くんくん日記
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2006年9月14日(木) なんのための仕事なのか
教員という仕事は天職だと実は思っている。金儲けを離れても、自分が満足するまでやりたいと思うこともある。でも、組織は組織だ。組織に評価されない、そして自分の興味もそこそこ、という研究につき合わされるのはごめんだ。
「バンコク自遊自在6日間」というパッケージツアーの案内が自宅に届いた。
開けてみたら、再来週のバンコク出張の案内だった。ひどい。やる気が失せる。研究費をもらえるわけでもなく、これだけでは論文を書けるほどのものでもなく、この業務に関する大学側の理解もなく、こんな状況で、なんで私が観光客と同じパッケージツアーで出張しなければならないのだ。
しかも、遅い時間までPCに向かって報告書だって書かなければならない。個室じゃない困るのだ。私をこのくそ忙しい時期にバンコクまで6日間も拘束するということを、いったい相手はどのように考えているのだろう。
僕の常識ならビジネスクラスで用意されてもおかしくないほどのものだ。謝金もなければ研究費をもらえるわけでもない。単に使われているだけだ。
これで、自分たちや、他の先生も、こういうパック旅行で出張しているかというと、絶対違うと思う。創る人が一番偉いんだよ。コーディネータは偉くないんだよ。コーディネータがいい思いをするプロジェクトは、もう参加したくない。それなりのおもてなしをするのが当然のことだろう。
憤慨が勢いあまって、夜中の3時でも眠れない。困ったものだ。
2006年9月18日(月) ぴかぴかトイレ
今朝、新聞を読んでいたら「ツキを呼ぶトイレ掃除」という本の広告が目にとまった。別にこの本を読みたいとは思わなかったけれど、トイレを掃除したくなった。
そういえば昨夜の新堂本兄弟でゲストの女の子の誰かが、男の人の部屋に行って一番最初にチェックするのは、という質問に「トイレ」と答えていた。
今日は部屋の掃除をすることにしていたので、トイレはいつもより念入りに掃除した。
なかなか気持ちがよい。夕食を食べに出て帰ってきてもまだ気持ちよさが続いていた。ツキを呼ぶ...というのはあながち間違いでもないらしい。
ほんとに気持ちいいから。トイレ掃除。
2006年9月19日(火) 転機
突然、世界が自分を中心に廻りだした。そう感じた。少しの違いが大きな意味を持つ。向かい風を逆風と感じるのか、清々しいそよ風と感じるのかの違いだ。
この四年ほどのあいだ、ずっと氷河期にいたかのようだ。それでも地道に頑張ってきた。次は自分の時代だ。そして僕は新しいステップを駆け上ることになる。
2006年9月20日(水) クーデターで渡航延期
昨夜タイでクーデターがあった。来週の月曜日から土曜日までバンコクに出張する予定が延期になりそうだ。
あぶないところにはいかないに限る。今回のクーデターは戒厳令とか外出禁止とかいっても、特に騒動が起きることもなく、平穏(?)なクーデターのようである。
でも、出張には相手がいる。いまはその相手の無事を祈るばかりである。
それにしても、滞在中の出来事じゃなくて本当によかった。
2006年9月25日(月) お好み焼きNO1
土曜日に横川(広島の横川です)のロペズというお店でお好み焼きを食べた。焼いている人がなんか外人ぽい顔だし、日本語も発音がおかしいときがあるのは、気のせいかと思っていたら、どうやら彼がロペズさんらしい。
エスニック料理も出てくる、変わったお好み焼きやさん、という程度の認識で行ったのだが、ここのお好み焼きはうまかった。広島に越して約6年。有名無名に関わらず食べてきたけど、だんぜんおいしく感じた。
まず、肉が多い。三枚肉を普通は2,3枚のところが4枚。イカ天か天かすか解らないけれど、これがうまみを増していた。卵はきっちり半熟状態で出され、食べている最中も鉄板の上なのに卵は半熟のままだったのもよかった。
ということで、ロペズ、オススメです。