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カタリエヌモノ

** 2016.09の カタリエヌモノ **

 ++ 16.09.01 (thu) ++ 



研究者として名前は売れなくて良い。
でも,恥ずかしくない研究業績は残したい。

 ++ 16.09.05 (mon) ++ 



心理学者として教育学部にいることと,
数学者や物理学者として教育学部にいることとは,
意味することが異なる。

 ++ 16.09.06 (tue) ++ 



論文(*1)が公刊されました。

藤木大介・外尾恵美子・鈴木みどり・服部慎吾 (2016).学校のお知らせを「やさしい日本語」に書き換える方法:外国人児童生徒の保護者にとって了解可能な文章を想定することの効果,読書科学,59(1),87-96.
#「業績一覧」のページからダウンロードできるようにいたしました。

愛知は日本語指導を必要とする外国人児童が日本で最も多い県です。
そして,その子ども達の修学のためには保護者とのコミュニケーションが必要となります。
この論文では,作文研究の知見に基づきつつ,外国人児童の保護者向けに伝わる「お知らせ」を書けるようになるためにはどういう工夫があり得るかを考えています。

ご興味のある方はご覧いただければと思います。

−−−−−−−−
(*)「16.04.14」参照。

 ++ 16.09.07 (wed) ++ 



教育研究関係で自腹を切るのがなぜいやなのかというと,負けた気がするからです。
自分の仕事を低く評価されてるからお金がもらえないんだと感じてしまうからです。
必要な経費としてすら見られていないと思うからです。

 ++ 16.09.08 (thu) ++ 



若者は広い世界を見よ。
私は新しい世界を作る。

 ++ 16.09.13 (tue) ++ 



カメラを買いました。
Panasonic LUMIX DMC-GM5Kです。

条件は,いつもの「鞄に入れておける」に加え,
レンズの資産を生かすため「マイクロフォーサーズであること」でした。

最新機種である必要はないのでネットで安価なモデルを探しました。
おまけ程度ですが電子ファインダーがついているということで,これに決めました。

このセンサーサイズで,レンズ交換式で,このボディサイズなのは驚きです。

 ++ 16.09.14 (wed) ++ 



私にとって造作もないことで,
若い頃から易々とやれてたことが
学生にはどうやっても出来ないことが多々ある
とわかってきた。

 ++ 16.09.15 (thu) ++ 



写真には文法があって,
基本的な構図を知り,
画角,シャッター速度,絞りの変化とその効果が分かっていれば,
伝わる写真になる。

一方で,伝わる写真と芸術作品とは異なる。
私たちが文章を書けることと,
詩や小説を書けることとが異なることと同じ。

 ++ 16.09.20 (tue) ++ 



後ろ盾を持たない人間が
巨大な力と渡り合うのが
格好いい。

 ++ 16.09.21 (wed) ++ 



クラシックなカメラを使っていた頃にはあった楽しみ方で,
デジカメになってからなくなったものは,
フィルムを入れずにただ空撃ちして音を聞いたり,
シャッター幕の動き等を観察したりする,
感触的な楽しみ。

 ++ 16.09.27 (tue) ++ 



申請していた助成金(*1)が不採択でした。

これにより通算成績は1勝32敗(31連敗)となりました。

−−−−−−−−
(*1)「16.05.16」参照。

 ++ 16.09.28 (wed) ++ 



パラリンピックを見ながら思ったこと。

パラリンピックは障害毎に細かくクラス分けがされていることを考えると,
要するにオリンピックはその中のクラスの1つでしかないのではないかということ。

 ++ 16.09.29 (thu) ++ 



パラリンピックを見ながら思ったこと。

障害者が健常者と同じスポーツをする必要はないのではないか。
健常者の状態が「良い」状態で,そこに近づこうとする考えが背後にないのか。

障害者ならではのスポーツをやったら良いのではないか。
(例えば,ゴールボールなんかはオリジナリティがあって純粋に面白い。)

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