーション豊かで喜ばしい限りです。 具体的には,幼児心理学,教育心理学,社会心理学,言語心理学(日本語教育)です。 ちなみに,学年は全員マスター2年生です。 マンパワーは充実したので,あとはリーダーの統率力次第だと思います(汗)。 バランスを考えてサブグループを構成すれば,生産力が上がるはずです。 計画としては,まず,前期中にも実験を2個追加する予定です。 その上で,夏休みあたりを目標に,新たな実験を考えようと思います。 |
++ 06.04.25 (tue) ++ 我が心理学講座では講座の公式行事として新歓パーティを行います。 学部3年生が幹事となり,色々と準備をしてくれます。 そんなわけで,先日,3年生の担当者の方が会費の集金に来ました。 値段は,教員,職員,大学院生,学部生といった単位で決まります。 「またか」という感じなんですが,「職員」料金を適用されそうになりました。 やっぱり,端から見ると助手なんて教員じゃないんでしょうね…。(*1) −−−−−−−− (*1)「06.01.15」も参照。 |
++ 06.04.26 (wed) ++ 作り込まれた音楽を聴くと絵が見えます。 私は音の聞こえる論文を書きたいです。 |
++ 06.04.27 (thu) ++ 私は作り込まれた隙のない曲が好きです。 同様に,隙のない論文を読むと鳥肌が立ちます。 |
++ 06.04.28 (fri) ++ 私のアパートの御隣人は,夜中1時過ぎに爆音で音楽を聴き始めます。 ほぼ毎晩です。 タイマーでもかけているのでしょうか。 爆音なので,何を聞いているのか手に取るように分かります。 先日は,KinkiKidsのデビューアルバムとおぼしきものを聞いておられました(笑)。 B'zの非常に懐かしい曲を熱唱しておられる日もありました(涙)。 #しかも,かなり音痴。 ちなみに,この御隣人は女性です。 |
++ 06.04.29 (sat) ++ 紀要を修正して再提出しました。(*1) 共著者の先生のアドバイスを受け,分析を追加しました。 その結果,目的とは直接関係ないところですが意味のある結果を見いだすことができました。 それにあわせて,考察を拡充しました。 "null results"論文ではなくなったので,少し安心しました。 −−−−−−−− (*1)「06.04.19」「06.04.20」参照。 |
++ 06.04.30 (sun) ++ もっと良い論文が書けるように,PC(Dell Dimension 4500c)用にキーボードを新調しました。 (道具のせいにするのか。) これまで使っていたキーボードはPCの購入時に付いてきたものです。 このキーボードは,耐えられないというほどのものではありません。 しかし,決して良いものでもありません。 私のタッチが悪いのかもしれませんが,所々引っかかりがあります。 また,ドライバのせいかもしれませんが,KeyUpの認識が遅いです。 もしかしたら,使い込んだ結果へたったのかもしれません。 でも,はじめからこんな印象だった気がします。 同じDell付属のキーボードでも,1世代前(Dimension 4100)のヤツの方がまだマシです。 この世代はまだキーボードの下に鉄板が敷いてあって剛性感がありました。 ということで,次のような条件でキーボードを探してみました。 ・メカニカルキーボードであること ・PS/2接続ができること ・テンキーがあること ・Windows KeyやApplication Keyがあること つまり,ごくごくオーソドックスなタイプが良いということです。 テンキーはデータを入力する際に必須です。 Windows Keyなどは,ショートカットを使うときに必要です。 これらの条件を満たすものとして,FILCOの「Majestouch」というヤツを買ってみました。 条件を満たすだけならば,より廉価な「Zero」というヤツでも十分でした。 ただ,この「Majestouch」に使われているキースイッチ「ドイツCherry社のMX tactile feel」が高評価らしいので,こちらにしました。 ということで,これから使ってみます。 満足できなければ,仕事を効率よくこなせるように新たなキーボードに挑戦するかもしれません。 (仕事のせいにするのか。) |